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日経平均は大幅反発、自律反発を配当絡みの買いが後押し

2019/3/26 12:14 FISCO
*12:14JST 日経平均は大幅反発、自律反発を配当絡みの買いが後押し  日経平均は大幅反発。385.49円高の21362.60円(出来高概算7億4000万株)で前場の取引を終えている。  週明け25日の米株式市場でNYダウは14ドル高と小幅反発。世界経済の減速懸念からアジア・欧州株がほぼ全面安となり、NYダウも130ドル安となる場面があったが、前週末22日に460ドル安と大きく値を下げていただけに押し目買いが入った。やはり前日に650円安と急落した日経平均も自律反発が期待され、本日は197円高からスタートすると上げ幅を広げる展開。3月期末の権利付き最終売買日とあって、配当取りの買いや配当再投資に絡んだ思惑からの買いも入り、前引けにかけて一時21393.32円(416.21円高)まで上昇した。東証1部の値上がり銘柄は全体の9割強となっている。  個別では、任天堂<7974>が売買代金トップで5%の上昇。海外メディアが家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の新モデル2種を今夏にも発表すると報じ、買い材料視された。エーザイ<4523>は3日ぶりに取引時間中に売買成立し、4%高と急反発。サイバー<4751>も9%高と急伸したが、米アップルの動画配信参入が刺激材料となったようだ。その他売買代金上位もソニー<6758>、トヨタ自<7203>、キーエンス<6861>、武田薬<4502>など全般堅調。また、業務提携に関するリリースが材料視されたマネパG<8732>が急伸し、東証1部上昇率トップとなった。一方、日経平均寄与度の大きいソフトバンクG<9984>やファーストリテ<9983>は小安い。ZOZO<3092>も利益確定売り優勢。業績上方修正を発表したセ硝子<4044>は市場の期待に届かず売られ、ジャムコ<7408>は国土交通省による立ち入り検査が嫌気された。セクターでは、全33業種がプラスとなり、その他製品、陸運業、金属製品、医薬品、鉱業などが上昇率上位だった。  前日の日経平均の下落率はおよそ3%と、主要国の株価指数のなかでも特に下げが目立った。米国株がひとまず下げ渋ったことで、本日は自律反発の流れとなっている。市場では配当再投資に絡んで6000億円超の買い需要が発生するとの見方も広がっており、日経平均の戻りを後押ししているようだ。任天堂が新型「スイッチ」に関する報道から活況を見せているほか、新興市場ではマザーズ指数が1.5%超の上昇で前場を折り返しており、個人投資家のマインドも上向いていることが窺える。  ただ、世界経済の減速懸念からNYダウや中国・上海総合指数の戻りは鈍く、海外株の動向を見極めたいとの思惑も徐々に強まりそうだ。米国では26日に2月住宅着工件数、27日に1月貿易収支などの発表が予定されているほか、週後半には米中の閣僚級協議が控えている。日経平均の日足チャートでは、21400円台に5日移動平均線や25日移動平均線が位置しており、この水準が目先の戻りめどとして意識される可能性がある。(小林大純) 《AK》
関連銘柄 13件
3092 東証プライム
4,619
9/4 15:00
+85(1.87%)
時価総額 1,439,484百万円
国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営。LINEヤフー傘下。ファッションメディア「WEAR」の運営等も。配当性向70%目安。ZOZOTOWN事業では取扱アイテム、ブランドの拡充図る。 記:2024/06/09
4044 東証プライム
3,445
9/4 15:00
-105(-2.96%)
時価総額 89,570百万円
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4502 東証プライム
4,333
9/4 15:00
-65(-1.48%)
時価総額 6,855,998百万円
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4523 東証プライム
5,989
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時価総額 1,776,140百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
4751 東証プライム
1,036.5
9/4 15:00
-29.5(-2.77%)
時価総額 524,390百万円
インターネット広告事業が主力。運用型広告で国内首位。検索連動型広告に強み。ABEMA等のメディア事業、ゲーム事業、投資育成事業等も手掛ける。ABEMAはスポーツコンテンツの拡充、マネタイズを強化。 記:2024/08/26
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6861 東証プライム
67,650
9/4 15:00
-2,220(-3.18%)
時価総額 16,453,021百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7408 東証プライム
1,341
9/4 15:00
-62(-4.42%)
時価総額 36,025百万円
航空機内装設備メーカー。ギャレーやラバトリー等の内装品、航空機シートや空調用機器、エンジン部品も提供する。ギャレーとラバトリーで世界的。主力の内装品が受注堅調。赤字のシートは受注凍結。財務体質を改善へ。 記:2024/07/26
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
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8732 東証スタンダード
224
9/4 15:00
-13(-5.49%)
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外国為替証拠金取引大手。業界初となる5通貨ペアでのスプレッド0.0銭(売買同値)の提示を標準化。CFD取引やシステム開発業務等も。総口座数は37万口座超。配当性向50%目途。不採算事業の見直し推進。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
45,740
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-1,240(-2.64%)
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9984 東証プライム
7,781
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-652(-7.73%)
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