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注目銘柄ダイジェスト(前場):アステラス薬、任天堂、エムケー精工など

2016/10/24 11:44 FISCO
*11:44JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):アステラス薬、任天堂、エムケー精工など アステラス薬<4503>:1562円(前日比+37円) 急反発。16年4-9月期(第2四半期累計)の業績観測が報じられている。営業利益(国際会計基準)は前年同期に比べ2割ほど増え1600億円前後となったようだ。日本会計基準の時期も含め、4-9月期としては過去最高だったもよう。主力の前立腺がん治療剤「イクスタンジ」などの販売が海外で伸びたという。1500億円強とみていた市場予想をやや上回る内容で、買い安心感が先行しているようだ。 任天堂<7974>:24310円(前日比-875円) 大幅続落。16年4-9月期(第2四半期累計)の業績観測が報じられている。純利益は前年同期の2.6倍となる300億円程度になったようだ。米大リーグ・シアトルマリナーズの運営会社の持分売却益を計上したことなどを要因に挙げている。なお、営業損益は50億円程度の赤字(前年同期は89億円の黒字)とみられている。みずほ証券などは「サプライズはない」と指摘しており、前週末からの利益確定売り優勢の流れが継続している。 マイクロニクス<6871>:1210円(前日比-128円) 急反落で東証1部下落率上位。16年9月期業績の下方修正を発表している。営業利益見通しは従来の18.00億円から16.00億円(前期は61.43億円)へと引き下げた。メモリ向けプローブカードの需要が想定していたほどの回復に至らなかった。また、為替差損や税効果会計の影響等により、純利益見通しは11.00億円から5.00億円(同56.81億円)へ減額した。営業利益はコンセンサスの18億円強を下回る見込みでネガティブ視されている。 前沢工<6489>:322円(前日比+27円) 大幅続伸。政府は地方自治体が手掛ける水道事業への企業の参入を促すため、17年にも水道法を改正すると一部メディアが報じている。災害時の復旧を自治体との共同責任にして企業の負担を軽減するほか、料金の改定も認可制から届け出制に改めて柔軟に変更しやすくする。この報道が水道関連銘柄の刺激材料となり、同社や日鋳鉄管<5612>、メタウォーター<9551>などが東証1部上昇率上位にランクインしている。 H2Oリテイル<8242>:1506円(前日比-90円) 4日ぶり大幅反落。17年3月期上期(16年4-9月)業績の修正を発表している。営業利益見通しは従来の78.00億円から66.23億円(前年同期は75.55億円)へと引き下げた。百貨店業界の厳しい事業環境はかねて伝わっていたが、上期営業利益は市場予想の80億円程度を下回る見込みとなり、ネガティブな反応が先行している。なお、子会社における繰延税金資産の増加で、純利益見通しは29.00億円から65.52億円(同63.27億円)へ増額した。 GTS<4584>:1616円(前日比+156円) 大幅反発。みずほ証券が投資判断「買い」、目標株価2440円でカバレッジを開始している。日本で唯一、専業企業としてバイオシミラー(バイオ後続品)の製造・開発ノウハウを持っており、今後、国内で1.6兆円程度の市場規模とみられるバイオ医薬品の相次ぐ特許切れと医療費抑制の流れから再評価が進むとみているようだ。製品・開発品の市場浸透、新規パートナー獲得、開発進展などの事業進捗が株価の面でも重要なイベントになるとしている。 エムケー精工<5906>: - 円(前日比 - 円) ストップ高買い気配。17年3月期の上期(16年4-9月)業績を上方修正している。営業利益見通しは従来の3.00億円から6.70億円(前期は4.75億円)へと引き上げた。主力のオート機器事業においては、昨年に続く政府助成金制度の効果により門型洗車機の売上が順調に増加し、またオイル機器の新機種投入効果も寄与した。第1四半期の営業利益は前年同期比ほぼ横ばいで推移していただけに、大幅な上方修正はサプライズとなったようだ。 《WA》
関連銘柄 9件
4503 東証プライム
1,798.5
9/4 15:00
-21.5(-1.18%)
時価総額 3,301,780百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
4584 東証グロース
123
9/4 15:00
-9(-6.82%)
時価総額 4,589百万円
北海道大学発ベンチャーとして2001年に創業。バイオシミラー事業、細胞治療(再生医療)事業を手掛ける。ノーリツ鋼機の持分法適用関連会社。カイオム・バイオサイエンスと業務提携。細胞治療事業等にリソース集中。 記:2024/07/08
5612 東証スタンダード
1,222
9/4 15:00
-70(-5.42%)
時価総額 4,024百万円
上下水道・ガス用ダクタイル鋳鉄管を製造・販売。鉄管リサイクル、マンホール蓋の点検・調査DXツールアプリ「だいさくくん」等も。24.3期3Q累計は大幅増益。販売価格の改定に加え、コスト削減などが寄与。 記:2024/04/14
5906 東証スタンダード
429
9/4 14:48
-9(-2.05%)
時価総額 6,690百万円
給油所向け門型洗車機やLED表示機などを製造・販売。農家向け低温貯蔵庫や住設機器なども。特定顧客向け製品の受注で音響関連商品は売上伸ばす。木・アルミ複合断熱建具は需要増。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/04/14
6489 東証スタンダード
1,342
9/4 15:00
-54(-3.87%)
時価総額 28,754百万円
上下水道用機器・水処理装置メーカー。1937年創業。上下水道用バルブ・ゲート、浄水場や下水処理場等の設備・システム等を手掛ける。配当性向30%目安。事業領域の拡充、メンテナンス事業の拡大等に取り組む。 記:2024/05/17
6871 東証プライム
3,965
9/4 15:00
-465(-10.5%)
時価総額 158,699百万円
半導体計測器具「プローブカード」、試験装置「テスタ」などの開発、製造、販売を行う。メモリー向けプローブカードで世界トップシェア。海外売上比率は約7割。メモリー向けプローブカードは高い生産稼働率が続く。 記:2024/09/02
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
2,110
9/4 15:00
-55(-2.54%)
時価総額 264,174百万円
阪急阪神百貨店、イズミヤ・阪急オアシス、関西スーパーマーケットなどを傘下に収める持株会社。阪急阪神東宝グループ。27.3期営業利益320億円目標。阪急本店への積極投資や百貨店リモデルへの重点投資図る。 記:2024/06/04
9551 東証プライム
1,700
9/4 15:00
-58(-3.3%)
時価総額 81,190百万円
水・環境分野の総合エンジニアリング企業。日本ガイシと富士電機の水環境事業子会社の合併で誕生。浄水場・下水処理場・資源リサイクル施設向け設備の設計・建設等を行う。基盤分野の強化、成長分野の拡大を図る。 記:2024/08/06