マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
7/16 17:49:31
17,685,997
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

高値圏での底堅い値動きだが、中核的な銘柄の出現が必要

2015/8/17 12:12 FISCO
*12:14JST 高値圏での底堅い値動きだが、中核的な銘柄の出現が必要  日経平均は反発。70.81円高の20590.26円(出来高概算7億9000万株)で前場の取引を終えた。14日の米国市場では、予想を上回る経済指標が好感され、NYダウ、ナスダックともに上昇。シカゴ日経225先物清算値は大阪比75円高の20585円だったこともあり、これにさや寄せする展開に。また、2015年4-6月期の国内総生産(GDP)速報値が発表され、前期比年率1.6%減と、市場予想1.8-1.9%減ほど悪くなかったほか、3四半期ぶりのマイナス成長により日銀の追加緩和期待につながっている。  ただし、中国の動向なども見極めたいとするムードも強く、その後は20600円を挟んでのこう着に。セクターでは保険、その他製品、ゴム製品、繊維、食料品、医薬品、ガラス土石、電力ガス、陸運などが堅調。一方で、石油石炭、鉱業、不動産、情報通信、パルプ紙、その他金融などが小安い。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1000を超えており、全体の過半数を占めている。規模別指数では大型、中型、小型株指数ともに上昇。  日経平均は20600円を挟んでの底堅い値動きをみせている。ただし、KDDI<9433>、ソフトバンクグ<9984>が冴えないほか、追加の緩和期待があるものの、先週末に強い値動きをみせていた不動産は利益確定の流れが優勢であり、手掛けづらさはある。また、ミクシィ<2121>が6%超の下落となっていることも、個人主体の売買を慎重にさせている面がある。  中国人民銀行は人民元基準値を2日連続で引き上げており、中国については落ち着きが見られてきている。ただし、上海指数は4000pt接近で上値の重さが意識されており、再び調整を強めてくるようだと、波乱含みの相場展開に向かわせやすいだろう。ラオックス<8202>は高値圏でのこう着。材料株とはいえ、中核的な銘柄の出現がないと、こう着ムードは払拭できない。(村瀬智一) 《AK》
関連銘柄 4件
2121 東証プライム
2,813
9/4 15:00
-9(-0.32%)
時価総額 220,064百万円
「モンスターストライク」が主力のスマホゲームが収益の柱。写真共有アプリやSNSの運営も。24.3期3Q累計は前期に大型IPとのコラボがあった「モンスト」の反動減が痛手に。育成中のスポーツ事業は赤字幅縮小。 記:2024/04/12
8202 東証スタンダード
198
9/4 15:00
-4(-1.98%)
時価総額 18,480百万円
ギフトソリューション事業、免税店などのリテール事業が柱。ギフト販売のシャディ、バーニーズジャパンなどを傘下に持つ。カジュアルギフトマーケットに積極参入。リテール事業はハイエンド商品の販売力を強化。 記:2024/06/17
9433 東証プライム
4,822
9/4 15:00
-158(-3.17%)
時価総額 11,110,756百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17