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決算を手掛かりとした個別物色が中心【クロージング】

2020/1/24 16:05 FISCO
*16:05JST 決算を手掛かりとした個別物色が中心【クロージング】 24日の日経平均は反発。31.74円高の23827.18円(出来高概算9億6000万株)で取引を終えた。23日の米国市場では、新型コロナウイルスの感染拡大を背景に売りが先行したが、世界保健機関(WHO)が非常事態宣言を見送ったことから懸念が和らぎ、引けにかけては買い戻しの動きがみられた。インテルの時間外での上昇等も支援材料となり、前日の下げに対する自律反発の動きが先行した。 しかしながら、新型コロナウイルスの感染拡大への懸念がリスクオフムードに向かわせており、日経平均は寄り付き直後に付けた23869.38円を高値にこう着感の強い相場展開が続いている。注目された日本電産<6594>の決算反応では、朝方こそアク抜けを意識させる動きをみせたが、買い一巡後は弱含みに転じたことも、手掛けづらくさせた感はある。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1500を超えており、全体の7割を占めている。セクターでは、不動産、空運、陸運、サービス、医薬品、石油石炭がしっかり。半面、保険、証券、海運、水産農林、小売、その他金融が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、リクルートHD<6098>、東エレク<8035>、第一三共<4568>、TDK<6762>がしっかり。一方で、アドバンテスト<6857>、ファーストリテ<9983>、スズキ<7269>が重石に。 日経平均は狭いレンジでの取引となり、テクニカル面では25日線レベルでの推移となった。週末要因のほか、新型コロナウイルスの感染拡大への懸念、本格化する決算を前に、積極的にポジションを取りに行く流れになりづらく、想定内のこう着といったところであろう。中国は旧正月に入ったことで帰省などで多くの人たちが移動することになるため、引き続き新型コロナウイルスに関連した報道に神経質になりそうである。 決算については、米国ではアップルなど主力処の決算が予定されているほか、国内では来週だけでも700社程度予定されていることもあり、決算を手掛かりとした個別物色が中心になりやすいだろう。もっとも、東証1部の出来高が10億株前後と低水準の状況が続いている中では、全体としての方向感は出難いだろう。米国が強い動きをみせたとしても、寄り付き段階で反応を見せた後は、こう着感の強い相場展開が続くことになりそうだ。 《AK》
関連銘柄 8件
4568 東証プライム
5,859
9/4 15:00
-157(-2.61%)
時価総額 11,407,672百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
8,406
9/4 15:00
-654(-7.22%)
時価総額 14,256,240百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6594 東証プライム
5,878
9/4 15:00
-140(-2.33%)
時価総額 7,009,921百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6762 東証プライム
9,238
9/4 15:00
-637(-6.45%)
時価総額 17,957,379百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6857 東証プライム
6,129
9/4 15:00
-514(-7.74%)
時価総額 4,695,850百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7269 東証プライム
1,600.5
9/4 15:00
-70.5(-4.22%)
時価総額 3,144,320百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10