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出遅れセクターの見直し若しくはショートカバーの動き

2015/8/5 12:12 FISCO
*12:12JST 出遅れセクターの見直し若しくはショートカバーの動き  日経平均は大幅に反発。162.30円高の20682.66円(出来高概算13億4000万株)で前場の取引を終えている。米株安のほか、ファーストリテ<9983>の既存店売上高、トヨタ自<7203>の決算が嫌気されるなか、日経平均は20500円を割り込んで始まった。  ただ、その後は底堅さが意識される中、ソフトバンクグ<9984>、ファナック<6954>の強い動きが下支えとなった。さらに不動産株が全面高となったことが、相場のムードを明るくさせている。前場半ば辺りから動意が強まる格好となり、先物市場では現物の取引終了後に20700円まで上げ幅を拡大させている。  セクターでは、不動産のほか金属、精密、非鉄、海運、建設、鉄鋼、鉱業、機械などが強い動き。一方、ファーストリテの影響から小売が下落率トップ。輸送用機器、石油石炭、水産農林が小安い。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が全体の6割を占めている。  相対的に出遅れているセクターに対する見直し、若しくはショートカバーとみられる流れが強まったようである。不動産はドイツ証券によるレポートが手掛かりとなったようだが、三井不<8801>の動きをみても、13年4月以降は高値圏でのもち合いが続いており、相対的な出遅れが意識されていた。決算発表がピークを迎えているなか、全体としては模様眺めムードが強まるとみていたが、出遅れ修正によってサプライズ的な上昇となった。  とはいえ、自動車やハイテクなどの一角は弱く、手放しでは喜べないところでもある。ソフトバンクグ<9984>は3%超の上昇となったが、14年からのボトム水準で推移していたこともあり、ここからの一段の上昇を見極めたいところであろう。(村瀬智一) 《AK》
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