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概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は反落、欧州やアジア市場の下落が圧迫材料

2018/5/24 10:22 FISCO
*10:22JST 概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は反落、欧州やアジア市場の下落が圧迫材料 【ブラジル】ボベスパ指数 80867.29 -2.26% 23日のブラジル市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比1871.59ポイント安(-2.26%)の80867.29で取引を終えた。82741.54から80867.29まで下落した。 売りが先行した後はしばらく狭いレンジでもみ合ったが、終盤に下げ幅を拡大させた。この日のアジアや欧州市場がほぼ全面安の展開を示したことが警戒され、ブラジル株にも売りが広がった。また、原油価格の続落や通貨レアルの先安感が高まっていることも圧迫材料となった。 【ロシア】MICEX指数 2295.57 -1.35% 23日のロシア株式市場は続落。主要指標のMICEX指数は前日比31.30ポイント安(-1.35%)の2295.57で取引を終了した。2318.77から2294.98まで上昇した。 小幅安で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の続落が圧迫材料となり、資源の一角に売りが継続。また、貿易摩擦を巡る米中関係への先行き不安が再び高まっていることや、米朝首脳会談が延期される可能性があるとの観測も嫌気された。 【インド】SENSEX指数 34344.91 -0.88% 23日のインドSENSEX指数は反落。前日比306.33ポイント安(-0.88%)の34344.91、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同106.35ポイント安(-1.01%)の10430.35で取引を終えた。 狭いレンジで推移した後は終盤に下げ幅を拡大させた。欧州やアジア市場の下落が圧迫材料となり、インド株にも売りが広がった。また、米朝首脳会談を巡り、トランプ米大統領が延期や中止の可能性を示唆したこともマイナス材料となった。 【中国本土】上海総合指数 3168.96 -1.41% 23日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比45.39ポイント安(-1.41%)の3168.96ポイントと4日ぶりに反落した。 石炭株の急落が全体相場を重くする流れ。エン州煤業(600188/SH)が10.0%安、中国神華能源(601088/SH)が7.0%安で引けた。「中国当局が燃料炭価格の抑制に乗り出す」などと伝えられたことが売り材料視されている。また、指数は22日までの続伸で約2カ月ぶりの高値水準を切り上げていただけに、利食い売り圧力も意識された。非鉄やセメントなど素材株、石油株も安い。海運株、インフラ関連株、不動産株、金融株なども売られた。 《NH》