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雇用統計通過後のアク抜けを織り込む展開に

2015/3/6 12:06 FISCO
*12:06JST 雇用統計通過後のアク抜けを織り込む展開に  日経平均は続伸。187.99円高の18939.83円(出来高概算10億2000万株)で前場の取引を終えている。一時18965.86円まで上げ幅を広げるなか、週初につけた高値(18939.17円)を更新してきている。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は5日、量的緩和としての国債買い入れを今月9日に開始すると発表。これを受けた欧州市場は軒並み上昇し、米国市場も連れ高に。シカゴ日経225先物清算値は大阪比95円高の18855円となり、これにサヤ寄せする格好からのスタートとなった。その後は米雇用統計を控えた米国市場の動向を見極めたいとする模様眺めが見込まれていたが、インデックスに絡んだ資金流入によって日経平均はじりじりと上げ幅を広げている。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1100を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは、精密機器、医薬品、証券、化学、食料品、ゴム製品、小売などが上昇。半面、鉱業、非鉄金属、パルプ紙、石油石炭、情報通信が小安い。  日経平均は節目の19000円まであと35円程度に迫っている。ただし、ソフトバンク<9984>、ファナック<6954>などがマイナス圏で推移しているため、19000円到達は週末の米雇用統計が通過してからになりそうだ。とはいえ、昨年来高値を更新してきたことにより、主力銘柄へはショートカバーなどの動きも出やすい。一方、主力処へのインデックスに絡んだ資金が中心になっているため、中小型株や材料系の銘柄等は手掛けづらくなる可能性も。  日経平均は昨年来高値を更新し先高感が根強いものの、東証1部の値上がり数は6割程度にとどまっている。東証2部指数の上昇率は0.03%、ジャスダック平均は0.03%下落となっており、選別色が強まりそうである。円相場が1ドル119円台後半とやや円高に振れてきており、主力処にも利益確定の動きが出てくる可能性がある。(村瀬智一) 《FA》
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