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欧米為替見通し:米国の10月の小売売上高のサプライズに要警戒

2014/11/14 17:18 FISCO
*17:18JST 欧米為替見通し:米国の10月の小売売上高のサプライズに要警戒 本日14日の欧米市場のドル・円は、「消費増税延期、衆院解散総選挙」に関するヘッドラインに警戒しつつ、米国の10月の小売売上高に注目する展開となる。 ドル・円のテクニカル分析では、2007年10月の高値117円95銭処を目指す上昇トレンドが予想される。酒田罫線法では、バイイングクライマックスを示唆する陽線新高値12手を数えており、ドル・円の過去のトレンドパターンでは15手程度での終了に警戒することになる。 17日に発表される日本の7-9月期の国内総生産(GDP)速報値の低迷を受けて、安倍首相が消費増税延期・衆院解散総選挙を決定した場合、「噂で仕掛けて事実で手仕舞え」の相場格言に従い、円売り持ちポジションは手仕舞うべきかもしれない。 11月の第4週のニューヨーク市場は感謝祭で閑散取引となるため、米系ヘッジファンド勢の安倍トレード(日本株買い・円売り)の手仕舞いの可能性に警戒することになる。 米国の10月の小売売上高は、前月比+0.2%と予想されており、9月のネガティブ・サプライズとなった前月比-0.3%からの改善が見込まれている。 米国9月の小売売上高は、前月比-0.1%と予想されており、8月の前月比+0.6%からの悪化が見込まれていたが、前月比-0.3%と予想を下回るネガティブ・サプライズとなった。米国9月の小売売上高がネガティブ・サプライズとなったことで、ドル・円は、107円台から105円台へ、ニューヨーク・ダウも173ドル安を記録した。 本日の米国10月の小売売上高では、9月の低下からの反動でポジティブ・サプライズを警戒する展開となる。 【今日の欧米市場の予定】 17:30 香港・7-9月期域内総生産(前年比予想:+2.0%、4-6月期:+1.8%) 19:00 ユーロ圏・7-9月期域内総生産速報値(前年比予想:+0.7%、4-6月期:+0.8%) 19:00 ユーロ圏・10月消費者物価指数改定値(前年比予想:+0.4%) 22:30 米・10月小売売上高(前月比予想:+0.2%、9月:-0.3%) 22:30 米・10月輸入物価指数(前年比予想:-1.6%、9月:-0.9%) 23:10 ブラード米セントルイス連銀総裁講演(米経済と金融政策) 23:55 米・11月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値(予想:87.5、10月:86.9) 24:00 米・9月企業在庫(前月比予想:+0.2%、8月:+0.2%) 06:00 米FRBのフイッシャー副議長とパウエル理事が討論会参加 《KO》