マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
7/10 13:18:19
16,229,526
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

ソフトバンクグ効果、個人主体の中小型株物色を活発にさせる

2016/2/17 12:14 FISCO
*12:14JST ソフトバンクグ効果、個人主体の中小型株物色を活発にさせる  日経平均は小幅反落。26.17円安の16028.26円(出来高概算13億株)で前場の取引を終えている。祝日明けの米国市場は、全面高でNYダウは200ドルを超える上昇となったが、欧州市場は軒並み下げていたほか、シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円安の15930円だったこともあり、小反落で始まった。しかし、前日にストップ高をつけたソフトバンクグ<9984>が本日も強い値動きをみせており、日経平均をけん引する格好からプラスに転じると、前場半ばには一時16200円を回復する場面もみられた。  ただ、原油相場の先安感が根強い中で資源関連の弱さが目立っているほか、円相場がやや円高に振れて推移するなかで、強弱感も対立しやすく、その後は16000円を挟んでのこう着が続いている。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。一方で、規模別指数では大型、中型が下げ、小型株指数のみがプラス。セクターでは情報通信、海運、空運、電気機器が堅調な半面、鉱業、石油石炭、医薬品、保険が冴えない。  日経平均は16000円を挟んでのこう着をみせている。一時16200円を回復する場面もみられたが、原油先安感から資源株が弱いほか、ファーストリテ<9983>が続落となっており、日経平均の重しになっている。もっとも、週初の4ケタ上昇に対する利益確定が出やすいことからみれば、相当底堅いと感じられる。ソフトバンクグ<9984>が利食いをこなしながらも大幅に上昇しており、市場全体のセンチメントを明るくさせている。日経平均はこう着ながらも、東証2部やマザーズ市場、JASDAQ平均はプラス圏で推移するなど、個人主体の売買を活発にさせている。  ソフトバンクグ<9984>効果が中小型株への物色を活発化させているが、例えば、さくら<3778>がもち合いを上放れ、高値を窺う展開をみせてきている。これがフィンテック、ビットコイン、ブロックチェーンといったテーマ物色に波及してくるようだと、センチメントは相当明るくなるだろう。(村瀬 智一) 《AK》
関連銘柄 3件
3778 東証プライム
3,765
9/4 15:00
-250(-6.23%)
時価総額 141,643百万円
データーセンター運営会社。国内有数規模のデータセンターを自社所有。双日の持分法適用会社。クラウドインフラストラクチャーサービスは成長。24年1月から生成AI向けGPUクラウドサービスの提供を開始。 記:2024/06/07
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17