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好業績銘柄への物色が続く

2014/7/29 12:04 FISCO
*12:04JST 好業績銘柄への物色が続く  日経平均は続伸。60.11円高の15589.51円(出来高概算8億8000万株)で前場の取引を終えた。28日の米国市場はまちまちだったが、シカゴ日経225先物がしっかりだったほか、為替市場では円相場が1ドル101円85銭辺りと若干円安で推移していること、さらに日産自<7201>など決算評価の流れにより、買い先行の展開となった。バスケット買い観測も買い安心感につながっている。  買い一巡後はこう着感が強まる状況ではあるが、好業績銘柄への物色が続く中、日経平均は一時15629.92円まで上げ幅を広げる局面をみせている。東証1部の騰落銘柄は、値上がり、値下がりが拮抗。規模別指数では大型株指数の強さが目立つ半面、小型株指数のみがマイナス圏で推移している。セクターでは倉庫運輸、鉱業、情報通信、医薬品、サービス、機械、精密機器などが堅調。一方で、石油石炭、金属製品、その他金融、建設、銀行などが冴えない。  日経平均は直近のもち合いレンジを明確に上放れる格好となった。15600円回復は1月23日以来となる。ボリンジャーバンドでは+2σを突破してきており、過熱感が警戒されやすいところ。決算発表が本格化する中、これを見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすいところ。また、昨日強い値動きをみせていた銀行が一服をみせていることもあり、やや手掛けづらさもありそう。とは言え、インデックスに絡んだ資金が断続的に入っているようであり、全体の底堅さにつながっている。  そのほか、小型株指数はマイナスだが、ジャスダック平均、マザーズ指数など新興市場は堅調。また、燃料電池関連などテーマ株物色も活発など、個人主体による需給は良好である。日経平均は戻り高値水準でのこう着ながらも、好業績銘柄、中小型株、テーマ株などへの関心が集まりやすい。(村瀬智一) 《FA》
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