2022/1/6
アライドアーキ Research Memo(5):新たなマーケティングニーズに対する支援体制を強化
*15:15JST アライドアーキ Research Memo(5):新たなマーケティングニーズに対する支援体制を強化
■アライドアーキテクツ<6081>の主な活動実績
1. 新会社の設立
2021年4月に、マーケティングDXの実現に必要不可欠なデジタルマーケティング人材を育成し、顧客企業との人材シェリングを行うネクストバッターズサークルを設立した。ソーシャルメディアの普及とともに企業と生活者が直接つながるようになり、コミュニケーションのあり方が大きく変化してきたことに加え、コロナ禍の影響により営業機会が減少した企業や施設、店舗などのマーケティングにおいて、生活者と直接つながることができるSNS活用への注目は高まり続けている。このような環境を踏まえ、SNS活用ノウハウをはじめとするデジタルマーケティングスキルを持つ人材の育成と、業務委託契約の形式により顧客企業との間でシェアリングを行う事業を開始することにより、新規顧客との接点作りからファンとの関係強化までを一気通貫で支援する体制をさらに強化するところに狙いがある。顧客企業にとっては新しい人材との出会い、働く人材にとっても新たな働き方や就労機会、学ぶ環境を得られる点などで双方にメリットの大きな仕組みと言える。
2. 新サービスの開始
(1) 海外SaaS事業
海外子会社Creaditsは、「Craft」による広告クリエイティブの提供に加え、制作に関わるデザイナーの生産性改善を支援する2つの新サービスを開発した。具体的には、2021年5月にクリエイティブ制作のプロジェクト管理ツール「Huddle(ハドル)」、7月には動画クリエイティブの自動編集ツール「Tune(チューン)」をリリースしており、主力サービス「Craft」とのアップセルにより単価向上を目指していく。
(2) ソリューション事業
グループ会社であるファンベースカンパニーとの共同開発により、2つの新サービスを開発した。2021年5月に開始した「ファンベース診断lite(ライト)」は、アンケート調査を通じて「ファン度」や「ファンの声」を簡単に集計・分析でき、自社のファンを手軽に知ることができる定額制のサービスとなっている。また、6月に開始した「ファン道(ファンドウ)」は、ファンと企業の絆を深めるWebサービスであり、ファンベースカンパニーが創業以来100社以上の企業のファンベースプロジェクトに伴走してきたなかで発見した“ファン度が上がっていくのに必要な3つの要素”(企業やブランドのより深い知識を得る/社員とファンが交流する/ファンと企業が特別な体験を共有する)をすべて備え、ワンストップで提供することが可能となっている。
3. 主な導入実績
(1) 「LetroStudio」導入事例の増加
マーケティングDXの進展に加え、展示会・イベントや営業活動などのデジタル化が急速に進んだことで動画コンテンツへの需要が急増する一方、企業における制作費(外注費)や専門人材については制約があるため、その課題解決に向けて「LetroStudio」を導入する事例が増加している。具体的には、SNS公式アカウントなどにおいて「LetroStudio」で自社制作した動画コンテンツを発信し、新規フォロワーを獲得する一方、動画制作に係る外注費を削減することにより投資効果を最大化することが可能となる。最近の実績では、(株)ベルタ(美容健康食品、化粧品)、(株)アイダ設計(不動産業や建設業等)、(株)常陽銀行(地方銀行)、(株)Gaba(マンツーマン専門英会話スクール)、(株)ポプラ社(出版)など、幅広い業種で導入する事例が見られ、この流れはさらに加速していくことが期待される。
(2) ドラッグストアでのサンプリング支援
ドラッグストアでのサンプリングをワンストップで支援するサービス「echoes Couponドラッグストアサンプリング」を2021年1月に開始して以来、導入する大手ドラッグストアが増加している。本サービスは、同社が提供するSNSキャンペーンソリューションと「echoes Coupon」を活用し、SNSサンプリングキャンペーンの実施からドラッグストアでのサンプル配布までをワンストップで支援するものである。メーカー企業は、ドラッグストアで商品を無料引き換えまたは割引購入可能なデジタルクーポンを活用したSNSサンプリングキャンペーンを実施することにより、生活者を店頭誘導することができるため、配送費をかけることなく購買増加に直結するサンプリングキャンペーンを実施することが可能となる。(株)コクミン、サツドラホールディングス<3544>、ココカラファイン、ツルハホールディングス<3391>、(株)キリン堂ホールディングスなどで相次いで導入を進めており、今後の事業拡大に向けて体制が整ってきた。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
《YM》
2021/9/21
サツドラホールディングス、1対3の株式分割および増収増益見通しを発表
*08:50JST サツドラホールディングス、1対3の株式分割および増収増益見通しを発表
サツドラホールディングス<3544>
3連休前の17日大引け後、11月15日現在の株主を対象に1株を3株に分割する株式分割の実施を発表。中国恒大集団の経営破綻懸念を受けて内需銘柄へ関心が向かいやすい地合いが予想されるなか、関心を集めそうだ。また、同時に発表された22年5月期が増収増益の見通しとなったこともポジティブ視されそうだ。
2021/6/23
個別銘柄戦略:ダイセルやエーザイなどに注目
*09:08JST 個別銘柄戦略:ダイセルやエーザイなどに注目
22日の米国市場では、NYダウが68.61ドル高の33945.58、ナスダック総合指数が111.79pt高の14253.27、シカゴ日経225先物が大阪日中比45円高の28795。23日早朝の為替は1ドル=110.60-70円(昨日午後3時は110.49円)。本日の東京市場では、国内のワクチン接種加速を背景にJR東日本<9020>、JR東海<9022>が買われよう。米SOX指数の小幅高から東エレク<8035>やアドバンテスト<6857>など半導体関連株は上値がやや重くなろう。日本郵船<9101>や商船三井<9104>はともに昨日10%高と急騰した反動で利益確定売りにさえない展開を強いられよう。昨日大引け後に好決算を発表したツルハHD<3391>、サツドラホールディングス<3544>、三協立山<5932>、川崎汽船<9107>が買いを集めよう。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げなどが観測されたダイセル<4202>、エーザイ<4523>、富士通<6702>、アルバック<6728>、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>、山九<9065>、日立物流<9086>、三井倉庫HD<9302>、住友倉庫<9303>、上組<9364>などに注目。
