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短期筋のショートカバーが中心か、後場はやや慎重にも

2015/1/7 12:05 FISCO
*12:05JST 短期筋のショートカバーが中心か、後場はやや慎重にも  日経平均は反発。91.42円高の16974.61円(出来高概算11億2000万株)で前場の取引を終えた。米株安などを受けて売りが先行。ただし、大阪225先物は16750円スタートとシカゴ先物清算値(16730円)を上回って始まり、その後は切り返しをみせている。前日までの大幅な下げに対する売られ過ぎとの見方から、自律反発狙いの動きに。  東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1000を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは、輸送用機器が上昇率トップ。繊維、ゴム製品、海運、非鉄金属、医薬品、鉄鋼、保険などが堅調。半面、その他金融、銀行、石油石炭、空運、鉱業、陸運などが小安い。  日経平均は寄付きを安値に切り返しており、17000円に接近している。円相場が1ドル119円台を回復してきていることも安心感につながっているようである。また、昨年12月の直近安値に接近しており、12月半ばに空けたマド埋めを完了していることで、いったんは自律反発が意識される水準であろう。  ただし、積極的な上値追いは限られているとみられ、短期筋のショートカバーが中心とも考えられる。節目の17000円を超えられないようだと、戻り待ちの売り圧力が強まる可能性も。また、7日の米国では週末発表される雇用統計の前哨戦となるADP全米雇用報告の発表が控えている。内容次第ではより慎重姿勢が強まる可能性があるため、後場はやや慎重姿勢にもなりやすいか。(村瀬智一) 《FA》