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前場に注目すべき3つのポイント~TOPIXの動向を横目に、個別材料株やテーマ株への物色

2020/1/21 8:46 FISCO
*08:46JST 前場に注目すべき3つのポイント~TOPIXの動向を横目に、個別材料株やテーマ株への物色 20日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:TOPIXの動向を横目に、個別材料株やテーマ株への物色 ■前場の注目材料:日電硝、19/12期下方修正、一転340億円の最終赤字 ■三菱電機、サイバー攻撃で機密情報流出の恐れ ■TOPIXの動向を横目に、個別材料株やテーマ株への物色 21日の日本株市場は、引き続き昨年来高値水準でのこう着感の強い相場展開が続きそうである。20日の米国市場はキング牧師誕生日の祝日で休場だったこともあり、手掛けづらさはあるだろう。昨日の東証1部の売買高は今年最低となる8億株程度にとどまっており、海外勢のフローが限られている状況下では、方向感が出難いところである。本日は米国市場の祝日明けから海外勢のフローが戻ることになろうが、まずはTOPIX先物の動向が注目されやすいだろう。 昨日のTOPIX先物市場では、これまで続いていたゴールドマンサックス経由の売りが止まっていた。米国市場の休場の影響があったとの見方がされていたが、本日も売りが収まるようであれば、底堅さが意識されやすいだろう。これまで市場観測ではロングタームファンドの株式比率の引き下げやGPIF、ゆうちょ銀行、東証再編に伴う比率引き下げ等、様々な観測が浮上している。不安感のある状況下では積極的にロングポジションを取りに行く流れにもなりづらかったこともあり、まずは売り圧力を見極める必要がありそうだ。 いったん売りが止まっているようであれば、昨年来高値水準で推移している日経平均においても、明確に高値を上回ってくることが期待されやすい。国際通貨基金(IMF)は20日に発表した世界経済見通しで、2020年の成長率を3.3%とし、昨年10月時点の予測から0.1%ポイント下方修正したが、米中通商交渉で「第1段階」の合意に達したことで底入れがする兆しが示されており、警戒する流れにはなりづらいだろう。 物色としてはTOPIXの動向を横目に、個別材料株やテーマ株への物色が中心になりそうである。5Gや新型コロナウイルス等の関連銘柄の他、昨日の前田建<1824>と前田道<1883>による敵対的TOBを受けて、親子上場の解消への思惑などが高まりやすく、関連する銘柄へは関心が集まりやすいところである。その他、アマゾンによる手のひら認証によるクレジット決済報道を受けて、生体認証の関連。東芝<6502>の量子暗号技術から、量子コンピュータ関連などへの波及等が意識されそうである。 ■日電硝、19/12期下方修正、一転340億円の最終赤字 日電硝<5214>は2019年12月期の業績予想の修正を発表。最終損益が従来予想の80億円の黒字から340億円の赤字(前期は151億円の黒字)に下方修正発表した。売上高は前期比14%減の2570億円で、従来予想から130億円引き下げ。営業利益は同36%減の160億円で、従来予想から20億円減額した。あわせて配当予想を下方修正した。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(24083.51、+42.25) ・1ドル110円10-20銭 ・中国上海総合指数は上昇(3095.79、+20.29) ・日銀のETF購入 ・株安局面での自社株買い ・来期の業績回復期待 ・ダイヘン<6622>独ロボSI買収、欧州車向けアーク溶接拡大 ・三菱電機<6503>サイバー攻撃、機密情報流出の恐れ ・前田建<1824>前田道路にTOB実施、内部対立が表面化 ・コマツ<6301>粟津工場にバイオマスボイラ増設、木材チップでCO2削減 ・すかいらーく<3197>24時間営業全廃、人件費高騰・深夜利用減少 ・SUBARU<7270>電動車販売を30年に4割超、提携活用、EV・HV開発推進 ・トヨタ自<7203>今年の中国販売、8.6%増176万台に設定 ・堀場製<6856>燃料電池試験装置の独子会社、23年めど生産能力3倍 ・ロジスネクス<7105>国内販社再編、10月に販売系列を一本化 ・NEC<6701>5G伝送を迅速構築、イベント会場に提案 ・テラスカイ<3915>アジア圏、クラウド参入、LINE向け ・NTTドコモ<9437>5Gで広域エリア監視、三菱電と俯瞰映像を合成 ・住友電設<1949>国内に研修所、5Gなど新技術を習得 ・川澄化学<7703>心臓血管治療器具を海外に積極展開、年内ドイツで拡販 ・第一三共<4568>ERSゲノミクスとライセンス契約、ゲノム編集 ・東レ<3402>塗布型半導体で無線通信、低コスト作製技術で ・積水化<4204>マスク専用スプレー、アレル物質を除去 ・昭和電工<4004>機能性高分子の生産再編、国内の住宅資材縮小で ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・日銀金融政策決定会合(最終日) <海外> ・世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議、24日まで) 《ST》
関連銘柄 21件
1824 東証1部
899
9/28 15:00
+8(0.9%)
時価総額 174,953百万円
ゼネコン準大手。脱請負に向けインフラ運営に力注ぐ。昨年3月に前田道路をTOBで連結子会社化。22.3期1Qは受注堅調。6月末単体受注残は6855億円(前年同月末比16%増)に。10月に持株会社制に移行へ。 記:2021/08/16
1883 東証1部
2,099
9/28 15:00
+71(3.5%)
時価総額 187,145百万円
ゼネコン準大手。今年10月に傘下の前田道路、前田製作所と経営統合し、持株会社の社名をインフロニアHDに。中計ではグループ経営の強化などで31年3月期に営業益1000億円以上を目指す。配当性向3割以上目安。 記:2021/09/13
1949 東証プライム
3,615
9/4 15:00
+20(0.56%)
時価総額 128,824百万円