《FA》
2021/5/27
出来高変化率ランキング(9時台)~カラダノート、タチエスなどがランクイン
*09:54JST 出来高変化率ランキング(9時台)~カラダノート、タチエスなどがランクイン
※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。
■出来高変化率上位 [5月27日 9:34 現在]
(直近5日平均出来高比較)
銘柄コード 銘柄名 出来高 5日平均出来高 出来高変化率 株価変化率
<4014>* カラダノート 523400 105380 396.68% 10.43%
<7239>* タチエス 370400 92880 298.79% 12.1%
<6694>* ズーム 44800 11320 295.76% 15.46%
<9278>* ブックオフGHD 310400 85720 262.11% -0.3%
<7487>* 小津産業 146300 46880 212.07% -1.92%
<6946>* 日アビオ 113400 37360 203.53% 22.02%
<2698>* キャンドゥ 327700 116800 180.57% -0.58%
<6254>* 野村マイクロ 476100 175460 171.34% 7.08%
<2792>* ハニーズHD 694200 258080 168.99% 0%
<2462>* ライク 237900 89520 165.75% -5.76%
<4825>* WNIウェザー 54000 20760 160.12% -2.05%
<9765>* オオバ 131300 53460 145.6% -2.3%
<3139>* ラクトJPN 83400 34240 143.57% -0.37%
<1377>* サカタのタネ 720600 298140 141.7% -0.54%
<7888>* 三光合成 345900 143520 141.01% -0.48%
<4556>* カイノス 2680000 1259660 112.76% 18.36%
<3349>* コスモス薬品 472300 225100 109.82% -1.79%
<2633>* NFS&P500ヘッジ無 12100 5824 107.76% 0.33%
<2266>* 六甲バタ 115600 61240 88.77% 4.59%
<4175>* M−coly 112500 60040 87.38% 0.96%
<7806>* MTG 446200 244560 82.45% 5.18%
<9281>* タカラレーベン 836 466.4 79.25% -0.32%
<6862>* ミナトHD 112200 65020 72.56% 1.6%
<3544>* サツドラHD 17500 10180 71.91% -1.59%
<7921>* TAKARAC 152200 98720 54.17% -1.69%
<8358>* スルガ銀 1998900 1321200 51.29% -1.34%
<4476>* AI CROSS 71000 47900 48.23% 4.33%
<4651>* サニックス 1297100 911580 42.29% -4.75%
<4714>* リソー教育 1016200 716280 41.87% 4.3%
<3148>* クリエイトSD 418200 303920 37.6% -1.34%
(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄
20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外
《ST》
2021/5/26
出来高変化率ランキング(9時台)~カイノス、ジーニーなどがランクイン
*09:47JST 出来高変化率ランキング(9時台)~カイノス、ジーニーなどがランクイン
※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。
■出来高変化率上位 [5月26日 9:34 現在]
(直近5日平均出来高比較)
銘柄コード 銘柄名 出来高 5日平均出来高 出来高変化率 株価変化率
<4556>* カイノス 1447900 253340 471.52% 16.39%
<2521>* 上場米HE 1808610 394254 358.74% -0.34%
<2345>* クシム 250700 88020 184.82% 6.63%
<4471>* 三洋化 85200 31140 173.6% 4.65%
<9057>* 遠州トラック 69100 25860 167.21% -1.4%
<3540>* Ciメディカル 67700 27380 147.26% -7.63%
<2517>* MXSJリートコア 295950 128962 129.49% -0.16%
<3990>* UUUM 193100 89460 115.85% 4.19%
<7315>* IJTT 319300 177340 80.05% 6.28%
<4174>* J−アピリッツ 20400 12280 66.12% 1.17%
<6538>* キャリアIND 197300 128380 53.68% 3.06%
<7859>* アルメディオ 7374700 4956720 48.78% 20.1%
<7238>* 曙ブレーキ 2445300 1841460 32.79% -3.93%
<8892>* 日本エスコン 195700 149880 30.57% 1.8%
<6709>* 明星電 107800 82620 30.48% 3.53%
<4997>* 日農薬 100000 78900 26.74% -3.01%
<7921>* TAKARAC 81600 72420 12.68% -0.49%
<8613>* 丸三証 189700 169300 12.05% 2.42%
<7487>* 小津産業 37200 33820 9.99% -0.92%
<6564>* ミダック 84700 77500 9.29% 4.97%
<9765>* オオバ 46600 43400 7.37% -2.62%
<8966>* 平和RE 2968 2958 0.34% -0.36%
<7725>* インターアク 76900 84960 -9.49% 4.42%
