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前場に注目すべき3つのポイント~CPI消化で29000円を中心としたもち合いレンジの突破を意識~

2021/6/11 8:32 FISCO
*08:32JST 前場に注目すべき3つのポイント~CPI消化で29000円を中心としたもち合いレンジの突破を意識~ 11日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:CPI消化で29000円を中心としたもち合いレンジの突破を意識 ■積水ハウス、1Q営業利益 7.5%増 546億円、コンセンサス上回る ■前場の注目材料:トヨタ、新型エンジン、レクサスSUVに搭載 ■CPI消化で29000円を中心としたもち合いレンジの突破を意識 11日の日本株市場は、こう着ながらも底堅い相場展開が見込まれる。10日の米国市場はNYダウが小幅に上昇。5月CPIは市場予想を上回ったものの、連邦準備制度理事会(FRB)が金融緩和の縮小を急ぐほどではないと受け止められ、買いの安心感が広がった。週次新規失業保険申請件数も市場予想は上回ったものの、前週より減少し、労働市場の回復が続いていることが確認された。足元で売られていた景気敏感株が買い戻され、長期金利の低下はハイテク株など、PERの高い銘柄への買いを誘った。シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円高の28940円。円相場は1ドル109円30銭台で推移している。 CPIを消化したことからアク抜けが期待される。SQは波乱なく通過すると見られ、需給面でも軽くなることから改めて日経平均は29000円を中心としたもち合いレンジの突破を意識させてきそうだ。上値抵抗線として意識されている75日線は29147円に位置しており、SQに絡んだ商いから一気にクリアしたいところ。米国市場ではNYダウは引けにかけて軟化したことから小幅な上昇にとどまっているものの、ナスダックは堅調。CPI発表後に長期金利は上昇したものの、その後は低下したことからハイテク株への物色が見られている。 また、TSMCは日本で初となる半導体工場を熊本県に建設する検討に入ったと報じられているほか、米半導体のSiFiveに米インテルが買収を打診しているとの観測報道も伝えられており、足元で利益確定の売りに押されていたハイテク株への物色に向かわせやすいところである。指数インパクトの大きい値がさ株ハイテク株などへの物色が見られるようだと、日経平均の押し上げ役になりそうだ。 一方で、SQ値が心理的な抵抗となる可能性はある。そうなると週末要因もあって次第に様子見姿勢が強まる可能性も警戒されるため、物色対象についても個人主体による中小型株へ向かわせやすい。また、新型コロナワクチン接種が加速しており、アフターコロナに関連した銘柄への循環物色も見られよう。 ■積水ハウス、1Q営業利益 7.5%増 546億円、コンセンサス上回る 積水ハウス<1928>は第1四半期決算を発表。売上高は前年同期比1.8%増の6085.90憶円、営業利益は同7.5%増の546.84億円だった。営業利益はコンセンサス(470億円程度)を上回る。新型コロナの影響で落ち込んだ戸建て住宅や賃貸住宅、リフォームなどの受注回復が続いている。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(28958.56、+97.76) ・NYダウは上昇(34466.24、+19.10) ・ナスダック総合指数は上昇(14020.33、+108.58) ・シカゴ日経225先物は上昇(28940、大阪比+20) ・SOX指数は上昇(3196.21、+37.73) ・VIX指数は低下(16.10、-1.79) ・米原油先物は上昇(70.29、+0.33) ・米長期金利は低下 ・海外コロナワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・トヨタ<7203>新型エンジン、レクサスSUVに搭載 ・ファナック<6954>ファナックなど出資のDUCNET、独の製造業DX支援 ・東芝<6502>総会「公正といえず」、一部株主へ不当な影響、弁護士調査報告書 ・井関農機<6310>井関農機・有機米デザイン、稲作用抑草ロボ開発、普及発展で提携 ・東ラヂエタ<7235>工場スマート化に2億円、生産効率底上げ ・トヨタ<7203>「ランクル」、14年ぶり刷新、新車台で軽量化 ・豊田織<6201>電動コンプレッサー販売、今年度1.7倍 ・新明和工業<7224>東南ア市場開拓、タイ公的機関から駐車設備受注 ・ダイキン<6367>鹿島製作所の生産性5割増、工場内情報を統合管理 ・NEC<6701>英ヘルスケアソフト買収、病院紹介状デジタル化 ・KDDI<9433>水中点検ドローン商用化、ダム・港湾・漁場監視 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 4-6月期法人企業景気予測調査・大企業全産業景況判断指数(予想:-5.5、1-3月期:-4.5) <海外> ・G7サミット(英コーンウォール、13日まで) 《ST》
関連銘柄 11件
1928 東証プライム
3,734
9/4 15:00
-79(-2.07%)
時価総額 2,556,606百万円
ハウスメーカー大手。戸建住宅事業や賃貸・事業用建物事業、建築・土木事業、分譲マンション開発事業等を手掛ける。戸建住宅は中高級商品、高価格商品の拡販に注力。中計では26.1期売上高3兆6760億円目標。 記:2024/05/06
6201 東証プライム
11,015
9/4 15:00
-435(-3.8%)
時価総額 3,589,139百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。1926年設立のトヨタグループの母体。フォークリフト、カーエアコン用コンプレッサーで世界トップシェア。貴金属やコバルトを使用しないアルカリ水電解式水素製造装置向けの電極を開発。 記:2024/06/04
6310 東証プライム
973
9/4 15:00
-17(-1.72%)
時価総額 22,364百万円
老舗農業機械メーカー。1926年に愛媛県松山市で創業。トラクタ、耕うん機等の整地用機械が主力。田植機、コンバイン、芝刈機などの製造・販売も。国内では畑作市場などへ経営資源集中。海外は事業拡大の加速図る。 記:2024/08/09
6367 東証プライム
17,875
9/4 15:00
-675(-3.64%)
時価総額 5,239,413百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(-0.11%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6701 東証プライム
12,845
9/4 15:00
-830(-6.07%)
時価総額 3,504,758百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7224 東証プライム
1,301
9/4 15:00
-49(-3.63%)
時価総額 91,070百万円
大手特装車メーカー。ダンプトラック、塵芥車などで国内トップシェア。パーキングシステムや産機・環境システム、水中ポンプ等も。機械式駐車設備、航空旅客搭乗橋は受注順調。27.3期売上高3200億円目指す。 記:2024/06/17
7235 東証スタンダード
702
9/4 15:00
-23(-3.17%)
時価総額 10,109百万円
トラック、産業建設機械用熱交換器メーカー。ラジエーター等の熱交換器部品、燃料タンク等の車体部品の製造、販売等を行う。いすゞ自動車などが主要取引先。海外拠点の生産能力活用により、競争力向上に取り組む。 記:2024/08/20
9433 東証プライム
4,822
9/4 15:00
-158(-3.17%)
時価総額 11,110,756百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04