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エラン Research Memo(9):2016年12月期業績は計画超の大幅増収増益
2017/5/10 15:46
FISCO
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*15:46JST エラン Research Memo(9):2016年12月期業績は計画超の大幅増収増益 ■業績動向 1. 2016年12月期業績概要 2月10日に発表されたエラン<
6099
>の2016年12月期の業績(非連結)は、売上高が前期比26.6%増の11,407百万円、営業利益が同25.1%増の736百万円、経常利益が同26.7%増の749百万円、当期純利益が同37.9%増の500百万円だった。 2016年2月12日公表の期初計画値(売上高10,800百万円、営業利益600百万円、経常利益600百万円、当期純利益380百万円)を上回り、さらに2016年11月9日の増額修正値(売上高11,000百万円、営業利益640百万円、経常利益650百万円、当期純利益415百万円)も上回り、計画超の大幅増収増益だった。契約施設数及び月間利用者数が順調に増加して10期連続の増収増益だった。 2016年12月期末の契約施設数は前期末比120施設・18.6%増加して764施設となった。120施設増加の内訳は新規導入施設数が135施設、解約施設数が15施設だった。解約の理由は、他社入院セットへの切り替え、入院セット取り止め、病院の閉院などである。また2016年12月単月の月間利用者数は前年同月比30,201人・33.6%増加の120,026人となった。 また、2016年12月期末の拠点別契約施設数は、松本本社が前期末比18施設増加の113施設、相模原支店が同11施設増加の103施設、金沢支店が同6施設増加の88施設、名古屋支店が同21施設増加の115施設、広島支店が同14施設増加の120施設、大阪支店が同8施設増加の70施設、四国支店が同13施設増加の65施設、福岡支店が同6施設増加の32施設、札幌支店が同10施設増加の21施設、さいたま支店が同13施設増加の37施設となった。 なお、売上総利益は3,028百万円で前期比21.5%増加したが、売上総利益率は26.5%で同1.1ポイント低下した。これは営業員を本来の営業業務に専念させて生産性を向上させるため、配送業務の外注化を進めて、物流費などの外注費が増加したことが主因である。中期的には営業員の生産性向上に伴って売上総利益の増加率は向上する見込みだ。販管費は2,292百万円で同20.4%増加したが、販管費率は20.1%で同1.0ポイント低下した。人件費や経費の増加を増収効果で吸収した。ROEは18.6%で同2.7ポイント上昇した。2016年12月期末の従業員数(パート含む)は前期末比37名増加の255名である。 2. 営業基盤・経営基盤強化に向けた取り組みを実施 営業基盤・経営基盤強化に向けた取り組みとしては、人員の増強(新卒採用16名、経営幹部及び営業職等の中途採用16名)、施設運営情報等の社内共有化に向けた東京オフィス開設(2016年7月)、経営方針をダイレクトに伝達して営業体制を強化・充実させるための営業本部設置(2016年10月)、社外取締役安藤剛照(あんどうよしてる)氏の副社長就任(2016年10月)による経営基盤強化、良好な施設運営を推進する専任部署としての経営企画部設置(2016年11月)などを実施した。 社内システムの強化・処理能力向上については、稼働が遅れていた棚卸関連システムが2016年11月より稼働して期末棚卸の効率化に寄与した。 3. 熊本震災支援でCSセットを無償提供 2016年4月には平成28年熊本地震による災害への支援として、日本赤十字社を通じてお見舞金100万円を贈呈したほか、熊本県内でCSセットを提供している11施設の利用者、及び平成28年熊本地震によって被災されている旨の申し入れがあった熊本県外でのCSセット利用者に対して、2016年4月14日から2016年5月31日まで、CSセットを無償提供した。 これによって2016年4月度に1,076人、5月度に1,262人が無償サービスを利用した。対象期間に売上総損失(11施設合計で約10百万円)を計上したが、2016年6月度からは通常の有償サービスとして正常化している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展) 《NB》
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6099 東証プライム
エラン
817
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時価総額 49,510百万円
病院の入院患者や介護施設の入所者に衣類、タオル等を日額定額制でレンタルするサービスを提供。長野県松本市に本社。オリジナル患者衣ブランド「lifte」も。ケア・サポートセットの導入施設数は2300施設超。 記:2024/08/06
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