<9278>* ブックオフGHD 57100 63240 -9.71% -0.7%
<1377>* サカタのタネ 216700 240740 -9.99% -0.27%
<6562>* ジーニー 291900 324540 -10.06% 2.19%
<3544>* サツドラHD 8200 9340 -12.21% -1.98%
<3349>* コスモス薬品 167000 191740 -12.9% 1.17%
<9467>* アルファポリス 21600 24840 -13.04% 3.1%
<4689>* ZHD 12656400 14627220 -13.47% 3.54%
(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄
20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外
《ST》
2021/5/13
出来高変化率ランキング(10時台)~クレハ、アイフルなどがランクイン
*10:50JST 出来高変化率ランキング(10時台)~クレハ、アイフルなどがランクイン
※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。
■出来高変化率上位 [5月13日 10:39 現在]
(直近5日平均出来高比較)
銘柄コード 銘柄名 出来高 5日平均出来高 出来高変化率 株価変化率
<6337> テセック 618000 94620 553.14% 3.53%
<7915> NISSHA 1086500 166840 551.22% 9.88%
<6579> ログリー 322300 51000 531.96% -19.13%
<1348> MXSトピクス 490340 112320 336.56% -0.87%
<9232> パスコ 82500 20280 306.8% 5.81%
<7173> 東京きらぼしF 333700 86940 283.83% 15.04%
<7244> 市光工 375600 97920 283.58% 10.36%
<5724> アサカ理研 190800 49840 282.83% 1.32%
<6198> キャリア 4641900 1395820 232.56% 10.71%
<3768> リスモン 141300 44020 220.99% -13.44%
<3968> セグエグループ 143600 44760 220.82% -6.07%
<4023>* クレハ 132500 49060 170.08% -10.65%
<2138> クルーズ 92000 35100 162.11% -2.05%
<4565> そーせい 968300 378460 155.85% -8.37%
<7952> 河合楽 59800 23720 152.11% 5.73%
<6254> 野村マイクロ 478700 196060 144.16% -15.66%
<8515>* アイフル 15153500 6304460 140.36% 12.33%
<4971> メック 166200 69740 138.31% 9.49%
<7220> 武蔵精密 655100 277280 136.26% 16.1%
<6089> ウィルG 159500 67740 135.46% -4.2%
<3902> MDV 985100 419700 134.72% 9.8%
<7748> ホロン 51600 23320 121.27% -9.85%
<3544> サツドラHD 145400 67520 115.34% -1.24%
<8715>* アニコムHD 757800 354360 113.85% -13.54%
<5809> タツタ線 331700 155680 113.07% -4.68%
<8150> 三信電 56000 26780 109.11% 4.19%
<1569> TPX-1倍 47190 23420 101.49% 0.73%
<2378>* ルネサンス 174200 88780 96.22% -5.69%
<9479>* インプレス 337100 177240 90.19% -12.55%
<6727>* ワコム 2468100 1318180 87.24% 7.46%
(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄
20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外
《FA》
2021/5/13
出来高変化率ランキング(9時台)~アサカ理研、NISSHAなどがランクイン
*09:55JST 出来高変化率ランキング(9時台)~アサカ理研、NISSHAなどがランクイン
※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。
■出来高変化率上位 [5月13日 9:43 現在]
(直近5日平均出来高比較)
銘柄コード 銘柄名 出来高 5日平均出来高 出来高変化率 株価変化率
<7915>* NISSHA 863400 166840 417.5% 8.56%
<6337>* テセック 426500 94620 350.75% 3.25%
<5724>* アサカ理研 155500 49840 212% 1.14%
<1348>* MXSトピクス 343790 112320 206.08% -0.77%
<9232>* パスコ 60700 20280 199.31% 4.56%
<6579>* ログリー 142000 51000 178.43% -23.73%
<7173>* 東京きらぼしF 229400 86940 163.86% 12.78%
<6198>* キャリア 3046700 1395820 118.27% 9.7%
<6089>* ウィルG 147300 67740 117.45% -4.8%
<3768>* リスモン 95500 44020 116.95% -14.61%
<7244>* 市光工 206600 97920 110.99% 9.78%
<3544>* サツドラHD 137500 67520 103.64% -0.49%
<1569>* TPX-1倍 44960 23420 91.97% 0.56%
<4565>* そーせい 693900 378460 83.35% -8.19%
<3968>* セグエグループ 82000 44760 83.2% -5.52%
<6254>* 野村マイクロ 331300 196060 68.98% -13.66%
<2558>* MXS米株 32395 19260.8 68.19% -0.54%
