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【注目銘柄ダイジェスト】ファナックが大幅続伸、日電硝は年初来安値

2018/10/30 18:32 FISCO
*18:32JST 【注目銘柄ダイジェスト】ファナックが大幅続伸、日電硝は年初来安値 <6954> ファナック 18520 +605 大幅続伸。前日に上期決算を発表。営業益は984億円で前年同期比8.4%減、7-9月期は439億円で同22.8%減と大幅減益に転じた。7-9月期は受注高も1464億円で同14%減となり、通期予想を1594億円から1509億円に下方修正。中国を中心としたFA事業の減少を織り込んだもよう。ただ、中国向けの先行き懸念は相当程度織り込み、大規模な特別配当実施も発表しており、あく抜けが期待される展開に。 <6301> コマツ 2793.0 +162.5 大幅反発。前日に発表した決算が安心感を誘っている。上半期営業利益は2003億円で前年同期比80.2%増益、7-9月期も大幅増益基調継続で、市場予想を上回る好決算となった。通期予想は従来の3390億円から3810億円に、コンセンサスに近い水準まで上方修正している。先行き懸念を映して通期据え置きとの警戒感もあっただけに、一段の上振れ期待も残る上方修正にポジティブな見方が先行へ。 <6503> 三菱電 1376.0 +60.5 大幅続伸。前日は決算発表後に乱高下、上期営業益は1259億円で前年同期比18%減、市場予想を100億円程度下回り、会社計画にも未達であったとみられる。通期予想は為替の円安修正にもかかわらず、従来の3150億円から3050億円に下方修正、FAの下期回復見通し引き下げや自動車の開発費増などが背景に。ただ、足元のFA受注は同業他社比で相対的に堅調なこともあって、悪材料出尽くし感も強まる格好に。 <8848> レオパレス21 428 -94 一時ストップ安。前日に発表した業績予想の下方修正がネガティブサプライズとなっている。上半期営業利益は従来予想の92億円から71億円に、通期は245億円から75-105億円のレンジに減額している。過去に施工した賃貸住宅での不備の問題を受けて、調査物件についての入居者を見送っていることが業績下振れの主因に。募集再開による入居者の回復は市場想定より遅れ気味にもなっているようだ。 <9021> JR西 7600 +146 大幅続伸。前日にJR3社が決算を発表。本日の株価は同社の上昇率が目立っている。上期営業益は1133億円で前年同期比1.9%増、会社計画1140億円、並びに市場予想水準での着地となった。通期予想は、売上高や純利益が下方修正されたものの、営業益は1875億円を据え置いている。7月豪雨や9月の台風21号の影響が下押し要因として警戒されたが、想定以上に底堅い決算との見方が優勢になっている。 <6315> TOWA 744 -138 ストップ安。前日に発表した業績下方修正が嫌気されている。上半期営業利益は従来予想の20億円から8.7億円に、通期では40億円から19億円に下方修正。顧客の投資意欲低迷によってNANDやDRAM関連での受注が減少しているほか、費用増や価格競争による利益率の低下などが背景。市況の悪化は足元で想定以上に進んでいるとの見方が優勢に。 <5214> 日電硝 2759 -187 年初来安値。前日に第3四半期決算を発表、7-9月期営業利益は52.7億円で前年同期比37.1%減益、上半期の同13.7%減から減益率が拡大、市場予想も25億円程度下回った。液晶ガラスなどは想定線であったが、ガラスファイバを中心とする機能材の増収ペースが鈍化する形になったもよう。第4四半期からの増益転換期待は残るが、会社側通期計画の下振れ懸念は一段と強まる状況になっている。 <6920> レーザーテック 3120 +502 ストップ高。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は9.2億円で前年同期比3.7倍と大幅増益、会社側の上半期計画が横ばい予想であるなか、順調なスタートと評価されている。受注高に関しては、同73%の大幅減少となるが、前年同期に大型案件を獲得した反動であり、これを除くと同10%増と順調、EUVマスク欠陥検査装置などが順調のもよう。