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マザーズなど中小型株への物色がより活発化する【クロージング】

2019/11/28 16:06 FISCO
*16:06JST マザーズなど中小型株への物色がより活発化する【クロージング】 28日の日経平均は小幅に下落。28.63円安の23409.14円(出来高概算9億2000万株)で取引を終えた。27日の米国市場は、7-9月期GDP改定値が予想を上振れたほか、米中協議進展への期待感、さらに地区連銀経済報告(ベージュブック)では、米経済は緩やかに拡大したことが明らかとなり、製造業も回復の兆しが示され堅調推移となった。この流れからシカゴ先物も強い動きをみせており、これにサヤ寄せする展開が期待される中、トランプ米大統領が「香港人権・民主主義法」に署名し、同法は成立したことで、中国の反発が警戒される格好から様子見につながった。また、米国市場が感謝祭の祝日に入ることから海外勢のフローが限られており、前日終値でのこう着感の強い展開が続いた。 東証1部の騰落銘柄は値下がり数は1400を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは、医薬品、空運、鉄鋼、不動産、保険、精密機器、食料品、その他製品がしっかり。半面、金属製品、陸運、鉱業、機械、倉庫運輸、繊維が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、京セラ<6971>、中外薬<4519>、エーザイ<4523>、ソフトバンクG<9984>、エムスリー<2413>が堅調。一方で、ファナック<6954>、アドバンテスト<6857>、NTTデータ<9613>、東エレク<8035>が冴えない。 日経平均は反落も底堅さが意識されているが、出来高は10億株を下回るなど、海外勢のフローが限られている中、様子見姿勢が強まったようである。米国は感謝祭翌日は半日取引であり、本格化するクリスマス商戦に入ることから、市場参加者自体が限られてくることになりそうだ。12月半ばに予定されている米国による対中関税発動への警戒感も再び高まる可能性もあることから、引き続きこう着感の強い相場展開が続くことになろう。 その中で年末に向けて商いが膨れてきているマザーズなど中小型株への物色がより活発化することになろう。5Gなど成長期待の大きいテーマ株への物色が高まりやすく、足元で出来高が膨らんできていることを鑑みると、物色対象にも広がりがみられてくる可能性があるとみられる。 《CN》
関連銘柄 9件
2413 東証プライム
1,350
9/4 15:00
-42(-3.02%)
時価総額 916,558百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
4519 東証プライム
6,943
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時価総額 11,657,700百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
4523 東証プライム
5,989
9/4 15:00
-78(-1.29%)
時価総額 1,776,140百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
6857 東証プライム
6,129
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時価総額 4,695,850百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6971 東証プライム
1,744
9/4 15:00
-64(-3.54%)
時価総額 2,634,267百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9613 東証プライム
2,269
9/4 15:00
-41(-1.77%)
時価総額 3,182,272百万円
国内最大の専業システムインテグレーター。NTT傘下。世界50カ国以上でITサービスを提供。金融分野、公共・社会基盤分野向けに強み。海外売上比率は6割超。製造業領域を強化。データセンター事業は積極投資継続。 記:2024/08/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17