<7748>* ホロン 38700 23320 65.95% -8.88%
<5809>* タツタ線 257200 155680 65.21% -6.19%
<4971>* メック 113100 69740 62.17% 7.16%
<8150>* 三信電 43400 26780 62.06% 4.58%
<2138>* クルーズ 56500 35100 60.97% -1.9%
<3902>* MDV 668200 419700 59.21% 5.23%
<4881>* M−ファンペップ 98400 63020 56.14% -4.11%
<6284>* ASB機械 56300 37000 52.16% -5.73%
<7955>* クリナップ 94100 62920 49.55% -2.65%
<4440>* ヴィッツ 43700 29360 48.84% -5.25%
<7952>* 河合楽 35200 23720 48.4% 4.48%
<7220>* 武蔵精密 402300 277280 45.09% 15.16%
<8011>* 三陽商 207800 143380 44.93% -1.65%
(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄
20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外
《ST》
2020/11/18
サツドラホールディングス、往来自粛要請で
*08:50JST サツドラホールディングス、往来自粛要請で
サツドラホールディングス<3544>
新型コロナウイルス感染者の増加を受けて北海道が札幌市に対して他地域との往来自粛を要請した。今春と同様に札幌市内でのマスク類や消毒薬などの販売増加が予想される。
2020/11/5
新興市場銘柄ダイジェスト:リンクバルは大幅に3日ぶり反落、ミンカブ・ジ・インフが大幅に続伸
*16:27JST 新興市場銘柄ダイジェスト:リンクバルは大幅に3日ぶり反落、ミンカブ・ジ・インフが大幅に続伸
<6046> リンクバル 289 -26
大幅に3日ぶり反落。20年9月期の営業利益を前期比95.1%減の0.50億円と発表している。イベントECサイト運営サービスの売上高が50.7%減と落ち込んだほか、WEBサイト運営サービスも低調で、売上原価や販管費の縮小以上に売上高が減少したことから利益が圧迫された。21年9月期の業績予想は未定。独身向けイベントECサイトや恋活マッチングアプリなどを強化し、集客拡大を進める。
<4056> ニューラル 4440 +405
大幅に3日続伸。東京建物<8804>が運営する商業施設「スマーク伊勢崎」の大型平面駐車場でAI技術を活用した満空把握・管制ソリューションの活用を開始したと発表している。ニューラルポケット独自の画像解析AIを搭載したカメラで駐車場区画と混雑状況を分析・可視化し、来館者へタイムリーな情報提供を行う。今後、東京建物が運営する商業施設を中心に本格導入に向けた取り組みを推進するとしている。
<3646> 駅探 532 +48
一時ストップ高。サツドラホールディングス<3544>などと北海道地域でのMaaS事業展開に関わる業務提携で基本合意書を締結したと発表している。駅探は公共交通機関など定時制のある移動手段の経路検索機能や決済機能を含めたMaaSプラットフォームなどを提供する。駅探、サツドラHDのほか、AIオンデマンド配車サービス事業の未来シェア(北海道函館市)、公立はこだて未来大学、札幌市立大学も参画する。
<3690> イルグルム 1813 +76
大幅に続伸。完全子会社のイーシーキューブ(大阪市)の一部株式をオリエントコーポレーション<8585>に譲渡し、ECサイト構築支援プラットフォームの拡販に向けた業務提携を推進する基本合意書を締結したと発表している。譲渡株式数は100株(発行済株式総数の10%)で、譲渡価格は1.55億円。譲渡予定日は12月下旬。オリエントコーポレーションは加盟店に対してEC構築支援プラットフォーム「ec-cube.co」の提供を促進する。
<4436> ミンカブ・ジ・インフ 3050 +395
大幅に続伸、21年3月期第2四半期累計(20年4-9月)の営業利益を2.62億円と発表している。同社は20年3月期第3四半期から連結決算に移行しており、単体との比較では前年同期比89.7%増となる。投資家向け情報サイトなどメディア事業が堅調に推移したことに加え、ソリューション事業が大手証券グループへの新規案件導入などを背景に伸長し、利益拡大に貢献した。通期予想は前期比33.8%増の7.00億円で据え置いた。このほか、選挙メディア「選挙ドットコム」を運営するイチニ(東京都港区)との資本業務提携などを開示している。
<1994> 高橋ウォール 534 +20
大幅に続伸。20年12月期の営業利益を従来予想の4.10億円から6.50億円(前期実績25.22億円)に上方修正している。来年度に見込んでいた一部工事の完成が今年度に前倒しとなり、粗利益が改善した。一部の工事で採算が改善したことも利益を押し上げる見込み。併せて年間配当を従来予想の20.00円から23.00円(同30.00円)に増額修正したことも買い材料視されているとみられる。
《ST》
2020/11/5
駅探---一時ストップ高、北海道でのMaaS事業展開の業務提携でサツドラHDなどと基本合意
*13:44JST <3646> 駅探 553 +69
一時ストップ高。サツドラホールディングス<3544>などと北海道地域でのMaaS事業展開に関わる業務提携で基本合意書を締結したと発表している。駅探は公共交通機関など定時制のある移動手段の経路検索機能や決済機能を含めたMaaSプラットフォームなどを提供する。駅探、サツドラHDのほか、AIオンデマンド配車サービス事業の未来シェア(北海道函館市)、公立はこだて未来大学、札幌市立大学も参画する。
《FA》
2020/10/23
串カツ田中HDなど
[来週の買い需要(表)]
