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シュッピン Research Memo(10):自転車は新品確保に課題、損益分岐点は視野

2015/6/16 16:28 FISCO
*16:32JST シュッピン Research Memo(10):自転車は新品確保に課題、損益分岐点は視野 ■事業別動向 (4)自転車事業 自転車事業はEC売上高が271百万円(前期比3.9%増)、店舗売上が91百万円(同55.3%増)となり、事業全体では売上高363百万円(同13.4%増)、営業損失15百万円(2014年3月期は23百万円の営業損失)で着地した。店舗売上高が大幅増となったのは2104年3月期に店舗を改装のため一時休業していたことの反動である。EC売上高が3.9%増にとどまったことの意味の方が重いというべきであろう。 自転車については、愛好家も数多く存在し、市場規模も筆記具などに比べればはるかに大きい。にもかかわらず同社の事業がなかなか巡航速度に乗れない理由は、新品の確保が困難なためである。中古品の一定のニーズはあるがそれだけでは仕入の不安定さゆえうまく回らない。同社の事業モデルの特徴と強みで述べたことの裏返しのことが、自転車事業で起こっているということだ。 しかし、シュッピン<3179>は継続的に仕入れルートの開拓努力を続けており、業績的にも損益分岐点が見えてきた。自転車においてもワンプライス買取を行うなど、業界としては画期的な試みで仕入増と認知度向上を図っている。その効果はこれから顕在化してくるものと弊社では考えている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《FA》
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時価総額 29,826百万円
カメラや時計、筆記具、自転車の専門ショップを展開。ECサイトでの販売が主力。シグマクシスと資本業務提携。カメラ事業のEC買取額は過去最高。筆記具事業は限定モデル等が好調。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/04/15