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前場に注目すべき3つのポイント~米ブラックフライデーの好調が下支え

2019/12/2 8:45 FISCO
*08:45JST 前場に注目すべき3つのポイント~米ブラックフライデーの好調が下支え 2日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し: 米ブラックフライデーの好調が下支え ■前場の注目材料:内田洋、1Q営業利益41億円、コンセンサス上回る ■日産自、日産・ルノー・三菱自、3社連合「機能統合」凍結、開発戦略を転換 ■米ブラックフライデーの好調が下支え 2日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開が続きそうだ。11月29日の米国市場は、午後1時までの短縮取引だったが、NYダウは112ドル安だった。米国での香港人権・民主主義法案の成立で米中協議の先行き懸念から、終日軟調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比40円高の23330円。円相場は1ドル109円50銭台で推移している。 米中協議の先行き不透明感から手掛けづらい相場展開になりそうである。また、原油先物相場が大きく下げていることもあり、エネルギー株への重石になりそうだ。一方で、米年末商戦の開始を告げるブラックフライデーの好調が伝えられている。セールスフォース・ドット・コムによれば、今年のブラックフライデーはオンラインでの売上高が74億ドル(約8100億円)に達する見通しで、前年を16%上回ると報じられている。米年末商戦への期待が相場の下支えとして意識されやすいだろう。 米中協議を巡る不透明要因では、トランプ大統領が「香港人権・民主主義法」に署名したことを受け、中国は報復措置として米企業の排除を検討しているとも伝えられており、警戒感が高まっている。一方で、中国指導部はなお、国内景気の下支えに向けて、米国との貿易合意を望んでいるとも伝えられており、米中交渉の進展期待も根強い。 もっとも、先週の日経平均は続落とはなったが、マザーズ指数の強い動きが続くなど、個人主体の中小型株物色が活発であった。そのため、日経平均のこう着ほどセンチメントは悪くないとみておきたい。また、米ブラックフライデーの好調が伝えられている中、週明けのサイバーマンデーへの期待も高まろう。 米中協議の行方や香港情勢などへの報道に振らされやすいだろうが、依然として調整局面での押し目買い意欲は強いと考えられる。中小型株の需給状況も改善傾向にある中、底堅い相場展開が意識されやすい。 ■内田洋、1Q営業利益41億円、コンセンサス上回る 内田洋<8057>は第1四半期決算を発表。営業利益は41.03億円となり、コンセンサス(10.50億円)を上回った。2020年1月のWindows7のサポート終了を前に「Windows10更新需要」が急拡大しているほか、2020年度からの学校教育のカリキュラム改編を前にICT環境整備も拡大傾向にあり、企業の将来への投資として首都圏のオフィス需要も堅調。通期計画(39億円)を超過しているが、会社側は計画を据え置いている。 ■前場の注目材料 ・シカゴ日経225先物は上昇(23330、大阪比+40) ・1ドル109円50-60銭 ・日銀のETF購入 ・株安局面での自社株買い ・日産自<7201>日産・ルノー・三菱自、3社連合「機能統合」凍結、開発戦略を転換 ・日触媒<4114>三洋化成と統合5年で100億円効果目標 ・コクヨ<7984>ぺんてるTOB、再び価格引き上げ ・ブリヂストン<5108>トーヨータイヤ、互いの保有株式半減、双方が売却 ・川重<7012>鉄構子会社の事業を一部譲渡、駒井ハルテックに ・凸版印<7911>キメラと資本業務提携、メディア向け強化 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 7-9月期法人企業統計・設備投資全産業(前年比予想:+5.0%、4-6月期:+1.9%) <海外> ・09:30 豪・10月住宅建設許可件数(前月比予想:-1.0%、9月:+7.6%) ・10:45 中・11月財新製造業PMI(予想:51.5、10月:51.7) 《SF》
関連銘柄 7件
4114 東証プライム
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時価総額 263,718百万円
化学品メーカー。酸化エチレンやアクリル酸等の基礎化学品と、高吸水性樹脂や医薬中間体等の機能性化学品等を製造、販売する。アクリル酸と高吸水性樹脂で高シェア。今期3Q累計は海外市況や原料価格の下落が影響した。 記:2024/04/14
5108 東証プライム
5,419
9/4 15:00
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7012 東証プライム
4,934
9/4 15:00
-271(-5.21%)
時価総額 828,527百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。水素製品などに強み。メキシコ工場でオフロード四輪車の量産を開始。 記:2024/04/30
7201 東証プライム
413.5
9/4 15:00
-16.1(-3.75%)
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自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7911 東証プライム
4,204
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時価総額 1,470,164百万円
大手印刷会社。印刷で2強。マーケティングやコンテンツ等の情報関連、包装資材や建装材、ディスプレイ、半導体関連も手掛ける。DXや半導体関連が堅調。海外のパッケージや建装材も回復傾向。アフリカにも進出。 記:2024/07/28
7984 東証プライム
2,442
9/4 15:00
-10(-0.41%)
時価総額 314,388百万円
オフィス家具等を手掛けるファニチャー事業、カウネット等のビジネスサプライ流通事業、ステーショナリー事業などを展開。1905年創業。ビジネスサプライ流通事業では大規模顧客向けソリューションシステムが好調。 記:2024/06/24
8057 東証プライム
6,940
9/4 15:00
-690(-9.04%)
時価総額 72,308百万円
法人向けERP・業務システム等を手掛ける情報関連事業が柱。1910年創業。教育ICT環境構築等の公共関連事業、オフィス家具等のオフィス関連事業も。クラウド型会議室運用支援サービス等のICTサービスは順調。 記:2024/08/12