半導体製造装置業界のなかでは業績の安定感が際立つ形にもなっている。 <6436> アマノ 2354 +322 急反発で一時上昇率首位。前日に上期決算を発表。営業益は55億円で前年同期比2.2%減となり、従来予想の59億円をやや下振れる着地となった。ただ、第1四半期は同22.1%の大幅減であったため、サプライズは乏しい。一方、発行済み株式数の1.31%に当たる100万株を上限に自社株買いを実施すると発表、株価が安値圏にあるなかで積極的な実施も期待できるとみられ、需給改善期待が優勢になっている。 <8698> マネックスG 431 +31 後場は買い気配から急伸。子会社コインチェックが、「新規口座開設」「一部仮想通貨の入金・購入」を再開したと発表。今年1月に発生した不正アクセスによる仮想通貨NEMの不正送金に関連して、これまで部分的にサービスを停止していた。本日より再開するサービスは新規口座開設、BTC、ETC、LTC、BCHなどの入金、ETC、LTC、BCHなどの購入としている。今後の仮想通貨事業の本格寄与が期待される展開に。
関連銘柄 10件
5214 東証プライム
3,270
9/4 15:00
-156(-4.55%)
時価総額 325,440百万円
薄型パネルディスプレイ用ガラスや電子デバイス用ガラス、ガラスファイバ、建築用ガラス等を手掛ける。FPD用ガラス、自動車部品用ガラス繊維で高シェア。中期経営計画では26.12期売上高4000億円目指す。 記:2024/04/29
6301 東証プライム
3,813
9/4 15:00
-206(-5.13%)
時価総額 3,710,606百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6315 東証プライム
6,280
9/4 15:00
-580(-8.45%)
時価総額 471,885百万円
半導体製造装置メーカー。京都府京都市に本社。半導体モールディング装置で世界トップシェア。超精密金型の製造・販売等も行う。海外売上比率は8割超。開発リソースへ積極的に資源投入。半導体事業の収益力強化図る。 記:2024/08/09
6436 東証プライム
4,315
9/4 15:00
-52(-1.19%)
時価総額 330,779百万円
就業時間管理システム最大手。国産初のタイムレコーダー開発企業。パーキングシステム、環境システム等も。情報システムは2桁増収。国内はソフトウェア、ハードウェアともに売上増。24.3期3Q累計は業績堅調。 記:2024/04/15
6503 東証プライム
2,336.5
9/4 15:00
-111(-4.54%)
時価総額 5,016,937百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6920 東証プライム
24,455
9/4 15:00
-2,040(-7.7%)
時価総額 2,305,764百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8698 東証プライム
644
9/4 15:00
-18(-2.72%)
時価総額 172,236百万円
コインチェック、米TradeStationなどを傘下に収める持株会社。しずおかFGが筆頭株主。NTTドコモと資本業務提携。アセットマネジメント事業を強化。ロボアドバイザーサービスの運用残高は順調増。 記:2024/08/01
8848 東証プライム
581
9/4 15:00
-28(-4.6%)
時価総額 191,376百万円
単身者向けアパートの開発・賃貸等を行う賃貸事業が主力。管理戸数は55万戸超。介護施設「あずみ苑」の運営等を行うシルバー事業も展開。物件メンテナンスなどに積極投資。入居率、稼働家賃単価の向上を図る。 記:2024/07/07
9021 東証プライム
2,728.5
9/4 15:00
-26(-0.94%)
時価総額 1,331,516百万円
大手鉄道会社。近畿、北陸、中国、九州北部が鉄道営業エリア。山陽新幹線、北陸新幹線などを運行。流通業、不動産業、旅行・地域ソリューション業も展開。高付加価値の不動産アセット拡充など不動産事業の拡大図る。 記:2024/08/01