マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
8/15 12:44:14
17,569,395
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

2日の香港市場概況:ハンセン0.3%安と反落、石油セクター逆行高

2017/11/2 18:09 FISCO
*18:09JST 2日の香港市場概況:ハンセン0.3%安と反落、石油セクター逆行高 2日の香港市場は値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比75.42ポイント(0.26%)安の28518.64ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が38.13ポイント(0.33%)安の11598.36ポイントとそろって反落した。売買代金は952億3200万香港ドルと高水準が続いている(1日は1102億400万香港ドル)。 本土株安が逆風。昨夜の米株高などを好感し朝方は小じっかりだったものの、上海総合指数の下げをにらみながら、香港の各指数も売りが徐々に優勢となった。中国本土の株式市場では、主要企業の決算報告が一巡するなか、業績成長を手がかりに買われていた銘柄が利食い売りに押されている。 ハンセン指数の構成銘柄では、紙製サニタリー用品最大手の恒安国際集団(1044/HK)が3.3%安、乳製品メーカー中国大手の中国蒙牛乳業(2319/HK)が1.9%安、マカオ・カジノの銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント:27/HK)が1.7%安、小型電子部品メーカー大手の瑞声科技HD(AACテクノロジーズ・ホールディングス:2018/HK)が1.5%安と下げが目立った。時価総額上位の本土系銀行株、保険株もさえない。中国建設銀行(939/HK)が1.0%安、中国人寿保険(チャイナライフ:2628/HK)が1.1%安で引けた。 半面、エネルギー関連セクターはしっかり。石油大手3社の中国石油天然気(ぺトロチャイナ:857/HK)が3.7%、中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が3.4%、中国石油化工(サイノペック:386/HK)が0.3%、海洋油田掘削サービス大手の中海油田服務(2883/HK)が2.4%、石炭最大手の中国神華能源(1088/HK)が2.3%ずつ上昇した。石油関連に関しては、海外権益の獲得も刺激。ブラジル政府が実施した原油開発鉱区の入札では、中国海洋石油グループなどの中国企業を含むコンソーシアムが複数の鉱区落札に成功したと報じられている。 一方、本土マーケットは3日ぶり反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.37%安の3383.31ポイントで取引を終えた。非鉄など素材株が安い。時価総額上位の銀行株もさえない。自動車株や不動産株、インフラ関連株、海運株なども売られた。 【亜州IR】 《CS》