マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
4/29 18:00:39
13,570,228
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~こう着ながらも底堅い相場展開に

2020/8/27 8:56 FISCO
*08:56JST 前場に注目すべき3つのポイント~こう着ながらも底堅い相場展開に 27日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:こう着ながらも底堅い相場展開に ■共同印、21/3期業績予想 営業利益68.1%減の5億円を見込む ■前場の注目材料:太陽HD、“三位一体”植物工場、水耕・養殖・昆虫飼育 ■こう着ながらも底堅い相場展開に 27日の日本株市場は、こう着ながらも底堅い相場展開になりそうである。26日の米国市場ではNYダウが83ドル高となり、S&P500指数とナスダック総合指数は共に過去最高値を更新した。全米で新型コロナウイルス感染件数が安定していることやワクチン開発でさらに前進した報道が好感されたほか、27日のパウエル議長の講演で追加緩和が示唆されるとの期待から、引けにかけて上昇幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比60円高の23280円。円相場は1ドル105円90銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好からやや買い先行の展開になりそうである。ナスダックが連日で最高値を更新している流れもあり、225型のインデックス買いによって指数インパクトの大きいソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>などが日経平均をけん引する格好になりそうだ。また、モデルナのワクチンで明るい兆候がみられたと伝わっており、バイオ株への物色も意識されやすいところであろう。 一方で、米国では27日のパウエルFRB議長講演への期待感が高まっていると考えられ、講演内容を確認したいとする思惑から、積極的にポジションを取りに行く動きは考えづらいところでもある。そのため、ショートに傾いているポジションをニュートラルにする動きは意識されやすいだろうが、積極的にロングポジションを積み上げてくる展開は想定しづらいところではある。 物色については米国市場の流れからグロース優位になりそうである。ただし、ワクチンで明るい兆候との報道のほか、パウエルFRB議長講演での新たな金融政策が示されるとの思惑から、バリュー株へのポジションを意識されてきやすいだろう。国内では28日に安倍首相の会見が控えているため大きなトレンドは出難いと考えられるが、グロースの利益確定に対して、バリューへのシフトが意識されてくる可能性はありそうだ。 また、足元で強い値動きが続いている中小型株においては、日経平均がこう着となる中で、個人投資家のほか、短期のヘッジファンド等の資金流入が引き続き活発化しやすいところである。直近IPOなど株価面では相当な過熱感を意識させているが、資金回転は効いていることもあり、値ごろ感からのショートは禁物のように感じられる。 ■共同印、21/3期業績予想 営業利益68.1%減の5億円を見込む 共同印<7914>は未定としていた2021年3月期の業績予想を発表。売上高は前期比5.8%減の950億円、営業利益は同68.1%減の5億円とした。新型コロナが今期中に完全に収束する可能性は低く、業績への影響が続くと予想している。年間配当については前期と同額となる1株あたり100円とした。なお、21年3月期を最終年度とする3カ年の中期経営計画の目標数値を取り下げると発表している。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(28331.92、+83.48) ・ナスダック総合指数は上昇(11665.06、+198.59) ・シカゴ日経225先物は上昇(23280、大阪比+60) ・1ドル105円90-00銭 ・SOX指数は上昇(2250.23、+7.17) ・米原油先物は上昇(43.39、+0.04) ・日銀のETF購入 ・米経済対策効果への期待 ・コロナ向けワクチン開発の進展 ・太陽HD<4626>“三位一体”植物工場、水耕・養殖・昆虫飼育 ・かんぽ生命保険<7181>営業再開にかじ、時期は明言せず、信頼回復へおわび行脚 ・旭化成<3407>賃貸住宅設置の太陽光電力、川崎製造所で利用 ・ホンダ<7267>タカタ製エアバッグ問題、米で和解金100億円 ・東京ガス<9531>シンガポール社からバイオマス発電2社取得 ・H.I.S.<9603>スタンデージと中小海外事業支援で提携 ・トヨタ<7203>ソフト主導加速、持ち株会社、クルマづくりの力生かす ・朝日インテック<7747>大阪の研究開発拠点規模2倍に ・協和キリン<4151>骨髄の赤血球産生促す、腎性貧血治療剤 ・岡本硝子<7746>深紫外線高反射インク開発、アルミ塗布でウイルス不活化効果 ・三菱ケミHD<4188>6インチGaN単結晶基板の量産前倒し、5G・パワー半導体向け ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:30 中・7月工業利益(6月:前年比+11.5%) 《ST》
