マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
5/24 19:55:51
15,596,978
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

日経平均は小幅反発、後場は日銀決定会合の結果にも関心

2019/1/23 12:12 FISCO
*12:12JST 日経平均は小幅反発、後場は日銀決定会合の結果にも関心  日経平均は小幅反発。8.63円高の20631.54円(出来高概算5億7000万株)で前場の取引を終えている。  連休明け22日の米株式市場でNYダウは301ドル安と5日ぶりに反落。世界経済の減速懸念が改めて広がった。また、今週予定されていた米中貿易協議が知的財産権を巡る意見の相違で取り消されたことが報じられると、下げ幅を拡大する展開となった。本日の東京市場でもこうした流れを引き継ぎ、日経平均は169円安からスタートしたが、寄り付き直後を安値に下げ渋った。25日移動平均線水準で日経平均先物に断続的な買いが入ったほか、為替相場が再び1ドル=109円台後半まで円安方向に振れたことも支援材料となった。前場中ごろを過ぎるとプラスに転じ、20675.66円(52.75円高)まで上昇する場面があった。東証1部の値上がり銘柄は全体の3割ほどで、値下がり銘柄は6割を超えた。  個別では、ソフトバンクG<9984>が売買代金トップで2%超の上昇。足元で証券各社のカバレッジ再開が相次いでおり、また本日は傘下の投資ファンドが米新興企業に1億ドル出資するなどと報じられている。任天堂<7974>、ソニー<6758>、メガバンク株などは小じっかり。前日に決算発表した東製鉄<5423>も買われた。また、台湾・中国企業との資本提携交渉が伝わったJDI<6740>が急伸し、クボテック<7709>などとともに東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、武田薬<4502>、トヨタ自<7203>、ファーストリテ<9983>などは小安い。ZOZO<3092>は前日からの売りが続き4%安。また、調達部品の不具合で群馬製作所の稼働停止と伝わったSUBARU<7270>は6%近く下落し、東証1部下落率上位に顔を出した。セクターでは、情報・通信業、精密機器、銀行業などが上昇率上位。反面、石油・石炭製品、ゴム製品、鉱業などが下落率上位だった。内需・ディフェンシブセクターでも利益確定の動きが見られる。  日経平均は朝安後に下げ渋り、底堅さを見せた。ただ、ソフトバンクG1銘柄で約24円の押し上げ要因となっており、東証1部全体としては値下がり銘柄の方が多い。世界経済の減速懸念や米中貿易協議の難航などを背景に、相場全体の地合いが強いとは言いづらいところだ。ジャスダック上場で産業用ロボットに使用される精密減速機を手掛けるハーモニック<6324>は2018年10-12月期の受注が大幅に減ったと発表。目先の減速懸念は織り込み済みだっただけに、17日に業績下方修正を発表した日本電産<6594>と同様、売り一巡後に下げ渋る展開となったが、積極的に上値を追える状況ではないだろう。  なお、午後にも日銀の金融政策決定会合の結果が伝わるとみられる。市場では上場投資信託(ETF)買い入れ比率見直しの思惑が広がっており、このところのファーストリテの弱い値動きなどはこうした思惑を反映したもののようだ。結果発表を受けて、株価指数への寄与度の大きい銘柄を中心に動きが出てくる可能性がある。(小林大純) 《AK》
関連銘柄 13件
3092 東証プライム
4,619
9/4 15:00
+85(1.87%)
時価総額 1,439,484百万円
国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営。LINEヤフー傘下。ファッションメディア「WEAR」の運営等も。配当性向70%目安。ZOZOTOWN事業では取扱アイテム、ブランドの拡充図る。 記:2024/06/09
4502 東証プライム
4,333
9/4 15:00
-65(-1.48%)
時価総額 6,855,998百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
5423 東証プライム
1,938
9/4 15:00
-62(-3.1%)
時価総額 213,304百万円
国内最大手の電炉メーカー。1934年設立。主力製品のH形鋼は国内生産量トップ。電炉でコイル・厚板を生産できるのは同社のみ。無借金経営。引き続きコスト低減に取り組む。グリーン鋼材「ほぼゼロ」は好評。 記:2024/08/05
3,385
9/4 15:00
-90(-2.59%)
時価総額 326,026百万円
減速機メーカー。小型精密減速機で世界トップシェア。NASAの火星探査車などで採用実績。回転系アクチュエータ、モータなども手掛ける。先進医療用途は需要拡大。配当性向30%目処。27.3期売上900億円目標。 記:2024/07/26
6594 東証プライム
5,878
9/4 15:00
-140(-2.33%)
時価総額 7,009,921百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6740 東証プライム
23
9/4 15:00
-2(-8%)
時価総額 89,249百万円
ディスプレイデバイスメーカー。自動車用ディスプレイの車載向けが主力。スマートウォッチやVR機器等の民生機器用ディスプレイ、医療用モニター等も手掛ける。超高輝度1600nitsノートPC用eLEAPを開発。 記:2024/04/30
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7270 東証プライム
2,625.5
9/4 15:00
-147(-5.3%)
時価総額 2,019,472百万円
自動車中堅。販売台数の7割超が北米向け。トヨタと資本業務提携。運転支援システム「アイサイト」等が特徴。自動車事業部門は好調。売上台数は2桁増。国内は足踏みだが、海外が伸びる。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/14
7709 東証スタンダード
201
9/4 15:00
-6(-2.9%)
時価総額 2,780百万円
画像処理外観検査装置を製造・販売。CAD/CAMソフトやネットワーク機器、高画像映像伝送システム等も。米国でも事業展開。画像処理外観検査装置、米国において3Dソリューションシステム製品の拡販を図る。 記:2024/04/30
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17