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概況からBRICsを知ろう~上海総合指数は値下がり、米中貿易摩擦の激化を警戒

2018/6/11 10:40 FISCO
*10:40JST 概況からBRICsを知ろう~上海総合指数は値下がり、米中貿易摩擦の激化を警戒 【ブラジル】ボベスパ指数 72942.07 -1.23% 8日のブラジル市場は4日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比909.40ポイント安(-1.23%)の72942.07で取引を終えた。74031.36から71679.48まで下落した。 おおむねマイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや縮小させた。通貨レアル安の進行を食い止めるため、ブラジル中央銀行が利上げを実施するとの懸念が高まっていることが圧迫材料。また、週末に先進7カ国(G7)の首脳会議や来週の米朝首脳会談などを控え、リスク回避の売りも優勢となった。一方、レアルが4日ぶりに反発したが、相場を支えるには力不足だった。 【ロシア】MICEX指数 2267.92 -2.08% 8日のロシア株式市場は反落。主要指標のMICEX指数は前日比48.15ポイント安(-2.08%)の2267.92で取引を終了した。 小幅高で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。週末に先進7カ国(G7)の首脳会議や来週の米朝首脳会談などを控え、リスク回避の売りが優勢となった。また、貿易戦争への懸念が解消されていないほか、米追加の利上げ観測などが引き続き圧迫材料となった。ほかに、原油価格の先安感なども資源セクターの売り材料となった。 【インド】SENSEX指数 35443.67 -0.05% 8日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比19.41ポイント安(-0.05%)の35443.67、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.70ポイント安(-0.01%)の10767.65で取引を終えた。 おおむねマイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。主要7カ月(G7)の首脳会議がカナダで8日に開催されるほか、来週には米朝首脳会談を控えるため、慎重ムードが強い。また、この日のアジア市場がそろって軟調な展開を示したことも、インド株の売り圧力を強めた。 【中国本土】上海総合指数 3067.15 -1.36% 8日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比42.35ポイント安(-1.36%)の3067.15ポイントと続落した。 米中貿易摩擦の激化を警戒。取引時間中に公表された5月の中国貿易統計で、対米貿易黒字が前月から拡大していたことが分かった。通商協議では対中貿易赤字の削減も焦点となっているため、米国側の圧力が強まることは必至とみられている。指数は下げ幅を徐々に広げた。 《FA》