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NYの視点:米FOMCの早期利上げ観測が強まる
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*07:04JST NYの視点:米FOMCの早期利上げ観測が強まる 米国労働省が発表した6月の米雇用統計を受けて、連邦公開市場委員会(FOMC)が予想よりはやく利上げに転じるとの見方が強まった。定評のあるエコノミストがハト派色を緩和させ、FOMCによる最初の利上げの時期を2016年の1-3月期から2015年の7-9月期に前倒ししたことが市場の話題となり、ドルの支援材料となっている。同エコノミストは政策金利であるFF金利誘導目標が緩やかに上昇し2018年までに4%となると予想。大半のエコノミスト予想に一致しているが、同エコノミストが最初の利上げの時期を前倒ししたのは危機以降初めてであることに注目が集まっているようだ。 理由としては以下が挙げられている。 ・著しく弱かった1-3月期の国内総生産(GDP)にもかかわらず、米国経済がトレンドを上回るペースで成長を加速する。 ・現在の活動指数は健全な3.5%で伸びている。 ・6月活動指数の大幅な伸びは、異例な厳冬による歪みがすでに改善されていることを示す。 ・労働市場での成長の加速が特に目立つ。失業率は予想より速いペースで低下を継続している。労働参加者は昨年12月から変化がないことから、失業率の低下は速やかな雇用増加という「健全な要因」と見られている。 ・過去2か月間のインフレ指数も予想外に上昇した。 ・金融状況は一段と緩和された。米国債券利回りは依然低く、株式相場も続伸している。 一方で、健全な伸びにも関わらず、FOMCがあと1年間ゼロ金利を維持する理由は以下になる。 ・U6(不完全雇用率)は12.1%で、正常水準を依然2%上回っている。 ・最近の上昇にも関わらず、インフレは緩やかに上昇を続ける。 短期金融市場は、来年6月までのFF金利誘導目標の少なくとも0.25%の利上げを52%の確率で織り込んだ。先月末は40%だった。今週はコチャラコタ米ミネアポリス地区連銀総裁(投票権有)、ラッカー米リッチモンド地区連銀総裁(投票権なし)の講演(8日)、連邦準備制度理事会(FRB)が公表する6月開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録(9日)、フィッシャー米FRB副議長、ジョージ米カンザスシティー地区連銀総裁(投票権なし)の講演(10日)、ロックハート・アトランタ連銀総裁(投票権なし)、エバンス・シカゴ連銀総裁(投票権なし)の講演(11日)で、今後の金融政策を見極めることになる。 《KO》
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