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前場に注目すべき3つのポイント~米国同様、成長株から割安株へのシフトとなるか~

2021/8/12 9:06 FISCO
*09:06JST 前場に注目すべき3つのポイント~米国同様、成長株から割安株へのシフトとなるか~ 12日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:米国同様、成長株から割安株へのシフトとなるか ■楽天G、2Q営業損失1008億円、コンセンサス範囲内 ■前場の注目材料:パナソニック、中国新工場を稼働、換気機器など23年度20万台 ■米国同様、成長株から割安株へのシフトとなるか 12日の日本株市場は、堅調な相場展開が見込まれる。11日の米国市場ではNYダウが220ドル高だった。7月消費者物価指数(CPI)の伸びが一段落しインフレ高進への脅威が後退。金融引き締めを急ぐ必要性が示されなかったため、買い安心感に繋がっている。インフラ投資が回復を強めるとの期待も根強く、ダウは終日堅調に推移。一方で、成長株から割安株へのシフトにより、ナスダックは続落だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比160円高の28230円。円相場は1ドル110円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになろう。日経平均は心理的な抵抗だった28000円を突破してくることにより、28000円~28500円のレンジを意識したトレンド形成が期待されてきそうである。ただし、米国では成長株から割安株へのシフトが見られていることもあり、昨日弱い値動きを見せていた東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>などが引き続き弱い値動きとなるようだと、日経平均の重荷になりやすいと考えられるため、値がさハイテク株の動向には注視する必要がありそうだ。 また、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による経済活動の正常化への遅れに対する警戒から積極的な上値追いは限られやすく、買い戻しなどの需給要因が中心。先物市場ではクレディスイスがショートカバーの動きを見せてきており、明日のミニSQに向けてヘッジ対応の動きなども注目されるところであろう。日経平均はテクニカル面で25日線を上放れてくるほか、一目均衡表では基準線を突破。75日線や雲下限が位置する28500円辺りが意識されてくる。 物色の流れとしては指数インパクトの大きい値がさ株の動向を睨みながら、ややバリューシフトを意識か。また、中小型株の決算発表は本格化するなか、好業績銘柄には個人主体の資金が集中する動きが見られている。そのほか、政策に絡んだ銘柄などへの循環物色になりそうである。 ■楽天G、2Q営業損失1008億円、コンセンサス範囲内 楽天G<4755>が発表した第2四半期(1-6月)業績は、営業損失が1008.89億円だった。コンセンサス(1005億円程度の赤字)の範囲内。携帯事業で自社回線エリアの拡大を目的とした基地局設置の投資や減価償却費などのコスト負担が響いた。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(28070.51、+182.36) ・NYダウは上昇(35484.97、+220.30) ・シカゴ日経先物は上昇(28230、大阪比+160) ・VIX指数は低下(16.06、-0.73) ・米原油先物は上昇(69.25、+0.96) ・米長期金利は低下 ・海外コロナワクチン接種の進展 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・パナソニック<6752>中国新工場を稼働、換気機器など23年度20万台 ・ニコン<7731>米エイバと協業、センシング技術活用 ・村田製<6981>JR守山駅前に開発新拠点、25年度始動 ・横浜ゴム<5101>23年稼働予定の印工場に追加投資、農機タイヤなど日量123トン ・シマノ<7309>DXで業務改革、年内にロードマップ策定 ・日鋳鉄管<5612>劣化マンホール、市民が情報収集、ホール・アース×日本鋳鉄管が実証 ・フェローテク<6890>DCB基板増産、中国で月100万枚 ・中外薬<4519>パネル検査、血液でがん遺伝子解析 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 7月国内企業物価指数(前年比予想:+5.0%、6月:+5.0%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 12件
4519 東証プライム
6,943
9/4 15:00
-174(-2.44%)
時価総額 11,657,700百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
4755 東証プライム
1,002
9/4 15:00
-65.5(-6.14%)
時価総額 2,065,132百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
5101 東証プライム
3,202
9/4 15:00
-142(-4.25%)
時価総額 542,896百万円
国内大手のタイヤメーカー。1917年創業。産業車両用などスペシャリティータイヤで高シェア。ゴルフ関連商品、航空機向け製品等も。26.12期売上高1兆1500億円目標。タイヤは高付加価値品比率の向上図る。 記:2024/05/08
5612 東証スタンダード
1,222
9/4 15:00
-70(-5.42%)
時価総額 4,024百万円
上下水道・ガス用ダクタイル鋳鉄管を製造・販売。鉄管リサイクル、マンホール蓋の点検・調査DXツールアプリ「だいさくくん」等も。24.3期3Q累計は大幅増益。販売価格の改定に加え、コスト削減などが寄与。 記:2024/04/14
1,228
9/4 15:00
-26(-2.07%)
時価総額 3,013,582百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6857 東証プライム
6,129
9/4 15:00
-514(-7.74%)
時価総額 4,695,850百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
2,269
9/4 15:00
-158(-6.51%)
時価総額 106,509百万円
半導体・FPD製造装置部品を製造・販売。真空シールに強み。半導体製造工程向け消耗品も。24.3期3Q累計はパワー半導体用基板が好調。だが半導体装置部品の調整長びく。生産能力増強に向け国内外で工場を建設中。 記:2024/04/11
6981 東証プライム
2,944
9/4 15:00
-139(-4.51%)
時価総額 5,968,792百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7309 東証プライム
26,920
9/4 15:00
-505(-1.84%)
時価総額 2,454,027百万円
自転車部品大手。スポーツ自転車向けに強く、変速機やブレーキなどで世界トップシェア。リールやロッドなど釣具も手掛ける。自転車部品ではグラベル専用コンポーネント「SHIMANO GRX」などの製品が好評。 記:2024/04/30
7731 東証プライム
1,473.5
9/4 15:00
-56.5(-3.69%)
時価総額 557,480百万円
大手光学機器メーカー。カメラと半導体やFPDの露光装置で世界トップクラス。眼科領域の顕微鏡等も製造、販売する。業務用カメラの米レッド社買収。カメラや半導体露光装置が堅調。開発費などが重し。医療事業に注力。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17