マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
7/4 3:49:38
15,879,032
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

日経平均は反落、ポケモノミクス関連やディープラーニング、AI、VR等の循環物色

2016/8/18 12:22 FISCO
*12:22JST 日経平均は反落、ポケモノミクス関連やディープラーニング、AI、VR等の循環物色  日経平均は反落。31.03円安の16714.61円(出来高概算8億1000万株)で前場の取引を終えている。17日の米国市場は、小売決算が嫌気されて売りが先行したが、FOMC議事録の公表を受けて、緩やかな上昇に転じている。しかし、シカゴ日経225先物清算値は大阪比90円安の16660円となり、これにさや寄せする格好。  また、円相場は1ドル99円台へと円高に振れて推移していたほか、指数インパクトの大きいソフトバンクグ<9984>は、自己株式の取得が終了したことから売り仕掛け的な動きとなり、日経平均の重しとなった。これにより日経平均は寄付き直後に一時16560.20円まで下げる場面もみられた。ただし、その後は下げ幅を縮めてきており、前引けにかけて16700円を回復してきている。  セクターではパルプ紙、鉱業、保険、銀行、その他製品がしっかり。半面、医薬品、電力ガス、情報通信、空運が冴えない。東証1部の騰落銘柄は値下がり数が過半数を占めている。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、東エレク<8035>が日経平均を下支えしている。  日経平均は売り一巡後は下げ幅を縮めており、5日線と25日線とのレンジ内での推移をみせている。想定されていた値動きではあるが、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>がプラス圏を回復するなど、日銀のETF買い入れに対する思惑も強そうである。また、任天堂<7974>が強い動きをみせており、ディーエヌエー<2432>、ミツミ<6767>などの関連銘柄への物色にも波及している。  TOPIXの前引けの下落率は0.38%となり、日銀のETF買い入れが意識されやすいところである。もっとも、ETF買いが入らなかったとしても過度に嫌気することにはならないだろう。お盆休み明けにも再開される可能性もあり、日柄的にも、いつ入ってもおかしくない状況のなか、売り込みづらさはあるだろう。  その他、物色の流れとしては、インデックスに絡んだ売買の他は、来月にも「ポケモンGOプラス」の発売を控えており、ポケモノミクス関連の一角。また、米インテルのフォーラムを受けて、ディープラーニング、AI、VRのほか、ZMPのフォーラムを控えた自動運転車、さらにフィンテック等のテーマ株の循環が続きそうだ。(村瀬 智一) 《AK》
関連銘柄 7件
2432 東証プライム
1,685
9/4 15:00
-16(-0.94%)
時価総額 219,406百万円
ゲームの自社開発・運営、協業タイトル等を手掛けるゲーム事業、「Pococha」等のライブストリーミング事業が柱。横浜DeNAベイスターズを傘下に持つ。ライブストリーミング、スポーツ事業等で成長投資行う。 記:2024/08/02
6767 東証1部
636
1/23 15:00
-19(-2.9%)
時価総額 55,649百万円
半導体デバイス、カメラモジュールなどの光デバイスのほか、機構部品、高周波部品などを扱う。車載、ヘルスケア市場に注力。3月に予定していたミネベアとの経営統合が前倒しとなり、1月24日をもって上場廃止。 記:2017/02/28
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17