コード;銘柄;株価インパクト;買い需要;信用倍率;終値;前日比 <8166> ;タカキュー;535%;63700;0.77;143;1 <4750> ;ダイサン;426%;8100;0.76;628;-2 <2751> ;テンポスHD;422%;19400;0.62;1934;-4 <3361> ;トーエル;354%;119300;0.05;801;-10 <7605> ;フジコーポ;323%;42000;0.25;2271;-39 <1492> ;MXS中小;295%;65;1.06;14330;-10 <7408> ;ジャムコ;258%;65700;1.47;643;0 <8077> ;トルク;246%;12300;3.07;294;5 <2910> ;ロックフィール;237%;175800;0.08;1448;8 <9854> ;愛眼;233%;10000;4.25;226;-1 <3544> ;サツドラHD;225%;2700;0.98;2021;13 <2599> ;ジャパンF;214%;1500;0.78;1268;-2 <8890> ;レーサム;209%;67400;0.97;987;-19 <2198> ;IKK;209%;38800;0.34;637;1 <8132> ;シナネンHD;195%;8600;0.19;3085;40 <7506> ;ハウスローゼ;189%;1700;0.05;1634;5 <6566> ;要興業;164%;1800;3.25;828;2 <6561> ;HANATOUR;150%;9900;2.58;698;-12 <3547> ;串カツ田中HD;150%;260900;0.41;1773;63 <9274> ;国際紙パルプ;139%;10700;1.06;270;1
[コメント]
串カツ田中HDの信用倍率は1倍を下回る売り長の需給状況が慢性化している。現状の株価水準は200日線を上回って推移しており、安値圏での期日の中で買い方優位の状況であろう。
《FA》
2020/10/16
インテリックスなど
[来週の買い需要(表)]
コード;銘柄;株価インパクト;買い需要;信用倍率;終値;前日比 <8940> ;インテリックス;820%;72200;1.50;505;-1 <3067> ;東京一番;802%;42500;0.15;570;-6 <9312> ;ケイヒン;700%;700;15.50;1382;0 <2904> ;一正蒲;589%;5300;1.59;1155;-5 <4679> ;田谷;556%;5000;0.05;550;0 <1323> ;南ア40;500%;500;2.30;318;2 <1387> ;欧通貨圏;389%;35;1.35;14640; <3501> ;住江織;380%;1900;1.67;2077;-1 <8365> ;富山銀;369%;4800;0.03;3100;-25 <6445> ;蛇の目;360%;282200;1.48;571;0 <3063> ;jGroup;322%;31600;0.34;493;-1 <7570> ;橋本総HD;250%;1000;0.78;2320;-6 <8890> ;レーサム;250%;109700;1.04;1029;4 <3544> ;サツドラHD;225%;1800;0.94;2015;1 <2217> ;モロゾフ;220%;3300;0.12;5870;-180 <6218> ;エンシュウ;213%;6400;2.88;994;25 <9913> ;日邦産;213%;8100;21.32;508;-7 <7523> ;アールビバン;209%;9000;3.54;500;1 <2982> ;ADワークスG;204%;83200;3.19;156;0 <2924> ;イフジ産業;200%;400;0.39;908;-1
[コメント]
インテリックスの信用倍率は1.5倍台で推移している。株価は横ばい推移が続いており、中立スタンス。200日線に接近しており、これを捉えてくるようだと、ショートカバーを意識した流れに向かいやすいだろう。
《FA》
2020/9/25
昭文社HDなど
[来週の買い需要(表)]
コード;銘柄;株価インパクト;買い需要;信用倍率;終値;前日比 <1475> ;iSTOPIX;1358%;46729;0.36;1659;8 <7872> ;エステールHD;840%;39500;0.03;669;4 <1344> ;MXSコア30;500%;50;2.71;706;0 <9376> ;ユーラシア;478%;21500;0.84;439;10 <9475> ;昭文社HD;383%;32900;0.25;490;7 <3137> ;ファンデリー;321%;24400;0.80;706;-12 <1551> ;JSQ20;317%;570;0.53;4710;15 <1464> ;D400ダブ;312%;81;1.02;10130;-70 <9722> ;藤田観;226%;159000;0.46;1583;-4 <9322> ;川西倉庫;224%;14800;0.07;1112;-11 <8160> ;木曽路;190%;283500;0.02;2623;32 <2729> ;JALUX;176%;91300;0.10;1612;27 <9083> ;神姫バス;164%;1800;1.44;3140;30 <5989> ;エイチワン;162%;34700;7.86;567;13 <8260> ;井筒屋;156%;15100;1.35;172;1 <9930> ;北沢産;154%;26600;1.60;285;0 <3851> ;日本一S;154%;31200;3.61;1062;12 <3063> ;jGroup;138%;17800;0.26;495;0 <8153> ;モスフード;134%;370700;0.03;3025;20 <3544> ;サツドラHD;133%;4400;0.86;2066;19
[コメント]
昭文社HDは売り長の需給状況が続いており、株価も安値圏での期日が続くため、買い方優位の需給状況が継続。
《FA》
2020/8/28
デジタルHDなど
[来週の買い需要(表)]
コード;銘柄;株価インパクト;買い需要;信用倍率;終値;前日比 <7524> ;マルシェ;238%;31700;0.23;558;0 <7416> ;はるやまHD;190%;13500;0.07;716;6 <9850> ;グルメ杵屋;143%;87100;0.08;978;-1 <9930> ;北沢産;136%;9400;1.09;262;5 <7525> ;リックス;133%;1600;0.46;1447;-6 <9046> ;神電鉄;131%;12800;0.05;3670;-5 <2599> ;ジャパンF;125%;2000;0.50;1218;1 <8115> ;ムーンバット;125%;500;20.40;602;-12 <2325> ;NJS;121%;2300;1.67;1787;6 <7999> ;MUTOHHD;108%;1400;3.06;1500;19 <8393> ;宮崎銀;95%;18200;0.10;2410;-9 <8207> ;テンアライド;93%;30200;0.05;386;5 <2530> ;MXS A180;86%;18;9.38;11900;80 <3544> ;サツドラHD;83%;2000;0.63;1971;-1 <9380> ;東海運;81%;6400;3.05;281;1 <9982> ;タキヒヨー;80%;64000;0.03;1720;-51 <9854> ;愛眼;79%;13200;2.10;219;-1 <2389> ;デジタルHD;72%;81400;3.88;1221;-30 <5923> ;高田機;71%;1200;7.86;2359;-8 <7510> ;たけびし;70%;2600;0.48;1480;-18
