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*09:38JST 日経平均寄り付き＆為替概況：日経平均は337円安、外部環境悪化で処分売り先行 【日経平均は337円安、外部環境悪化で処分売り先行】 9時35分現在の日経平均株価は、17075.44円（前日比-337.14円）で推移。日経平均は大幅続落でのスタート。下げ幅は300円を超える状況に。NY株式市場が大幅安となったほか、為替市場でも円高反転の動きが強まるなど、外部環境の悪化を嫌気して処分売りの動きが先行する格好に。また、寄り付き前の外資系証券売買動向などから、海外投資家の売り圧力に対する警戒感も強まっているほか、日銀のETF買いに対する期待値も低下など、需給面への懸念も強まる状況に。 セクターでは、証券、鉄鋼、海運が3％超の下落となっている。売買代金上位では、トヨタ<7203>、富士重<7270>、マツダ<7261>など自動車株の軟調さが目立つ。一方で、マーベラス<7844>は逆行高スタートに。本日は4社がIPOとなっているが、各社ともに買い気配のスタートと、短期資金が集中する形になっている。 【ドル・円は117円57銭付近、株安を意識したドル売りが継続】 ドル・円は117円57銭付近で推移。株安を意識してドル・円は2週間ぶりの安値圏で推移している。今日発表された10月の機械受注は予想を下回る減少となったが、株安につながる材料であることから、この指標が発表された後に短期筋などのドル売りが観測された。日経平均株価は300円超の下落になっているが、17000円を維持できれば、株式の大幅安を警戒したリスク回避的な円買いは縮小するとの見方が出ている。 ■今後のポイント ・日経平均株価は300円超の下落、株価反転の兆しは見えず ・10月の機械受注は予想を下回る減少 9時35分時点のドル・円は117円57銭、ユーロ・円は146円79銭、ポンド・円は185円11銭、豪ドル・円は98円30銭付近で推移している。 《KO》