マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
8/17 9:39:56
17,314,038
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~グロース株の利益確定、バリュー株への資金流入を意識させそう

2020/7/14 8:56 FISCO
*08:56JST 前場に注目すべき3つのポイント~グロース株の利益確定、バリュー株への資金流入を意識させそう 14日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:グロース株の利益確定、バリュー株への資金流入を意識させそう ■コーナン商事、1Q営業利益68.4%増 108億円、進捗率52.8% ■前場の注目材料:川崎重、ロボ“核”に新事業、シナジー期待 ■グロース株の利益確定、バリュー株への資金流入を意識させそう 14日の日本株市場は、米国市場の流れを受けて利食い優勢の展開になりそうだ。13日の米国市場はNYダウが小幅に上昇したが、ナスダックは下落。ウイルスワクチン開発に向けた進展が発表され、期待感から大きく上昇して寄り付いた。しかし、引けにかけてはハイテク株の利益確定と思われる売りが強まったほか、ウイルス感染の拡大を受け、カリフォルニア州が劇場や室内のレストラン、バー、ジムの営業を再び閉鎖する指示を出し、景気低迷への懸念から失速した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比170円安の22540円。円相場は1ドル107円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売りが先行することになりそうだが、売り一巡後は底堅さが意識されそうである。新型コロナウイルスに関連する報道に振らされる流れは想定内であり、嫌気した流れも限られよう。ただし、週初の米国市場の上昇を織り込んでいた面もあり、利益確定に向かわせやすいところ。NYダウは高いところから500ドル超上げ幅を縮めているほか、ナスダックは高値更新後の失速であり、ハイテク株も軒並み引けにかけて失速していた。そのため、グロース株の利益確定、バリュー株への資金流入を意識させそうだ。 昨日も東エレク<8035>が上げ一服をみせていたこともあり、グロース株からバリュー株へのシフトの兆しはみられていた。米国市場では午後に入り急速に利益確定の流れが強まったこともあり、この流れが強まる可能性がありそうだ。また、強い上昇が続いていたテスラは、16%の上昇で高値を更新した後の失速で、結局は3%の下落となっていた。強いトレンドは維持しているが、こういった動きが表れたことによって、日本株においても上昇が続いているNT倍率の修正を意識させてくる可能性がありそうだ。 日経平均は5日、25日線辺りでの攻防となりそうであり、短期的には売り仕掛けの動きも出やすいところ。ただし、もち合いレンジの上限を捉えている状況であり、下値の堅さが意識されてくるようであればショートカバーを誘う流れに向かいやすい。目先的にはバリュー株へのシフトが意識されてきそうであるが、あくまでも利益確定の流れによる調整との見方から、グロース株については押し目拾いのスタンスに。 ■コーナン商事、1Q営業利益68.4%増 108億円、進捗率52.8% コーナン商事<7516>が発表した第1四半期決算は、売上高が前年同期比29.5%増の1137.91億円、営業利益が同68.4%増の108.30億円だった。通期計画に対する営業利益の進捗率は52.8%となる。商品部門別では、ペット用品、薬品、インテリア、収納用品、園芸用品、工具などが堅調に推移。新型コロナウイルス感染症の影響について先行き不透明な経済情勢を踏まえ、高進捗ではあるが通期の業績予想を据え置いている。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(22784.74、+493.93) ・NYダウは上昇(26085.80、+10.50) ・1ドル107円20-30銭 ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・米財政刺激策への期待 ・コロナ収束後の業績回復期待 ・川崎重<7012>ロボ“核”に新事業、シナジー期待 ・NTTドコモ<9437>MoTに100億円追加出資、決済サービス連携 ・ルネサスエレクトロニクス<6723>750億円融資枠を追加 ・資生堂<4911>手指消毒液一般向け販売、来月 ・大日印<7912>東大とスキンディスプレー、フルカラー表示可能 ・日本特殊陶業<5334>40年3月期に売上高倍増、非内燃機関に重点 ・極東開<7226>ゴミ収集車管理システム開発、スマホで稼働情報確認 ・デンソー<6902>IT子会社を10月に吸収 ・サコス<9641>非常用発電機を拡販、工事・負荷試験まで一貫対応 ・ローム<6963>IoT家電の待機電力半減、ゼロクロス検知IC量産 ・パナソニック<6752>介護施設データ統合、来年度に支援基盤投入 ・ニッケ<3201>防護服・医療用ガウン販売参入、中国で生産、1日1万着 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・日銀金融政策決定会合(15日まで) <海外> ・時間未定 中・6月輸出(前年比予想:-2.0%、5月:-3.3%) ・時間未定 中・6月輸入(前年比予想:-9.0%、5月:-16.7%) 《ST》
