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概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は小幅続伸、景気の改善期待が支援材料

2018/1/15 10:50 FISCO
*10:50JST 概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は小幅続伸、景気の改善期待が支援材料 【ブラジル】ボベスパ指数 79349.12 -0.02% 12日のブラジル株式市場は小反落。主要指標のボベスパ指数は前日比16.32ポイント安(-0.02%)の79349.12で取引を終えた。79440.47から78861.38まで下落した。 おおむねマイナス圏で推移し、終盤に前日の終値近辺まで値を戻した。格付け会社S&Pグローバル・レーティングがブラジルのソブリン格付けを従来の「BB」から「BB-」に引き下げたことが嫌気された。年金改革法案の採決が延期されたことや、財政再建への取り組みに前進がみられていないことが挙げられた。一方、指数の下値は限定的。原油高や海外市場の上昇が指数をサポートした。 【ロシア】MICEX指数 2262.38 +0.71% 12日のロシア株式市場は7日続伸。主要指標のMICEX指数は前日比15.93ポイント高(+0.71%)の2262.38で取引を終了した。2234.42から2262.38まで上昇した。 売りが先行した後はしばらくマイナス圏でもみ合ったが、その後はじりじりと上げ幅を拡大させた。原油価格の続伸が好感され、資源大手に買いが継続。また、海外市場の上昇も買い安心感を与えた。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まったほか、米政府がロシアの政府要人を含めて個人50人に対し、追加の経済制裁を実施するとの報道が警戒された。 【インド】SENSEX指数 34592.39 +0.26% 12日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比88.90ポイント高(+0.26%)の34592.39、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同30.05ポイント高(+0.28%)の10681.25で取引を終えた。 中盤にマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。景気の改善期待が支援材料。モルガン・スタンレー証券(MS)は最新リポートで、製造業購買担当者指数(PMI)などの経済指標が昨年12月に改善するとの見方を示した。また、農機などに適用する物品・サービス税(GST)が引き下げられるとの観測が対象銘柄の物色手掛かりとなった。 【中国本土】上海総合指数 3428.94 +0.10% 12日の上海総合指数は小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比3.60ポイント高(+0.10%)の3428.94ポイントと11日続伸した。約1カ月半ぶりの高値を連日で切り上げている。 景気期待が持続するなかで、投資家心理が上向いている。中国や米国の主要企業について、17年通期業績の好調が予測され、18年見通しも堅調なものが多い。また、取引時間中に公表された17年中国貿易統計では、年間のドル建て輸出が3年ぶりにプラス成長したことが判明している。 《NH》