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概況からBRICsを知ろう~ブラジル株式市場は続落、海外環境の悪化などを嫌気

2018/5/25 11:05 FISCO
*11:05JST 概況からBRICsを知ろう~ブラジル株式市場は続落、海外環境の悪化などを嫌気 【ブラジル】ボベスパ指数 80122.31 -0.92% 24日のブラジル市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比744.98ポイント安(-0.92%)の80122.31で取引を終えた。80859.80から79026.52まで下落した。 終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや縮小させた。米政府が自動車・自動車部品に最大25%の関税導入を検討しているとの報道が嫌気された。また、海外市場の下落なども圧迫材料。ほかに、原油価格の下落が資源セクターの売り材料となった。 【ロシア】MICEX指数 2294.01 -0.07% 24日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMICEX指数は前日比1.56ポイント安(-0.07%)の2294.01で取引を終了した。2310.08から2289.68まで下落した。 買いが先行した後は上げ幅を縮小させ、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の下落を受け、資源の一角に売りが継続。また、米政府が輸入自動車・自動車部品に対して最大25%の関税を導入するとの報道なども貿易戦争への懸念を強めた。一方、指数の下値は限定的。連日の下落で値ごろ感が強まり、前半は買い戻しがやや優勢となった。 【インド】SENSEX指数 34663.11 +0.93% 24日のインドSENSEX指数は反発。前日比318.20ポイント高(+0.93%)の34663.11、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同83.50ポイント高(+0.80%)の10513.85で取引を終えた。 終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を拡大させた。中小型株の上昇が指数をサポートした。政府が中小企業への支援策を打ち出すとの観測なども買い材料となったもようだ。また、成長ペースの加速観測なども引き続き好感された。 【中国本土】上海総合指数 3154.65 -0.45% 24日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比14.31ポイント安(-0.45%)の3154.65ポイントと続落した。 米国が保護主義を強めるなか、米中通商交渉の成り行きを不安視。米メディアは23日、「安全保障上の観点から、トランプ米政権は自動車に新たな関税をかけることを検討している」と報じた。トランプ政権は3月に、米通商拡大法232条に基づき、鉄鋼・アルミ製品に高関税を課した経緯がある。前日の急落を受け、自律反発狙いの買いが先行したものの、上値は重く、指数は程なくマイナスに転じた。 《AK》