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景気敏感株を中心に物色強まり29000円を回復【クロージング】

2021/5/28 16:03 FISCO
*16:03JST 景気敏感株を中心に物色強まり29000円を回復【クロージング】 28日の日経平均は大幅反発。600.40円高の29149.41円(出来高概算13億5662万株)と終値ベースでは10日以来約3週間ぶりに29000円を回復して取引を終えた。米景気の回復加速への期待感から、景気敏感株を中心にほぼ全面高の展開となった。前日のMSCIのリバランスを終えて、需給不安が後退したことも買い安心感に繋がった。また、国内での新型コロナワクチンの接種加速が見込めるとの見方のほか、時間外取引での米株先物が堅調に推移していることも支援材料になり、高値圏での推移が続いた。 東証1部の騰落銘柄は値上がり銘柄が1800を超え、全体の8割超を占めた。セクター別では、非鉄金属、鉄鋼、機械が3%超の大幅上昇など33業種すべてが値上がりした。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、ファナック<6954>が堅調。これら4銘柄で日経平均を約200円押し上げた。半面、アドバンテス<6857>、花王<4452>、サイバー<4751>、武田<4502>が軟調だった。 前日の米国市場では、雇用関連指標が好調だったほか、バイデン大統領が2022会計年度の予算教書で6兆ドル歳出を求める計画との報道が伝わったことで、世界景気のエンジン役である米国景気の回復が加速するとの思惑が広がったことが投資家心理を大きく好転させ、世界の景気敏感株とされる日本株に物色の矛先が向かった。また、防衛省は自衛隊が運営する新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターについて、31日~6月6日分の東京会場の予約が埋まったと発表。ワクチン接種が加速することによる感染者の抑制への期待も相場を押し上げる要因になったとみられる。 米国では28日、4月の個人消費・所得が公表される予定。景気の回復テンポやインフレ圧力を測る上で注目されている。これまでの景気対策の効果で、所得や支出が大きく伸びれば、景況感の改善を背景に米金利の上昇を招きかねず、警戒が必要だろう。また、来週もISM製造業景況指数や米雇用統計など重要な経済指標の発表を控えているだけに、目先は米経済統計の内容を一つずつ確認しながらの展開となりそうだ。 《FA》
関連銘柄 8件
4452 東証プライム
6,641
9/4 15:00
+80(1.22%)
時価総額 3,154,475百万円
トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
4502 東証プライム
4,333
9/4 15:00
-65(-1.48%)
時価総額 6,855,998百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
4751 東証プライム
1,036.5
9/4 15:00
-29.5(-2.77%)
時価総額 524,390百万円
インターネット広告事業が主力。運用型広告で国内首位。検索連動型広告に強み。ABEMA等のメディア事業、ゲーム事業、投資育成事業等も手掛ける。ABEMAはスポーツコンテンツの拡充、マネタイズを強化。 記:2024/08/26
6857 東証プライム
6,129
9/4 15:00
-514(-7.74%)
時価総額 4,695,850百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17