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前場に注目すべき3つのポイント~景気敏感セクターへの出遅れ修正が中心に~

2021/3/4 8:44 FISCO
*08:44JST 前場に注目すべき3つのポイント~景気敏感セクターへの出遅れ修正が中心に~ 4日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:景気敏感セクターへの出遅れ修正が中心に ■モロゾフ、上方修正 営業利益7.5億円←5.3億円 ■前場の注目材料:三菱電機、高齢者見守りを来年度事業化、試作端末、サ高住で実証 ■景気敏感セクターへの出遅れ修正が中心に 4日の日本株市場は、売り一巡後の底堅さを見極める展開となろう。3日の米国市場ではNYダウが121ドル安だった。バイデン政権はワクチンが5月末までに全国民に十分な量が確保できると発表し従来の予定から2カ月前倒しされたことで回復期待が強まるなか、金利上昇への見方からハイテク株などは利益確定の売りが優勢に。また、2月ADP雇用統計や2月ISM非製造業景況指数が予想を下回ったことも売りに向かわせたようである。シカゴ日経225先物清算値は大阪比315円安の29275円。円相場は1ドル107円00銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形からギャップスタートとなりそうであり、売り一巡後の底堅さを見極めることになろう。ADRの日本株は指数インパクトの大きい値がさの一角が弱い値動きをみせていることもあり、インデックスに絡んだ売買の影響を受けることになりそうである。また、SOX指数の下落やVIX指数の上昇なども神経質にさせやすく、先物主導による売り仕掛け的な売買も警戒されるところである。 一方で日経平均は25日線が支持線として意識されやすく、同線での底堅さがみられるようだと、押し目を拾う流れもみられそうである。先物市場では来週末にメジャーSQを控えていることもあり、ポジションを大きく傾けてくる動きはなく、短期のヘッジファンドなどによる仕掛け的な売買が中心とみられるため、ショートカバーも早いだろう。ナスダック指数は25日線に跳ね返される格好から再び75日線レベルまで下落している。この水準を割り込んでくるようだと、一段と調整が強まる可能性があるため、米株先物の動向などを睨みながらの展開になろう。物色の流れとしてはハイテク株やマザーズの時価総額上位銘柄などへは利益確定の流れが優勢になりやすく、景気敏感セクターへの出遅れ修正が中心になりそうである。 ■モロゾフ、上方修正 営業利益7.5億円←5.3億円 モロゾフ<2217>は2021年1月期業績予想の修正を発表。営業利益は1月末に上方修正した5.3億円から7.5億円に再上方修正している。1月のネットや宅配ルートでのバレンタイン商品の販売が想定以上に堅調に推移した。また、販売人件費や経費が想定を下回った。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(29559.10、+150.93) ・1ドル107円00-10銭 ・米原油先物は上昇(61.28、+1.53) ・日銀のETF購入 ・海外コロナ向けワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・三菱電機<6503>高齢者見守りを来年度事業化、試作端末、サ高住で実証 ・リコー<7752>25年度に営業益1500億円、オフィスサービスに軸足 ・ブリヂストン<5108>海外3拠点を譲渡・清算、多角化見直し ・三井物産<8031>新常態へ働き方コンサル、実証データ提供 ・デンソー<6902>自動運転に5G活用、KDDIと実証 ・武蔵精密<7220>「ハイブリッドバッテリー」開発、急速充放電・高容量両立 ・横浜ゴム<5101>タイでタイヤ金型の生産能力増強 ・コマツ<6301>アジアに低価格ショベル、今春めど投入 ・サノヤスHD<7022>非造船で25年度300億円、産機・エンジ軸足 ・川重<7012>三井E&S造船と共同修繕を来月終了 ・参天製薬<4536>緑内障用機器・新薬投入で米に再進出、25年売上高500億円 ・大阪ガス<9532>子会社KRI、カニ殻から高品質キチン取り出せる溶媒開発 ・エーザイ<4523>不眠症治療薬、香港で新薬承認取得、世界市場拡大 ・キッセイ薬品工業<4547>希少疾病治療薬を国内で製販申請 ・三菱ケミHD<4188>「半導体」事業拡大、独に新工場、仏は3割増強 ・オリンパス<7733>治療機器を中核事業に、M&A含め投資継続 ・日本電気硝子<5214>膨張しない結晶化ガラス、無色透明を実現 ・大王製紙<3880>大王製紙など、RFIDリーダー搭載の自律型協働ロボ開発 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・09:30 豪・1月貿易収支(予想:+68.50億豪ドル、12月:+67.85億豪ドル) 《ST》
関連銘柄 19件
2217 東証プライム
4,560
9/4 15:00
-20(-0.44%)
時価総額 32,321百万円
神戸発祥の老舗洋菓子店。1931年設立。チョコレートや焼菓子、洋生菓子等を全国の百貨店、量販店で販売。喫茶・レストラン事業も展開。26.1期売上高355億円目標。店舗のローコストオペレーション化を促進。 記:2024/06/04
3880 東証プライム
854.9
9/4 15:00
-4.4(-0.51%)
時価総額 144,489百万円
国内4位の製紙メーカー。紙・板紙に強み。家庭紙製品やペットケア製品を強化中。24.3期3Q累計は紙・板紙の需要が振るわず。中国の紙オムツも苦戦。だが価格改定が進んで黒字に。北越コーポと業務提携の検討開始。 記:2024/04/16
4188 東証プライム
898.4
9/4 15:00
