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欧米為替見通し:ウォール街の危険人物ランク

2014/8/8 17:28 FISCO
*17:28JST 欧米為替見通し:ウォール街の危険人物ランク 本日8日の欧米市場のドル・円は、地政学的リスク(ウクライナ、中東)回避の円買いで軟調推移が予想される。 ドル・円のテクニカル分析は、「三角保ち合い」の上放れが「ダマシ」となる可能性が高まっていることで、放れに就くスタンスに戻ることになる。 ウォール街が警戒していたリスク要因は、1位が米国連邦準備理事会(FRB)の金融政策、2位が中東情勢、3位がウクライナ情勢だった。すなわち、ウォール街は、ニューヨーク・ダウが反落するリスク要因として、1位にイエレンFRB議長、3位にプーチン露大統領を要注意人物と見なしていたことになる。 しかし、オバマ米大統領がイラクのイスラム過激派に対して限定的な空爆を承認したことで、2位の中東リスクでの危険人物がオバマ米大統領だったことが浮上してきた。 ウクライナ情勢での最悪のシナリオは、ウクライナ国境に集結している約45000人のロシア軍が、ウクライナ東部の平和維持を大義名分にして侵攻し、ウクライナ政府軍(約70000人)、あるいは北大西洋条約機構(NATO)と戦闘状態に入ることである。 イラク情勢の最悪のシナリオは、米国が空爆から地上戦に巻き込まれて、米国の中東からの撤退シナリオが逆戻りする可能性、シリアやパレスチナでの紛争と連結して、中東での紛争が拡大する可能性などが警戒される。 【今日の欧米市場の予定】 21:30 米・4-6月期非農業部門労働生産性速報値(前期比年率予想:+1.6%、1-3月期:-3.2%) 21:30 カナダ・7月失業率(予想:7.1%、6月:7.1%) 21:30 カナダ・7月雇用者数増減(予想:+2万人、6月:-0.94万人) 23:00 米・6月卸売在庫(前月比予想:+0.7%、5月:+0.5%) 《KO》