[コメント]
デジタルHDは足元での株価調整の局面において押し目買いの動きが目立っており、買い残高が増加傾向にある。3月安値とのダブルボトムが意識されており、25日線突破でボトム形成を明確にさせてくるようだと、買い方優位の展開に向かいやすい。
《FA》
2020/7/30
サツドラホールディングス<3544>---コロナ感染拡大下で好業績期待
*08:50JST サツドラホールディングス<3544>---コロナ感染拡大下で好業績期待
新型コロナウイルス感染者数が地方を中心に増加し、29日に1000人の大台を超え、外出や買い物の自粛ムードが強まってきた。政府の緊急事態宣言下でもドラッグストア業界は売り上げを伸ばした実績があり、同社をはじめとした地方のドラッグストア株に投資家の視線が向かおう。
2020/6/26
シークス
[来週の買い需要(表)]
コード;銘柄;株価インパクト;買い需要;信用倍率;終値;前日比 <2796> ;ファーマライズ;647%;22000;0.60;674;-1 <7443> ;横浜魚類;450%;900;0.78;505; <1492> ;MXS中小;411%;37;0.62;13230;20 <8066> ;三谷商;350%;700;4.53;6540;80 <3544> ;サツドラHD;289%;13000;0.52;1979;7 <3091> ;ブロンコB;234%;236700;0.06;2597;12 <3082> ;きちりHD;198%;21000;0.18;630;1 <7613> ;シークス;188%;135700;0.70;1016;7 <5819> ;カナレ電気;162%;37900;0.14;1871;11 <3160> ;大光;156%;9700;0.11;674;4 <1324> ;RTS連動;148%;22600;2.00;138;0 <3319> ;GDO;147%;103800;0.08;573;4 <2294> ;柿安本店;143%;13900;0.21;2645;9 <9731> ;白洋舎;134%;12500;0.01;2925;35 <7277> ;TBK;130%;20300;0.98;461;20 <8079> ;正栄食;128%;24400;0.13;4210;25 <8842> ;楽天地;123%;6900;0.67;4520;15 <1826> ;佐田建;116%;13700;3.60;424;7 <2435> ;シダー;113%;29800;5.81;205;-9 <2402> ;アマナ;108%;6600;0.64;667;11
[コメント]
シークスは売り長の需給状況が慢性化している。足元では高値期日が続くが、3月にかけての下落により、需給整理は進捗していると考えられる。一方で現在は足元では緩やかなリバウンド基調が継続しており、買い方優位の需給状況だろう。
《FA》
2020/6/22
後場に注目すべき3つのポイント~中長期リスクあれど需給要因が目先支え
*12:52JST 後場に注目すべき3つのポイント~中長期リスクあれど需給要因が目先支え
22日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は続伸、下落して始まるも底堅い推移で安心感広がる
・ドル・円は底堅い、日本株高で円買い縮小/
・値上がり寄与トップは中外製薬<4519>、同2位がソフトバンクG<9984>
■日経平均は続伸、下落して始まるも底堅い推移で安心感広がる
日経平均は続伸。20.53円高の22499.32円(出来高概算4億5422万株)で前場の取引を終えている。
前週末19日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は208.64ドル安の25871.46ドル、ナスダックは3.07ポイント高の9946.12ポイントで取引を終了した。米国のポンペオ国務長官と中国の楊共産党政治局員によるハワイでの非公式会合で、中国が第1段階貿易合意である米農産物購入を確約したことが好感材料となり上昇して寄り付いた。その後、フロリダ州やカリフォルニア州などのウイルス感染者数の連日急増が伝えられると下落に転じた。但し、本日は四半期最後のオプションや先物の決済日が重なるクアドプルウィッチングで、テクニカルな売り買いが目立ち上下に振れる荒い展開となった。
前週末のダウ平均の下落を受けた今日の東京株式市場は、新型コロナウイルス感染再拡大懸念や、朝鮮半島の地政学リスクの高まりなどへの警戒感から売りが先行した。一方、金融緩和の継続や財政出動の効果が株価の下支え要因となるとの見方も強く、日経平均は下げ渋り、その後はプラスに転じた。
個別では、細菌やウイルスを分解する空気清浄機を開発したと報じられたワイエイシイ<6298>がストップ高買い気配となったほか、メキシコの州知事が新型コロナ治療薬申請作業に着手の可能性を発言したと発表したテラ<2191>がストップ高。20年11月期上半期(中間期)連結営業利益が前年同期比35.1%増の23.84億円となったようだと発表した大有機化<4187>も大幅高。構造改革や紐付き価格引き上げを評価し国内証券が格上げした日本製鉄<5401>、新型コロナウイルス検査キットの開発でライセンス契約を結ぶと報じられ取引時間中に正式発表した塩野義薬<4507>も堅調推移となった。
また、半導体メモリー大手のキオクシアHDの株式を売却する方針で売却益の半分以上は株主還元の原資に充てると報じられた東芝<6502>、在宅学習の拡大によりオンライン英会話などの教育向けが増えたと報じられ関連銘柄としてレアジョブ<6096>、政府の規制改革推進会議が医療・介護などの分野で対面原則を見直すよう促すと報じられ関連銘柄としてMDV<3902>が高い。
一方、21年4月期連結営業利益が前期比26.6%減予想と発表したフリービット<3843>、21年5月期連結営業利益が前期比75.6%減予想と発表したサツドラホールディングス<3544>、株主優待制度を廃止すると発表したキャリア<6198>などが下げた。
セクターでは、鉄鋼、医薬品、繊維製品、パルプ・紙、非鉄金属などが上昇率上位。一方、空運業、陸運業、食料品、その他製品、不動産業などが下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の43%、対して値下がり銘柄は51%となっている。
