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売り一巡後は押し目を拾う動きや短期筋による買い戻しから下げ渋る【クロージング】

2022/4/18 16:06 FISCO
*16:06JST 売り一巡後は押し目を拾う動きや短期筋による買い戻しから下げ渋る【クロージング】 18日の日経平均は大幅続落。293.48円安の26799.71円(出来高概算8億3000万株)で取引を終えた。中国経済の減速懸念やウクライナ情勢の緊迫化による資源価格の高騰が世界経済に悪影響を及ぼすとの警戒感からリスク回避の売りが強まり、前場終盤には一時26571.38円まで下げ幅を広げた。ただし、このところ下げの目立っていたハイテク関連株の一角が切り返したほか、海運株も堅調に推移するなか、売り一巡後は押し目を拾う動きや短期筋による先物への買い戻しも加わり、終盤にかけては下げ渋る展開だった。 東証プライムの騰落銘柄は値下がり銘柄が1300を超え、全体の7割超を占めた。セクターでは、海運、鉱業、保険、その他金融など5業種が上昇。一方、その他製品、食料品、機械、サービス、空運、医薬品など28業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、クレセゾン<8253>、三菱商<8058>、東京海上<8766>、郵船<9101>がしっかりだった半面、ファーストリテ<9983>、リクルートHD<6098>、ファナック<6954>、信越化<4063>、ダイキン<6367>が軟調だった。 先週末の米国市場は聖金曜日で休場だったが、この日発表されたニューヨーク連銀製造業景況指数が市場予想を上回るなど良好な経済指標が相次いだ。週明けの時間外取引で米長期金利が上昇した一方、ナスダック100先物が下落するなか、今夜の米国市場への懸念から、値がさハイテク株中心に幅広い銘柄に売りが広がったほか、先物売りも加わった。また、中国の1-3月期の国内総生産(GDP)は市場予想(4.3%増)を上回る結果となったが、新型コロナウイルスの感染再拡大やその抑え込みに向けた上海のロックダウンによる影響を完全に織り込んでおらず、先行きの景気減速が懸念されるといった見方もされた。 米国経済指標を映したインフレ進行で、5月と6月に0.5%の大幅利上げが実施されるとの見方がコンセンサスだ。こうしたなか、過度な利上げによる米国景気の減速懸念が拭えないうえ、ウクライナ情勢も依然緊迫した状態が続いており、投資マインドは改善していない。地政学リスクを背景に原油などの商品市況が再び上昇している。国内企業の決算発表を前に原材料価格の高騰による影響が今期業績にも悪影響を及ぼしそうで、内憂外患の状況に陥っている。目先は下値模索の展開が続きそうだ。 《FA》
関連銘柄 10件
4063 東証プライム
5,832
9/4 15:00
-541(-8.49%)
時価総額 11,804,685百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
8,406
9/4 15:00
-654(-7.22%)
時価総額 14,256,240百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6367 東証プライム
17,875
9/4 15:00
-675(-3.64%)
時価総額 5,239,413百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8058 東証プライム
2,882.5
9/4 15:00
-151.5(-4.99%)
時価総額 12,430,729百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。自動車・モビリティ、複合都市開発等も。総還元性向40%程度目処。LNG事業の拡張などを図る。 記:2024/07/07
8253 東証プライム
3,305
9/4 15:00
-166(-4.78%)
時価総額 612,896百万円
流通系で国内最大のクレジットカード会社。そごう・西武、パルコ等と強い提携関係。信用保証や不動産ビジネスも。ファイナンス事業は堅調。インドなど海外事業拡大へ。新中計では事業利益を27年3月期1000億円へ。 記:2024/08/17
5,436
9/4 15:00
-223(-3.94%)
時価総額 11,089,440百万円
メガ損保の一角。生保も。M&Aで海外拡大。北米を中心とする海外保険事業、アセットマネジメント事業なども。損害保険事業は国内事業の自動車保険料率改定、海外事業の成長により好調な業績推移を見込む。30年3月末までに政策保有株ゼロにする方針。 記:2024/05/09
9101 東証プライム
4,927
9/4 15:00
-128(-2.53%)
時価総額 2,513,583百万円
海運の国内最大手。1885年創業。三菱グループ。不定期専用船事業、物流事業が柱。定期船事業、航空運送事業等も展開。世界最大規模の自動車専用船を保有。配当性向30%目安。25.3期は最終増益見通し。 記:2024/07/04
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10