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前場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後は引き続きこう着感の強い相場展開に~

2021/11/30 8:37 FISCO
*08:37JST 前場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後は引き続きこう着感の強い相場展開に~ 30日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:買い一巡後は引き続きこう着感の強い相場展開に ■ACCESS、22/1赤字修正 営業損失▲34.0億円←1.0億円 ■前場の注目材料:日産自、電動車開発に2兆円、車載電池、生産力引き上げ ■買い一巡後は引き続きこう着感の強い相場展開に 30日の日本株市場は、買い一巡後は引き続きこう着感の強い相場展開になりそうだ。29日の米国市場はNYダウが236ドル高だった。先週の下げが行き過ぎとの見方も手伝い買い先行の展開となった。また、バイデン大統領が新型コロナの新たな変異株(オミクロン株)を巡り、経済封鎖の必要性を否定すると警戒感が後退し上げ幅を拡大している。ハイテク主導の上昇となり、ナスダックは291ポイント高で先週末の下落部分をほぼ吸収する格好となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円高の28330円。円相場は1ドル113円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好からやや買い先行で始まることになりそうだ。米ハイテク株の強い動きにより、指数インパクトの大きい値がさハイテク株に波及する格好となるようだと、日経平均を押し上げる動きとなろう。ただし、オミクロン株を巡る報道には引き続き振らされやすい状況であるほか、先物主導によるインデックスに絡んだ商いが中心であるため、方向感を掴みづらくさせそうだ。日経平均は75日線が目先的な上値抵抗線となっているほか、NYダウについても75日線に上値を抑えられる格好だった。日中はグローベックスの米先物の動向なども注意する必要があるだろう。 また、米国ではバイデン大統領の発言によって米経済の先行きに対する過度な懸念が後退した格好となったが、国内においては、政府は水際対策を巡り全世界からの外国人の新規入国を原則停止すると発表した。経済活動の正常化への期待が後退する格好となるなか、積極的な売買は手控えられることになりそうだ。そのため、物色の流れとしては先物主導によるインデックスに絡んだ値がさハイテク株のほか、巣ごもり消費といったコロナ感染時に物色されていたテーマ株などへの物色が再燃する可能性はありそうだ。 もっとも、マザーズ指数は昨日の下落で支持線として意識されていた75日線を割り込んでいる。需給状況は悪化傾向にあることから、強いトレンドを形成している銘柄への順張りスタンスに向かいやすく、出遅れ感のある銘柄などを見直す流れには、中々向かいづらいところだろう。 ■ACCESS、22/1赤字修正 営業損失▲34.0億円←1.0億円 ACCESS<4813>は2022年1月期業績予想の修正を発表。売上高は119億円から90億円、営業損益は1.0億円の黒字予想から34.0億円の赤字に下方修正している。ネットワーク事業の主体である米国子会社のIP Infusion Inc.における売上高及び営業利益が大幅に減少することが見込まれ、売上高及び各段階利益が当初の予想数値を下回る見込みとなった。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(35135.94、+236.60) ・ナスダック総合指数は上昇(15782.83、+291.18) ・シカゴ日経先物は上昇(28330、大阪比+110) ・1ドル113.50-60円 ・SOX指数は上昇(3910.54、+153.41) ・VIX指数は低下(22.96、-5.66) ・米原油先物は上昇(69.95、+1.80) ・米国景気の拡大 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・日産自<7201>電動車開発に2兆円、車載電池、生産力引き上げ ・グローリー<6457>米社を210億円で買収、北米事業拡大 ・ファインシンター<5994>コバルト未使用6割超、バルブシート量産 ・TIS<3626>旅行の悪質予約被害を阻止、リスク可視化サービス ・キヤノン<7751>CT世界首位狙う、25年目標、AIテコに成長 ・テルモ<4543>仏社と提携拡大、インスリン自動投与システム開発 ・資生堂<4911>新興2社と連携、オープンイノベ第2期 ・武田薬<4502>臓器移植後の感染症に新薬 ・日本製鉄<5401>ひも付き価格を事前決定、来年4月開始 ・カーバイド<4064>AGC生産を国内移管 ・デンカ<4061>放熱シートの生産体制見直し、xEV・5G向け需要拡大 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 10月有効求人倍率(予想:1.17倍、9月:1.16倍) ・08:30 10月失業率(予想:2.8%、9月:2.8%) ・08:50 10月鉱工業生産速報値(前月比予想:+1.9%、9月:-5.4%) <海外> ・09:30 豪・7-9月期経常収支(予想:+293億豪ドル、4-6月期:+205億豪ドル) ・10:00 中・11月製造業PMI(予想:49.7、10月:49.2) ・10:00 中・11月非製造業PMI(予想:51.5、10月:52.4) 《ST》
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独立系総合ITサービス会社。広域ITソリューション、産業IT等を展開。クレジットカードなど金融向けに強み。ビジネスパートナーは3000社超。オファリングサービスは順調。27.3期売上高6200億円目標。 記:2024/06/13
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4064 東証プライム
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4502 東証プライム
4,333
9/4 15:00
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時価総額 6,855,998百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
4543 東証プライム
2,673
9/4 15:00
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医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
4813 東証プライム
1,242
9/4 15:00
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時価総額 49,224百万円
Whitebox向けネットワークOS等のネットワーク事業、IoT事業、ブラウザコンポーネントの提供等のWebプラットフォーム事業を手掛ける。NTTと資本業務提携。IoT事業は自社製品・サービスの育成図る。 記:2024/05/02
4911 東証プライム
3,094
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時価総額 1,237,600百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
5401 東証プライム
3,163
9/4 15:00
-116(-3.54%)
時価総額 3,005,865百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。米鉄鋼大手USスチール買収へ。中国減速で需要や市況は伸び悩み。原材料高も響く。 記:2024/06/24
5994 東証スタンダード
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時価総額 3,872百万円
トヨタ自動車系の粉末冶金メーカー。自動車用部品や鉄道車両部品、産業機械用部品等を手掛ける。ショックアブソーバ用部品で世界シェアトップクラス。新型ハイブリッド車用インバーター部品など電動関連製品の拡大図る。 記:2024/06/28
6457 東証プライム
2,591.5
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時価総額 164,918百万円
通貨処理機メーカー。1918年創業。兵庫県姫路市に本社。オープン出納システム、つり銭機でトップシェア。電子決済・ASPサービス等も。DOE3%以上目安。25.3期は金融市場、リテール市場で増収増益見込む。 記:2024/06/29
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自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
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-126(-2.47%)
時価総額 6,623,467百万円
精密機器大手。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上高比率は7割超。グラフィックアート向け大判プリンター3機種を新発売。 記:2024/04/30