住友電工傘下の設備工事会社。建造物の電気・空調設備工事やビルのリニューアル、プラントの計装設備、情報ネットワークの構築などを行う。関西国際空港などで施工実績。海外は事業領域拡大、ローカル化を推進。 記:2024/06/03
2,244.5
9/4 15:00
-5.5(-0.24%)
時価総額 510,628百万円
レストランチェーン最大手。ファミリーレストラン「ガスト」と中華の「バーミヤン」が主力。2976店舗展開。27店舗の新規出店実施。値上げ効果などで23.12期通期は黒字転換。24.12期は大幅最終増益計画。 記:2024/04/15
3402 東証プライム
751.8
9/4 15:00
-22.6(-2.92%)
時価総額 1,226,547百万円
総合素材メーカー。1926年創業。繊維事業や機能化成品事業、炭素繊維複合材料事業、水処理事業、医薬事業等を展開。炭素繊維で世界トップシェア。繊維は産業用途が回復傾向。26.3期売上高2兆8000億円目標。 記:2024/06/18
3915 東証プライム
2,361
9/4 15:00
-95(-3.87%)
時価総額 30,185百万円
セールスフォースやAWSなどのクラウドサービス導入支援等を手掛ける。Salesforceの導入支援では国内トップクラスの実績。NTTデータと資本業務提携。Salesforceビジネスの強化を図る。 記:2024/05/02
3,389
9/4 15:00
-179(-5.02%)
時価総額 626,629百万円
昭和電工と旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体材料で世界トップシェアレベルの製品多数。製品販売価格の上昇等で、23.12期通期はイノベーション材料部門が増益。24.12期は黒字転換見通し。 記:2024/04/16
4204 東証プライム
2,183
9/4 15:00
-35.5(-1.6%)
時価総額 1,011,836百万円
新築住宅事業やリフォーム事業等の住宅部門、液晶用微粒子や半導体材料等の高機能プラスチックス部門が柱。塩化ビニル管、メディカル事業等も。リフォーム事業は断熱リフォームなど改装の拡販、営業人員の拡充図る。 記:2024/08/02
4568 東証プライム
5,859
9/4 15:00
-157(-2.61%)
時価総額 11,407,672百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
5214 東証プライム
3,270
9/4 15:00
-156(-4.55%)
時価総額 325,440百万円
薄型パネルディスプレイ用ガラスや電子デバイス用ガラス、ガラスファイバ、建築用ガラス等を手掛ける。FPD用ガラス、自動車部品用ガラス繊維で高シェア。中期経営計画では26.12期売上高4000億円目指す。 記:2024/04/29
6301 東証プライム
3,813
9/4 15:00
-206(-5.13%)
時価総額 3,710,606百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(-0.11%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6503 東証プライム
2,336.5
9/4 15:00
-111(-4.54%)
時価総額 5,016,937百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6622 東証プライム
6,270
9/4 15:00
-400(-6%)
時価総額 169,936百万円
変圧器等の電力機器、産業用ロボット、自動搬送台車、高周波電源等を手掛ける。アーク溶接ロボットで世界トップシェア。配当性向30%以上目安。EV充電システム等は販売順調。27.3期売上高2500億円以上目標。 記:2024/06/15
6701 東証プライム
12,845
9/4 15:00
-830(-6.07%)
時価総額 3,504,758百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
6856 東証プライム
8,930
9/4 15:00
-556(-5.86%)
時価総額 379,820百万円
分析計測機器の総合メーカー。エンジン排ガス測定装置で世界トップシェア。大気汚染監視用分析装置、血球計数装置等も手掛ける。京都府京都市に本社。エネルギー・環境等が注力分野。28.12期売上4500億円目標。 記:2024/08/10
7105 東証スタンダード
1,281
9/4 15:00
-44(-3.32%)
時価総額 136,629百万円
大手フォークリフトメーカー。三菱重工業の子会社。コンテナキャリアやトランスファークレーン、搬送用ロボット等も。価格の適正化等により、国内事業は黒字転換。24.3期3Qは収益伸長。通期利益予想を上方修正。 記:2024/04/14
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7270 東証プライム
2,625.5
9/4 15:00
-147(-5.3%)
時価総額 2,019,472百万円
自動車中堅。販売台数の7割超が北米向け。トヨタと資本業務提携。運転支援システム「アイサイト」等が特徴。自動車事業部門は好調。売上台数は2桁増。国内は足踏みだが、海外が伸びる。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/14
7703 東証2部
1,695
10/27 15:00
±0(0%)
時価総額 38,897百万円
医療機器や医薬品の開発、製造、販売。血液バッグやステントグラフト、ステント等の血液や血管内輸血や関連、透析関連を手掛ける。21.3期1Qは構造改革による撤退品が影響。生理食塩液等の販売も足踏みとなった。 記:2020/08/25
9437 東証1部
3,880
12/24 15:00
±0(0%)
時価総額 12,527,081百万円
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。金融・決済など非通信領域の強化に力注ぐ。21.3期1Qはコロナ禍で国際ローミング急減。だが非通信領域の拡大などで補う。通期では利益反発・連続増配を見込む。 記:2020/09/03