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概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は4営業日続落、アジア市場の下落を受け

2018/3/6 10:01 FISCO
*10:01JST 概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は4営業日続落、アジア市場の下落を受け 【ブラジル】ボベスパ指数 86022.83 +0.30% 5日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比261.49ポイント高(+0.30%)の86022.83で取引を終えた。85053.33から86164.80まで上昇した。 前半は軟調な展開を示したが、その後は買い戻された。原油価格の上昇が支援材料となり、資源の一角に買いが広がった。また、米国の保護貿易政策への懸念がやや後退していることや欧米市場の上昇なども支援材料。国内では、堅調な経済指標が好感された。2月のマークイット・サービス業購買担当者景気指数(PMI)は52.7となり、前月の50.0を上回った。 【ロシア】MICEX指数 2309.53 +0.90% 5日のロシア株式市場は反発。主要指標のMICEX指数は前日比20.69ポイント高(+0.90%)の2309.53で取引を終了した。2291.90から2317.01まで上昇した。 高く寄り付いた後は狭いレンジで推移した。原油価格の上昇が支援材料となり、資源の一角に買いが広がった。また、海外市場の上昇も買い安心感を与えた。国内では、経済指標の好転が支援材料。2月のサービス業購買担当者指数(PMI)は56.5となり、前月の55.1を上回った。 【インド】SENSEX指数 33746.78 -0.88% 5日のインドSENSEX指数は4営業日続落。前日比300.16ポイント安(-0.88%)の33746.78、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同99.50ポイント安(-0.95%)の10358.85で取引を終えた。 小幅安で寄り付いた後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。アジア市場の下落を受け、インド株にも売りが先行。また、米国の保守的な貿易政策なども引き続き圧迫材料となった。ほかに、外国人投資家(FII)が再び売り越しに転じたことなどが嫌気された。 【中国本土】上海総合指数 3256.93 +0.07% 週明け5日の上海総合指数は小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比2.40ポイント高(+0.07%)の3256.93ポイントと反発した。 中国の政策期待が高まる流れ。国会に相当する全国人民代表大会(全人代)が本日、北京で開幕したことがプラス材料だ。全人代冒頭の「政府活動報告」によれば、2018年のGDP成長率目標値は前年と同じ「6.5%前後」に設定される。各種政策の大枠も明らかにされた。もっとも、上値は限定的。米中の貿易摩擦に対する警戒感がくすぶるなか、指数は安く推移する場面もみられた。 《CS》