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シグナル悪化、値ごろ感だけでは参加しづらい

2015/8/12 12:09 FISCO
*12:10JST シグナル悪化、値ごろ感だけでは参加しづらい  日経平均は大幅に下落。225.35円安の20495.40円(出来高概算12億8000万株)で前場の取引を終えた。11日の米国市場では中国が人民元の対ドル相場を予想外に切り下げたことで市場が混乱し、NYダウは前日の上昇分を帳消しとする200ドル超の下落となった。シカゴ日経225先物清算値が20620円となる中、朝方はこれにさや寄せする格好から売りが先行した。  その後は下値の堅さが意識されるなか、一時20700円を回復する局面もみられた。しかし、中国人民銀行は12日、この日の人民元レートの基準値を1ドル6.3303元と発表。前日に比べて1.62%の元安ドル高水準であり、連日の大幅切り下げが嫌気され、先物市場では一気に20500円を下回る急落となった。  東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1300を超えており、全体の7割を占めている。セクターでは、鉱業、鉄鋼、非鉄金属、証券、輸送用機器、化学、電気機器、石油石炭などが冴えない。  日経平均は5日線レベルの攻防から、一気に25日線を割り込むなど、中国人民元の連日の切り下げを背景に、波乱の展開となっている。NTT<9432>、ソフトバンクグ<9984>辺りが堅調に推移しているが、下支え効果は限られている。上海市場は小動きで推移しており、下げ幅を広げてくるようだと、不安感が一段と強まる可能性がある。  また、楽観視はしづらいものの、日経平均は一先ず25日線までの調整を経ており、リバウンドを意識したい水準ではある。テクニカル面ではパラボリック、MACDが陰転シグナルを発生してきている。テクニカル面でも弱いシグナルが出てきており、値ごろ感だけでは参加しづらいだろう。(村瀬智一) 《AK》
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