本日の日経平均は、新型コロナウイルス感染再拡大への懸念などで下げて始まったが、その後は押し目買いに下げ渋り、プラスに転じた。株価急騰局面の総楽観ムードから株価動向に対する強弱感が対立してきており、今日に限らず、このところ相場の方向性が定まらない。コロナ禍で大きく落ち込んだ経済の先行きに関して、見方が分かれていることが要因の一つだろう。株価は半年から1年先の経済を映す鏡だということがよく言われる。その通りだろう。しかし見方を変えれば、半年から1年後の経済の姿には現在の株価動向が反映される、ということも言えるのではないだろうか。
米国ではGDPの約7割を個人消費が占める。その個人消費には株価動向が大きく影響する。株高局面では、株価上昇による「資産効果」により、特に富裕層の消費が拡大する。さらに今は、新型コロナ対策として広く行き渡った給付金が株式市場に流入し、株価上昇で得た利益が消費に回る、という動きも伝えられている。富裕層でなくても、「給付金の10万円で株を買ってみたら3万円ももうかった。家族で美味しいものでも食べに行こうか」ということにも繋がるのかもしれない。1件の額は小さくても、積み上げれば国全体の消費拡大につながる原動力となる。ここから先の消費や景気動向には現在の株高が反映される可能性があるということも、頭に入れておきたい。
後場の東京市場は、引き続き底堅い動きとなりそうだ。引き続き金融緩和の継続や財政出動の効果が株価の下支え要因となるとの見方から、前場も押し目買い意欲の強さが窺えた。今晩は米国で株価に影響しそうなイベントもあまりなく、次第にリスクオンムードが広がりそうだ。
■ドル・円は底堅い、日本株高で円買い縮小
22日午前の東京市場でドル・円は底堅い値動き。朝方の取引で106円70銭台に下げたが、その後日経平均株価の切り返しを受け円買いは後退しドルは107円を目指す展開となった。一方、米株式先物のプラス圏推移で、今晩の株高期待のドル買いは継続しているようだ。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円76銭から106円94銭、ユーロ・円は119円31銭から119円53銭、ユーロ・ドルは1.1169ドルから1.1188ドル。
■後場のチェック銘柄
・アジャイルメディア・ネットワーク<6573>、インフォネット<4444>など、11銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップは中外製薬<4519>、同2位がソフトバンクG<9984>
■経済指標・要人発言
【要人発言】
・ロウ豪準備銀行総裁
「豪ドルの現行水準は問題ないが、ある時点では下落を望む」
「現状の金利水準が何年も続くだろう」
「金融政策はまだ手段が残されている」
<国内>
特になし
<海外>
特になし
《HH》
2020/6/22
日経平均は続伸、下落して始まるも底堅い推移で安心感広がる
*12:16JST 日経平均は続伸、下落して始まるも底堅い推移で安心感広がる
日経平均は続伸。20.53円高の22499.32円(出来高概算4億5422万株)で前場の取引を終えている。
前週末19日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は208.64ドル安の25871.46ドル、ナスダックは3.07ポイント高の9946.12ポイントで取引を終了した。米国のポンペオ国務長官と中国の楊共産党政治局員によるハワイでの非公式会合で、中国が第1段階貿易合意である米農産物購入を確約したことが好感材料となり上昇して寄り付いた。その後、フロリダ州やカリフォルニア州などのウイルス感染者数の連日急増が伝えられると下落に転じた。但し、本日は四半期最後のオプションや先物の決済日が重なるクアドプルウィッチングで、テクニカルな売り買いが目立ち上下に振れる荒い展開となった。
前週末のダウ平均の下落を受けた今日の東京株式市場は、新型コロナウイルス感染再拡大懸念や、朝鮮半島の地政学リスクの高まりなどへの警戒感から売りが先行した。一方、金融緩和の継続や財政出動の効果が株価の下支え要因となるとの見方も強く、日経平均は下げ渋り、その後はプラスに転じた。
個別では、細菌やウイルスを分解する空気清浄機を開発したと報じられたワイエイシイ<6298>がストップ高買い気配となったほか、メキシコの州知事が新型コロナ治療薬申請作業に着手の可能性を発言したと発表したテラ<2191>がストップ高。20年11月期上半期(中間期)連結営業利益が前年同期比35.1%増の23.84億円となったようだと発表した大有機化<4187>も大幅高。構造改革や紐付き価格引き上げを評価し国内証券が格上げした日本製鉄<5401>、新型コロナウイルス検査キットの開発でライセンス契約を結ぶと報じられ取引時間中に正式発表した塩野義薬<4507>も堅調推移となった。
また、半導体メモリー大手のキオクシアHDの株式を売却する方針で売却益の半分以上は株主還元の原資に充てると報じられた東芝<6502>、在宅学習の拡大によりオンライン英会話などの教育向けが増えたと報じられ関連銘柄としてレアジョブ<6096>、政府の規制改革推進会議が医療・介護などの分野で対面原則を見直すよう促すと報じられ関連銘柄としてMDV<3902>が高い。
一方、21年4月期連結営業利益が前期比26.6%減予想と発表したフリービット<3843>、21年5月期連結営業利益が前期比75.6%減予想と発表したサツドラホールディングス<3544>、株主優待制度を廃止すると発表したキャリア<6198>などが下げた。
セクターでは、鉄鋼、医薬品、繊維製品、パルプ・紙、非鉄金属などが上昇率上位。一方、空運業、陸運業、食料品、その他製品、不動産業などが下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の43%、対して値下がり銘柄は51%となっている。
本日の日経平均は、新型コロナウイルス感染再拡大への懸念などで下げて始まったが、その後は押し目買いに下げ渋り、プラスに転じた。株価急騰局面の総楽観ムードから株価動向に対する強弱感が対立してきており、今日に限らず、このところ相場の方向性が定まらない。コロナ禍で大きく落ち込んだ経済の先行きに関して、見方が分かれていることが要因の一つだろう。株価は半年から1年先の経済を映す鏡だということがよく言われる。その通りだろう。しかし見方を変えれば、半年から1年後の経済の姿には現在の株価動向が反映される、ということも言えるのではないだろうか。
