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米国株の反発が支援材料となり、買い戻し優勢に【クロージング】

2021/5/14 16:03 FISCO
*16:03JST 米国株の反発が支援材料となり、買い戻し優勢に【クロージング】 14日の日経平均は4日ぶりに反発。636.46円高の28084.47円(出来高概算12億6620万株)で取引を終えた。前日までの3日間で約2000円を超える急落を演じたことから急ピッチの下落に対する反動や前日の米国株上昇が投資家心理を改善させ、主力株や値がさ株中心に買い戻しの動きが活発化した。ミニSQに絡んだ売買は買い越しだったほか、SQ値を上回っての推移が続いたこともセンチメントを明るくさせている。ただし、決算ピークのなかで積極的な参加者は限られており、薄商いのなかで先物主導によるインデックス売買の影響は大きい。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1800に迫り、全体の8割超を占めた。セクター別では、精密機器が3.60%と大きく上伸したほか、その他金融、その他製品、陸運、金属製品など29業種が値上がりし、パルプ紙、鉄鋼、非鉄金属、水産農林の4業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、KDDI<9433>、ファナック<6954>が堅調。半面、セコム<9735>、住友不<8830>、カシオ<6952>、住友鉱<5713>が軟調だった。 米国ではバリュー株物色が再燃したほか、金利上昇が一服したため、ハイテク関連などのグロース株にも買い戻しの動きが強まった。台湾、香港、中国のアジア市場も堅調に推移しているほか、時間外取引での米株先物も上昇していることも投資マインドの改善につながった。前場は27900円近辺で上値の重さが意識される場面もあったが、午後に入り28000円に乗せると、その後は28000円を上回っての堅調な展開となった。 インフレ懸念が一服したことから、ひとまず反発する形となった。ただ、直近3日間の下げ幅の3分の1戻しをほぼ達成したことから、短期的な戻り一巡感は意識されやすい。加えて、織り込み済みと見なされた米卸売物価指数は市場予想を上回っているほか、今夜には4月の米小売売上高の発表が予定されている。関係者によると、前月比1.0%増と、3月の9.7%増から大幅に低下することが想定されている。市場予想よりも伸び率が拡大すれば、インフレ懸念が再燃しかねず、まだ余談を許さない状況に変化はないようだ。このため、来週も米金利の動きには引き続き警戒が必要だろう。 《FA》
関連銘柄 8件
5713 東証プライム
3,802
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-248(-6.12%)
時価総額 1,105,675百万円
総合非鉄素材メーカー。1590年創業。住友グループの源流。資源開発、銅など非鉄金属の製錬、機能性材料の製造・販売等を行う。材料事業では車載用電池材料の需要が底堅い。資源部門では菱刈鉱山が順調な操業継続。 記:2024/07/02
6952 東証プライム
1,146.5
9/4 15:00
-15.5(-1.33%)
時価総額 285,503百万円
「G-SHOCK」シリーズなどの時計事業、関数電卓や電子辞書などのEdTech事業が柱。電子ピアノなどの電子楽器、電子文具等も。関数電卓は世界で高シェア。時計事業では直営店、直販ECビジネスの拡大図る。 記:2024/06/29
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8830 東証プライム
4,768
9/4 15:00
-194(-3.91%)
時価総額 2,269,978百万円
大手総合不動産会社。住友本社の不動産部門を継承する会社として1949年に設立。東京都心部を中心にオフィスビル230棟超を管理・運営。不動産販売やリフォーム等も。六本木五丁目、飯田橋など進行中の案件は豊富。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
4,822
9/4 15:00
-158(-3.17%)
時価総額 11,110,756百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9735 東証プライム
10,675
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国内初の警備保障会社。事業所向け・家庭向けオンライン・セキュリティシステム、常駐警備、現金護送等を手掛ける。防災事業、メディカルサービス事業等も。システムセキュリティ、入退室管理システム等の拡販図る。 記:2024/08/01
9983 東証プライム
45,740
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-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10