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グロースシフトを見極めたいところ【クロージング】

2021/3/12 16:13 FISCO
*16:13JST グロースシフトを見極めたいところ【クロージング】 12日の日経平均は4日続伸。506.19円高の29717.83円(出来高概算15億8290万株)で取引を終えた。11日の米国市場では新規失業保険申請件数の減少や1月JOLT求人件数も予想外に増加するなど良好な雇用指標を好感。さらにバイデン大統領が1.9兆ドル規模の追加経済対策法案に署名し成立したことで景気回復期待が強まり、NYダウ、S&P500は最高値を更新し、調整が続いていたナスダックは大幅に上昇した。 この流れを受けた東京市場においては、SQに絡んだ商いは225型が売り越しだったようであり、これによりSQ値は29282.41円と抑えられた。その後、日経平均は一時下げに転じる場面がみられたが、前引けにかけては強含みの展開となり上げ幅を拡大。この流れは後場に入って勢いを増しており、後場半ばには29744.32円まで上昇している。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1200を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは金属製品、電気機器、海運、機械、鉄鋼、情報通信が2%を超える上昇。一方で、電力ガス、不動産、陸運、保険が小幅に下落している。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、ダイキン<6367>、ファナック<6954>、信越化<4063>、アドバンテスト<6857>が堅調。半面、ファーストリテ<9983>、TOTO<5332>、アステラス薬<4503>、住友不<8830>が冴えない。 東エレクは9営業日ぶりに反発となるなど、米長期金利の上昇をきっかけとしたナスダックの調整入り、これを受けたグロース株への利益確定の流れにも一服感が意識された感はある。東エレクは75日線レベルでの底固めからリバウンドをみせており、25日線を捉えてきている。ここまではテクニカル面では想定内であろう。 また、ナスダックについても25日線レベルまでのリバウンドをみせてきており、この抵抗線を明確に上放れてくるようであれば、グロース株を見直す動きは意識されやすいところである。それ故に、来週の米FOMCを通過してくるまでは米長期金利の動向を睨みながらの展開になりやすく、グロースシフトについても、見極めたい水準であろう。 《FA》
関連銘柄 10件
4063 東証プライム
5,832
9/4 15:00
-541(-8.49%)
時価総額 11,804,685百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4503 東証プライム
1,798.5
9/4 15:00
-21.5(-1.18%)
時価総額 3,301,780百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
5332 東証プライム
4,807
9/4 15:00
-204(-4.07%)
時価総額 850,748百万円
衛生陶器大手。国内首位のトイレに強み。バス・キッチンや洗面商品も。24.3期3Qは日本住設事業が堅調。パブリック用途は足踏みだが、住宅用途のリモデルが売上増。米州事業ではネオレスト、ウォシュレットが堅調。 記:2024/04/13
6367 東証プライム
17,875
9/4 15:00
-675(-3.64%)
時価総額 5,239,413百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6857 東証プライム
6,129
9/4 15:00
-514(-7.74%)
時価総額 4,695,850百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8830 東証プライム
4,768
9/4 15:00
-194(-3.91%)
時価総額 2,269,978百万円
大手総合不動産会社。住友本社の不動産部門を継承する会社として1949年に設立。東京都心部を中心にオフィスビル230棟超を管理・運営。不動産販売やリフォーム等も。六本木五丁目、飯田橋など進行中の案件は豊富。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17