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日経平均は続落、中国貿易収支で売り仕掛けも自動車再編評価など地合いは悪くない

2016/10/13 12:05 FISCO
*12:05JST 日経平均は続落、中国貿易収支で売り仕掛けも自動車再編評価など地合いは悪くない  日経平均は続落。65.74円安の16774.26円(出来高概算8億1000万株)で前場の取引を終えている。米FOMC議事録では9月の利上げ据え置きが僅差で決まったことが示されており、12月の利上げ観測が強まっている。円相場は1ドル104円台前半での推移、シカゴ日経225先物清算値は大阪比75円高の16965円となるなか、買い先行で始まった。  また、トヨタ自<7203>とスズキ<7269>による提携報道が伝えられており、自動車業界再編機運の高まりのほか、「プレイステーションVR」を発売したソニー<6758>は反発で年初来高値を更新するなか、日経平均は一時16974.25円まで上げ幅を拡大させる場面もみられた。  しかし、17000円接近では上値の重さが意識されており、その後はこう着感の強い相場展開となった。そんななか、中国の貿易収支の弱い結果が伝わると、急速に上げ幅を縮める展開となり、為替相場が円高に転じるなか、日経平均は下げに転じている。東証1部の騰落銘柄は、若干値上がり数が上回っているが、値上がり値下がり数はほぼ拮抗。規模別指数は大型、中型株指数が下げに転じている。セクターでは鉄鋼、パルプ紙、海運、精密機器、鉱業の弱さが目立つ。  日経平均は自動車株などに支えられる格好から17000円近辺での攻防が続くとみられていたが、17000円接近での上値の重さが意識されるなか、中国の貿易収支の弱い結果をきっかけに下げに転じている。ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>など指数インパクトの大きい値がさの一角が弱含みとなっており、後場は手掛けづらい展開になりそうだ。マイナスに転じたことから日銀のETF買入れへの思惑が下支えとなろうが、再び17000円を意識した展開は期待しづらいところか。  もっとも、自動車株やソニーなどは底堅い値動きをみせており、地合いはそれ程悪くなさそうである。ファーストリテは決算を控えているため反転は厳しいだろうが、日経平均は支持線として意識されている25日線に接近していることもあり、押し目拾いのスタンスを意識しておきたい。(村瀬智一) 《AK》
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