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*10:37JST サッカーＷ杯、中国の地下賭博市場への流入金額は1000億元以上 サッカーＷ杯で中国ではサッカーくじが大幅に収益を伸ばす中、地下賭博も盛り上がっているようだ。 一部専門家によると、決勝1週間の間に、地下賭博と非合法ネット賭博に流入した金額は1000億元（約1兆6,500億円）を上回るという。中国の公的なデータでは、ネット賭博に流出する資金は年間1兆元、合法サッカーくじの実に15倍である。 中国当局の認可を得た会社の販売ペースは前大会の倍以上に上り50億元に達したもよう。ワールドカップ全体では、100億元を上回ることが見込まれている。 優勝予想国のオッズは、フランス、ドイツ、ブラジルが人気を集めており、2倍を切っている。 一方、中国メディア報道によると、ネット上で販売されているオッズはブラジルが2.3倍と公的に販売されているサッカーくじを大きく上回っている。 これらネット販売業者は、海外のサッカーくじ業者の販売代理店を名乗っているが真偽のほどは確かではないようだ。 中国は世界で最もネット管理の厳しい国のひとつで、数十万人に及ぶネット警察が対応に当たっているが、その対象は主に政治的な言動である。無数の情報が日々ウェイボーなどを通じてやりとりされるため、人手が足りず、地下賭博や薬物、性風俗犯罪などに回せるリソースはないのが現状だ。 《TM》