関連銘柄 14件
3407 東証プライム
1,024
9/4 15:00
-21.5(-2.06%)
時価総額 1,427,386百万円
総合化学大手。1922年創業。アクリロニトリルや人工皮革、感光性ドライフィルム等を手掛ける。住宅事業や建材事業、医薬事業等も。リチウムイオン二次電池用セパレータなどで世界トップシェア。建材事業などは順調。 記:2024/06/18
4151 東証プライム
3,260
9/4 15:00
-42(-1.27%)
時価総額 1,760,400百万円
医療用医薬品メーカー。キリンHDの子会社。がんや腎、免疫、中枢神経の分野で抗体医薬品や低分子医薬品等の医療用医薬品を開発する。富士フイルムと提携。23年12月期は国内が足踏みも、海外が堅調に推移した。 記:2024/04/14
4188 東証プライム
898.4
9/4 15:00
-13.2(-1.45%)
時価総額 1,353,249百万円
総合化学国内最大手の三菱ケミカル、田辺三菱製薬、日本酸素ホールディングスを傘下に収める持株会社。MMAモノマーで世界トップシェア。25.3期はスペシャリティマテリアルズ、石化製品等の需要回復を見込む。 記:2024/06/24
4626 東証プライム
3,660
9/4 15:00
-5(-0.14%)
時価総額 212,961百万円
世界首位のプリント基板用ソルダーレジストが柱。医薬品も。DICが筆頭株主。24.3期3Q累計は医薬品の製造受託が堅調。だが半導体パッケージ絶縁材料が振るわず。今年2月に16ヶ所目の水上太陽光発電所を開所。 記:2024/04/12
7181 東証プライム
2,715.5
9/4 15:00
-105.5(-3.74%)
時価総額 1,085,369百万円
日本郵政グループの保険会社。1916年に創設された簡易生命保険が前身。総資産は業界最大級。郵便局を通じて保険商品の販売等を行う。第一生命と業務提携。中期経営計画では26.3期純利益910億円目指す。 記:2024/05/10
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7267 東証プライム
1,530
9/4 15:00
-74.5(-4.64%)
時価総額 8,314,456百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7746 東証スタンダード
122
9/4 15:00
-4(-3.17%)
時価総額 2,843百万円
1928年創業の特殊ガラスメーカー。プロジェクター用反射鏡などの光学事業、ガラス偏光子などの機能性薄膜・ガラス事業が柱。薄膜蒸着技術等に強み。プロジェクター用フライアイレンズは高単価品の販売比率が上昇。 記:2024/08/30
7747 東証プライム
2,653.5
9/4 15:00
-38.5(-1.43%)
時価総額 720,781百万円
精密医療機器メーカー。心臓血管治療用ガイドワイヤーで世界トップシェア。素材加工技術に定評。メディカル事業は好調。国内ではPCIガイドワイヤー中心に循環器領域が伸びる。24.6期2Q累計は2桁増収増益。 記:2024/04/13
7914 東証プライム
3,395
9/4 15:00
-230(-6.34%)
時価総額 28,416百万円
総合印刷業界大手。出版印刷や一般商業印刷、ビジネスフォーム等を手掛ける。交通系ICカードで実績。情報セキュリティ部門は収益伸長。ビジネスフォームは伸び悩むが、交通系カードが堅調。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/13
9531 東証プライム
3,587
9/4 15:00
-54(-1.48%)
時価総額 1,559,897百万円
国内最大手の都市ガス会社。電力小売、資源開発等の海外事業、新宿パークタワーの賃貸等も。都市ガスの顧客件数は878万件超。不動産は新豊洲で大規模開発に着手。26.3期セグメント利益1500億円目指す。 記:2024/06/09
9603 東証プライム
1,862
9/4 15:00
-43(-2.26%)
時価総額 148,701百万円
旅行会社大手。海外旅行に強み。「変なホテル」等の運営を行うホテル事業も。九州産業交通HDなどを傘下に収める。ハウステンボスは22年に譲渡。26.10期売上4300億円目標。グローバルマーケットの強化図る。 記:2024/06/09
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17