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*13:51JST 安田倉庫---ハイブリッドローンにより総額150億円の資金を調達 安田倉庫<9324>は24日、ハイブリッドローンによる総額150億円の資金調達について契約を締結したことを発表した。資金調達額のうち60億円については、社会的課題の解決を目的とした「ソーシャルローン」としての資金調達となる。 同社グループは、新たに作成した2022年からの3か年中期経営計画「変わらず、変える。YASDA Next Challenge 2024」において、経営インフラの高度化の一環として規律ある財務運営と成長投資の両立を掲げている。今回、持続可能な企業成長のための資金確保と財務的な健全性の両立を目的として、本ハイブリッドローンによる資金調達の実施を決定した。 本ハイブリッドローンは、利息の繰延、超長期の返済期限、倒産手続き等における劣後性など、負債でありながら資本に類似した性質及び特徴を有しており、日本格付研究所から資金調達額の75％が資本に相当する資本性「高・75％」の認定を受けている。また、今般、ソーシャルローンとして調達する60億円については、「医療機器総合ワンストップサービス」を提供する東雲営業所（東京メディカルロジスティクスセンターI）に関連する過去に拠出した費用に対する既存有利子負債の返済資金として使用する。 《ST》

*17:43JST 安田倉庫---新中期経営計画「変わらず、変える。YASDA Next Challenge 2024」を策定 安田倉庫<9324>は4日、更なる成長に向けた事業体制の構築を目指した「長期ビジョン2030」を実現するための計画として、2022年度から2024年度までの3年間を対象期間とする中期経営計画「変わらず、変える。YASDA Next Challenge 2024」を、新たに策定したことを発表した。 今回策定した新中期経営計画では、最先端テクノロジーと人間力を融合した、「YASDA Value」で多様化する社会と顧客のニーズに応えることを基本方針とし、以下の4点を今後3年間の基本目標（基本戦略）としている。 (1)物流においては、顧客のビジネス環境に合わせた最適なサービス提供と、既存の物流の領域に捉われない新サービスの創造（付加価値の高いサービスの提供に向けたソリューションの強化とネットワークの拡充）。(2)不動産においては、保有不動産の再開発による収益基盤の更なる強化（保有不動産の維持管理と価値向上施策を通じた事業拡大）。(3)経営インフラにおいては、社会環境の変化にも柔軟に対応できるサステナビリティ経営基盤と、確固たる現場力・人間力の確立（「YASDA Value」に磨きをかけるための経営インフラの高度化）。(4)業績目標として、最終年度の2024年度に営業収益650億円、営業利益40億円、経常利益48億円、営業利益率6％の達成。 本中期経営計画の対象期間については、規律ある財務運営を念頭に置きつつ、物流事業に280億円、不動産事業に40億円、DXおよびシステム関連に40億円、合計360億円の投資を計画している。 また、同社は同日、サステナビリティを巡る各種課題に対する取り組み強化を目的として、「サステナビリティ推進室」を業務部内に新設することも発表した。 《ST》

*17:41JST 安田倉庫---3Q四半期純利益16.0%増、物流事業・不動産事業ともに売上高が順調に増加 安田倉庫<9324>は4日、2022年3月期第3四半期（21年4月-12月）連結決算を発表した。営業収益が前年同期比9.5%増の384.10億円、営業利益が同5.3%減の21.99億円、経常利益が同2.5%増の28.88億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同16.0%増の19.47億円となった。 物流事業では、前年度に新設した物流施設の稼働や海上運賃の高騰及び航空輸送の増加等により倉庫保管料、作業料、陸運料及び国際貨物取扱料が増加し、営業収益は前年同期比10.0%増の336.84億円、セグメント利益は同7.1%増の23.88億円となった。 不動産事業では、施工工事の増加や既存施設の稼働率維持により営業収益は前年同期比5.0%増の51.09億円、セグメント利益は同1.4%増の16.28億円となった。 2022年3月期通期の連結業績予想については、営業収益が前期比7.9%増の515億円、営業利益が同11.8%減の29億円、経常利益が同8.3%減の40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.9%減の26億円とする期初計画を据え置いている。 《ST》