関連銘柄 14件
3201 東証プライム
1,320
9/4 15:00
-30(-2.22%)
時価総額 114,152百万円
大手毛織物メーカー。衣料用途を中心とした高機能素材に加え、産業用資材や生活用資材を提供。学生服素材で国内トップシェア。中計では26.11期売上1300億円目標。海外テキスタイル・ニット製品事業の育成図る。 記:2024/04/30
4911 東証プライム
3,094
9/4 15:00
-116(-3.61%)
時価総額 1,237,600百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
5334 東証プライム
4,151
9/4 15:00
-193(-4.44%)
時価総額 847,530百万円
自動車関連事業が主力。スパークプラグ、排気ガス浄化システム用酸素センサで世界トップシェア。半導体製造装置部品、酸素濃縮装置等も。自動車関連分野は高付加価値製品の拡販図る。30.3期売上7500億円目標。 記:2024/06/03
2,265
9/4 15:00
-210.5(-8.5%)
時価総額 4,431,309百万円
大手半導体メーカー。車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、EV向け製品の売上が増加。米GaNパワー半導体会社買収へ。 記:2024/06/15
1,228
9/4 15:00
-26(-2.07%)
時価総額 3,013,582百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6902 東証プライム
2,121.5
9/4 15:00
-102(-4.59%)
時価総額 6,686,501百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
6963 東証プライム
1,699
9/4 15:00
-112(-6.18%)
時価総額 699,988百万円
半導体・電子部品メーカー。LSI事業、半導体素子事業が柱。パワーダイオードや小信号ダイオードは世界シェア上位。LSI事業では自動車向けを強化。絶縁ゲートドライバIC、SiCパワーデバイスなどが注力製品。 記:2024/04/30
7012 東証プライム
4,934
9/4 15:00
-271(-5.21%)
時価総額 828,527百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。水素製品などに強み。メキシコ工場でオフロード四輪車の量産を開始。 記:2024/04/30
7226 東証プライム
2,600
9/4 15:00
-75(-2.8%)
時価総額 111,119百万円
特装車メーカー。コンクリートポンプ車、トレーラ、タンクローリ・散水車等で国内トップシェア。リサイクル施設の建設、パーキング等事業も。総還元性向100%目安。特装車事業では製品ラインナップの強化を図る。 記:2024/06/24
7516 東証プライム
3,765
9/4 15:00
-40(-1.05%)
時価総額 130,578百万円
大手ホームセンター運営会社。DIY中心の「ホームセンターコーナン」、「コーナンPRO」などを展開。関西地盤。グループ店舗数は590店舗超。中計では26.2期売上高5000億円、総還元性向30%以上目指す。 記:2024/05/10
7912 東証プライム
5,151
9/4 15:00
-158(-2.98%)
時価総額 2,856,132百万円
大手総合印刷企業。1876年創業。出版関連ビジネスのほか、情報セキュア関連製品、ディスプレイ関連製品、電子デバイス等も。リチウムイオン電池用バッテリーパウチ等で世界トップシェア。BPO事業の拡大等に注力。 記:2024/06/17
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9437 東証1部
3,880
12/24 15:00
±0(0%)
時価総額 12,527,081百万円
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。金融・決済など非通信領域の強化に力注ぐ。21.3期1Qはコロナ禍で国際ローミング急減。だが非通信領域の拡大などで補う。通期では利益反発・連続増配を見込む。 記:2020/09/03
9641 東証スタンダード
431
7/14 14:59
+1(0.23%)
時価総額 18,476百万円
建設機械レンタル会社。建設現場やプラント、鉄道向けにレンタルする。中古建機の買取や販売、事務所用備品のレンタルなども行う。22.9期2Qは増収。西尾レントオールがTOB実施。成立なら同社株は上場廃止へ。 記:2022/05/13