米国ではGDPの約7割を個人消費が占める。その個人消費には株価動向が大きく影響する。株高局面では、株価上昇による「資産効果」により、特に富裕層の消費が拡大する。さらに今は、新型コロナ対策として広く行き渡った給付金が株式市場に流入し、株価上昇で得た利益が消費に回る、という動きも伝えられている。富裕層でなくても、「給付金の10万円で株を買ってみたら3万円ももうかった。家族で美味しいものでも食べに行こうか」ということにも繋がるのかもしれない。1件の額は小さくても、積み上げれば国全体の消費拡大につながる原動力となる。ここから先の消費や景気動向には現在の株高が反映される可能性があるということも、頭に入れておきたい。
後場の東京市場は、引き続き底堅い動きとなりそうだ。引き続き金融緩和の継続や財政出動の効果が株価の下支え要因となるとの見方から、前場も押し目買い意欲の強さが窺えた。今晩は米国で株価に影響しそうなイベントもあまりなく、次第にリスクオンムードが広がりそうだ。
《AK》
2020/5/29
ブロンコBなど
[来週の買い需要(表)]
コード;銘柄;株価インパクト;買い需要;信用倍率;終値;前日比 <3091> ;ブロンコB;476%;236700;0.09;2430;7 <5819> ;カナレ電気;387%;37900;0.20;1754;14 <3319> ;GDO;348%;103800;0.14;592;1 <2796> ;ファーマライズ;328%;22000;0.48;663;-8 <2418> ;ツカダGHD;255%;235100;0.24;420;-6 <3544> ;サツドラHD;188%;13000;0.32;2021;-28 <1324> ;RTS連動;166%;22600;2.68;131;0 <3085> ;アークランド;142%;166900;0.16;1913;-5 <9656> ;グリンランド;126%;2900;0.41;439;-3 <3058> ;三洋堂HD;123%;1600;0.09;810;-6 <8207> ;テンアライド;120%;67500;0.09;389;-10 <2402> ;アマナ;118%;6600;0.74;640;7 <3082> ;きちりHD;112%;21000;0.22;670;-16 <2294> ;柿安本店;106%;13900;0.26;2618;13 <6255> ;エヌピーシー;105%;373500;3.50;359;-3 <3246> ;コーセーRE;104%;11400;3.48;584;-1 <1485> ;MXS設備;100%;1;0.44;25200;-430 <1630> ;小売;100%;1;0.58;20180;170 <7613> ;シークス;93%;135700;0.92;1060;-1 <7859> ;アルメディオ;88%;179500;15.75;183;-1
[コメント]
ブロンコBの信用倍率は1倍を下回る売り長の需給状況が続いている。足元では高値期日が続くことになろうが、3月の下落局面で需給整理は一巡しているとみられる。その後の順調なリバウンドにより、買い方優位の需給状況であろう。
《FA》
2020/5/27
出来高変化率ランキング(9時台)~247、日東工などがランクイン
*10:49JST 出来高変化率ランキング(9時台)~247、日東工などがランクイン
※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。
■出来高変化率上位 [5月27日 09:47 現在]
(直近5日平均出来高比較)
銘柄コード 銘柄名 出来高 5日平均出来高 出来高変化率 株価変化率
<7074>* 247 403200 55220 630.17% 14.81%
<6651>* 日東工 136500 42320 222.54% 4.67%
<7487>* 小津産業 108400 34800 211.49% 0.05%
<1377>* サカタのタネ 578500 206260 180.47% -1.25%
<6376>* 日機装 3409300 1305000 161.25% 14.93%
<8202>* ラオックス 860800 340240 153% 18.68%
<3053>* ペッパー 896700 356500 151.53% -7.95%
<3929>* ソシャルワイヤ 284400 122940 131.33% 0.46%
<9281>* タカラレーベン 1084 518.2 109.19% -0.08%
<2698>* キャンドゥ 241200 115680 108.51% 0.31%
<4667>* アイサンテクノ 164400 81220 102.41% 6.98%
<4588>* オンコリス 1296800 659740 96.56% 13.47%
<4825>* WNIウェザー 61000 31260 95.14% -4.45%
<2928>* RIZAPG 2048600 1062060 92.89% 14.63%
<5019>* 出光興産 2275800 1199660 89.7% -6.97%
<2791>* 大黒天 156000 85180 83.14% -1.01%
<2462>* ライク 105500 57900 82.21% -0.17%
<2792>* ハニーズHD 401100 227600 76.23% -2.12%
<6997>* 日ケミコン 435900 251160 73.55% 0.46%
<3905>* データSEC 302500 178540 69.43% 8.02%
<3349>* コスモス薬品 229200 154660 48.2% 0.17%
<4985>* アース製薬 59400 41060 44.67% 5.12%
<1476>* iSJリート 210620 151337.2 39.17% 0.12%
<7958>* 天馬 65700 47500 38.32% 5.94%
<2378>* ルネサンス 370600 272020 36.24% 6.4%
<9765>* オオバ 154700 114800 34.76% 1.23%
<3201>* ニッケ 804300 601760 33.66% -1.09%
<3544>* サツドラHD 13400 10260 30.6% -0.68%
<7921>* TAKARAC 103000 78980 30.41% -1.46%
<4767>* TOW 333000 256640 29.75% 9.8%
(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄
20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外
《ST》