-13.2(-1.45%)
時価総額 1,353,249百万円
総合化学国内最大手の三菱ケミカル、田辺三菱製薬、日本酸素ホールディングスを傘下に収める持株会社。MMAモノマーで世界トップシェア。25.3期はスペシャリティマテリアルズ、石化製品等の需要回復を見込む。 記:2024/06/24
4523 東証プライム
5,989
9/4 15:00
-78(-1.29%)
時価総額 1,776,140百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
4536 東証プライム
1,810.5
9/4 15:00
-11(-0.6%)
時価総額 725,482百万円
眼科用医薬品の研究開発、製造、販売等を行う。1890年創業。医療用眼科薬市場で国内トップシェア。アイリーア硝子体内注射液、アレジオン類等が主要製品。アレジオン眼瞼クリーム0.5%などの拡販に注力。 記:2024/08/19
4547 東証プライム
3,550
9/4 15:00
-5(-0.14%)
時価総額 183,929百万円
製薬メーカー中堅。長野県松本市に本社。過活動膀胱治療薬等の泌尿器科用薬剤、高リン血症治療薬等の腎・透析科用薬剤が柱。情報サービス事業、建設請負事業なども手掛ける。潰瘍性大腸炎治療薬などは販売順調。 記:2024/05/02
5101 東証プライム
3,202
9/4 15:00
-142(-4.25%)
時価総額 542,896百万円
国内大手のタイヤメーカー。1917年創業。産業車両用などスペシャリティータイヤで高シェア。ゴルフ関連商品、航空機向け製品等も。26.12期売上高1兆1500億円目標。タイヤは高付加価値品比率の向上図る。 記:2024/05/08
5108 東証プライム
5,419
9/4 15:00
-212(-3.76%)
時価総額 3,867,529百万円
世界的なタイヤメーカー。1931年創業。生産拠点数は国内外で100超。化工品事業、スポーツ・サイクル事業等も手掛ける。海外売上比率は7割超。乗用車用プレミアムタイヤの拡販などで販売ミックスの改善図る。 記:2024/08/10
5214 東証プライム
3,270
9/4 15:00
-156(-4.55%)
時価総額 325,440百万円
薄型パネルディスプレイ用ガラスや電子デバイス用ガラス、ガラスファイバ、建築用ガラス等を手掛ける。FPD用ガラス、自動車部品用ガラス繊維で高シェア。中期経営計画では26.12期売上高4000億円目指す。 記:2024/04/29
6301 東証プライム
3,813
9/4 15:00
-206(-5.13%)
時価総額 3,710,606百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6503 東証プライム
2,336.5
9/4 15:00
-111(-4.54%)
時価総額 5,016,937百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6902 東証プライム
2,121.5
9/4 15:00
-102(-4.59%)
時価総額 6,686,501百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
7012 東証プライム
4,934
9/4 15:00
-271(-5.21%)
時価総額 828,527百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。水素製品などに強み。メキシコ工場でオフロード四輪車の量産を開始。 記:2024/04/30
7022 東証スタンダード
165
9/4 15:00
-10(-5.71%)
時価総額 5,521百万円
機械式駐車装置、ショットブラストマシンの製造等を行うサノヤス・エンジニアリングなどを傘下に収める持株会社。各種産業機械部品、乳化・攪拌装置の製造等も。製造業向けでは乳化・撹拌装置のメンテナンスが順調。 記:2024/08/27
7220 東証プライム
2,020
9/4 15:00
-45(-2.18%)
時価総額 131,973百万円
ホンダ系の自動車部品メーカー。パワートレイン、サスペンション部品に強み。e-Mobility、アミノ酸サプリメントなどの新規事業も。配当性向は30%目標。パワートレイン領域では高い仕様要件の製品に注力。 記:2024/06/29
7733 東証プライム
2,538.5
9/4 15:00
-87.5(-3.33%)
時価総額 3,264,237百万円
医療機器メーカー。1919年創業。消化器内視鏡で世界トップシェア。外科手術用エネルギーデバイス、人工骨補填材、整形外科用器具等も。海外売上比率が高い。消化器内視鏡システム「EVIS X1」の拡販図る。 記:2024/06/24
7752 東証プライム
1,520.5
9/4 15:00
-33(-2.12%)
時価総額 969,270百万円
大手複合機メーカー。1936年創業。プリンターやオフィス機器消耗品、電子黒板、ITインフラ、ヘルスケア関連システム等も。海外売上高比率は6割超。25.3期はオフィスサービス事業の堅実な成長などを見込む。 記:2024/06/18
8031 東証プライム
2,907
9/4 15:00
-184(-5.95%)
時価総額 8,800,614百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
9532 東証プライム
3,517
9/4 15:00
-107(-2.95%)
時価総額 1,465,464百万円
関西地盤の大手都市ガス会社。ガスの生産・供給やガス供給線の建設・保全、ガス器具の販売を手掛ける。電力小売事業も。ガス販売量は家庭用減少も業務用増加で補う。電力販売量は小売が増加。脱炭素へ投資拡大。 記:2024/07/13