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*15:39JST 日経平均は4日続落、日銀総裁発言を受けた円高で後場急落も 日経平均は4日続落。9日の米国市場でNYダウが小幅な下落にとどまったことや、寄り付き前に発表された機械受注が市場予想を上回ったことを受け、日経平均は買い先行でスタートした。寄り付き後はマイナスに転じる場面もあったが、短期的なリバウンドを狙う動きもあり、プラスに切り返すと一時20200円台を回復した。後場に入り一段高となっていたが、黒田日本銀行総裁の発言を受けて為替相場が1ドル＝122円台まで急速に円高へ振れると、日経平均は一時20000円近くまで急落した。 大引けの日経平均は前日比49.94円安の20046.36円となった。東証1部の売買高は25億3522万株、売買代金は2兆9411億円だった。業種別では、海運業、陸運業、空運業が下落率上位だった。一方、鉱業、非鉄金属、電気・ガス業が上昇率上位だった。 個別では、三菱ＵＦＪ<8306>、みずほ<8411>、トヨタ自<7203>、三井住友<8316>、ソフトバンク<9984>などが軟調。村田製<6981>は2％超の下げ。また、ミサワ<3169>、ＴＯＫＡＩＨＤ<3167>、シークス<7613>などが東証1部下落率上位となった。一方、東電力<9501>、三井不<8801>、ソニー<6758>、ＮＴＴ<9432>、ファーストリテ<9983>などが堅調。ＫＤＤＩ<9433>は3％超の上昇に。また、丹青社<9743>、シーイーシー<9692>、ＧＭＯＰＧ<3769>などが東証1部上昇率上位となった。 《HK》