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27日の香港市場概況:ハンセン0.6%安と反落、本土銘柄が下げ主導

2017/11/27 18:02 FISCO
*18:02JST 27日の香港市場概況:ハンセン0.6%安と反落、本土銘柄が下げ主導 週明け27日の香港市場は値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数は前営業日比180.13ポイント(0.60%)安の29686.19ポイント、本土企業株で構成されるH株指数は135.92ポイント(1.14%)安の11772.27ポイントとそろって反落した。売買代金は1026億600万香港ドルとなっている(24日は1046億3300万香港ドル)。 本土株安が逆風。金融監督管理の動きなどが不安材料としてくすぶるなか、上海総合指数が目先の調整局面に入ったことを嫌気した。同指数は約3カ月ぶりの安値水準で引けている。さらなるレバレッジ縮小のため、中国当局は追加の抑制措置を打ち出すとの観測も流れた。中国の債券市場は今月に入り、利回りの上昇が鮮明化している。 業種別では、H株金融セクターの下げが目立つ。新華人寿保険(1336/HK)が3.8%安、招商銀行(3968/HK)が3.1%安、華泰証券(HTSC:6886/HK)が1.7%安で引けた。 中国の不動産セクターも安い。中国恒大集団(3333/HK)が7.1%、雅居楽集団HD(3383/HK)が3.9%、碧桂園HD(2007/HK)が3.4%、広州富力地産(2777/HK)が2.9%ずつ下落した。 半導体セクターもさえない。ICファウンドリーの華虹半導体(ファホンセミコンダクター:1347/HK)が6.4%安、同業の中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が4.0%安、ICパッケージング・テスティング機器最大手のASMパシフィック・テクノロジー(522/HK)が3.3%安と値を下げた。 本土市場は反落。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.94%安の3322.23ポイントで取引を終えた。時価総額上位の銀行株が下げを主導。前日の相場で急伸した空運株もさえない。セメントや非鉄の素材株、インフラ関連株、ITハイテク関連株、自動車株、不動産株なども売られた。 【亜州IR】 《CS》