マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
6/20 19:59:19
15,426,789
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

新興市場見通し:マザーズ戻りに期待も銘柄選別、ランサーズなど10社がIPO発表

2019/11/16 16:04 FISCO
*16:04JST 新興市場見通し:マザーズ戻りに期待も銘柄選別、ランサーズなど10社がIPO発表 先週の新興市場では、日経平均とともにマザーズ指数も下落した。香港のデモ激化や中国経済指標の軟調ぶりなどから11月13日、14日と日経平均が連日で3ケタの下落となり、マザーズ市場でもリスク回避目的の売りが強まった。マザーズ時価総額上位のそーせいグループ<4565>が決算発表後に大きく値を下げたことも響き、マザーズ指数は再び25日移動平均線を割り込んだ。一方、日経ジャスダック平均は年初来高値圏で推移した。なお、週間の騰落率は、日経平均が-0.4%であったのに対して、マザーズ指数は-0.5%、日経ジャスダック平均は+1.0%だった。 個別では、前述のそーせいが週間で9.6%安。第3四半期決算について、市場では想定線との声が多かったが、物足りないと受け止めた投資家も多かったようだ。ただ、マザーズ時価総額トップのメルカリ<4385>は同11.9%。BEENOS<3328>との業務提携も材料視されてリバウンドした。ラクス<3923>は決算発表を挟んで強い値動きが続き、同10.8%高となった。売買代金上位では、前の週まで人気だった直近IPO銘柄のセルソース<4880>が利益確定売りに押された。また、今期減益予想のリビン・テクノロジーズ<4445>などが週間のマザーズ下落率上位に顔を出した。反面、第1四半期が大幅な増収増益だったマーケットエンタープライズ<3135>が上昇率トップとなった。ジャスダック主力ではワークマン<7564>が同0.1%安と小幅に下げ、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>は同3.8%安と軟調。セリア<2782>は緩やかな戻り歩調で同8.7%高となった。売買代金上位ではニューフレアテクノロジー<6256>が東芝<6502>による完全子会社化の発表を受けて大幅高となり、ナガオカ<6239>は決算を好感した買いが続き、週間のジャスダック上昇率トップとなった。反面、アエリア<3758>は売り優勢で、ヒーハイスト精工<6433>などが下落率上位に顔を出した。 今週の新興市場では、短期的にマザーズ指数が戻りを試す場面もありそうだ。7-9月期の決算発表がほぼ終わり、大きな値幅を狙う個人投資家の物色が再び中小型株に向かいやすくなる。ただ、マザーズ主力企業の決算は抜本的な見直しにつながるような内容だったとは言えず、発表後に株価急落した銘柄では需給悪化も懸念される。業績面、需給面で銘柄選別する動きが強まりそうだ。今月下旬には12月IPOのブックビルディング期間に入ってくるため、マザーズ銘柄物色は幕間つなぎ的なものにとどまる可能性もある。 直近ではUTグループ<2146>などに目標株価引き上げの動きが観測されている。好決算銘柄の買い直しに妙味があるだろう。また先週、マザーズ上昇率上位に顔を出したマーケットエンタやエンバイオ・HD<6092>、レアジョブ<6096>は年初来高値を更新。好需給や軽量感で物色を集めそうだ。 IPO関連では、11月21日にトゥエンティーフォーセブン<7074>がマザーズへ新規上場する。同社はパーソナルトレーニングジムなどを運営。およそ3週間ぶりのIPOで投資家の初値買い意欲が高まる可能性はあるが、公開規模がマザーズ上場案件としてはやや大きい。なお、先週はクラウドソーシング大手のランサーズ<4484>(12月16日、マザーズ)など10社の新規上場が発表され、現時点で12月のIPOは16社となっている。 《HK》
関連銘柄 19件
2146 東証プライム
2,778
9/4 15:00
-102(-3.54%)
時価総額 112,128百万円
製造業中心に人材派遣・請負等を行うUTエイムなどを傘下に収める持株会社。半導体、自動車関連企業などが取引先。構造改革ソリューションの提供等も。技術職社員数は5万2000名超。製造派遣分野に経営資源集中。 記:2024/08/13
2782 東証スタンダード
3,450
9/4 15:00
+75(2.22%)
時価総額 261,648百万円
100円ショップ業界2位。主力は日本製グッズ。独自の企画商品や流通システムに強み。女性視点の品揃えにも定評。店舗数は2000店舗超。売上営業利益率5%以上の維持、戦略的出店によるシェア拡大などに取り組む。 記:2024/04/29
878
9/4 15:00
-39(-4.25%)
時価総額 4,674百万円
買取サイト運営会社。自社運営の買取サイトを通じて買い取った中古品をネットで販売。農機具リユース等も。ネット型リユース事業は堅調。個人向けリユース分野では商品の取扱量が増加。24.6期2Qは2桁増収。 記:2024/04/09
3328 東証プライム
2,790
9/4 15:00
-16(-0.57%)
時価総額 37,207百万円
海外向け購入サポートサービス「Buyee」が主力。日本の通販商品の海外発送代行サービス、海外通販サイト「セカイモン」の運営等を手掛ける。グローバルコマース部門では積極プロモーションによる流通拡大図る。 記:2024/08/02
3758 東証スタンダード
260
9/4 15:00
-4(-1.52%)
時価総額 6,149百万円
スマホ向けゲーム開発、キャラクターグッズの販売等を行うコンテンツ事業、不動産賃貸・売買等を行うアセットマネージメント事業が柱。ITサービス事業も展開。モバイルコンテンツの開発、配信、運営の強化図る。 記:2024/08/29
3923 東証プライム
2,346.5
9/4 15:00
-75(-3.1%)
時価総額 425,223百万円
経費精算システム「楽楽精算」が主力。電子請求書発行システム「楽楽明細」やクラウド型販売管理システム「楽楽販売」などのほか、IT人材事業も展開。楽楽精算は累計導入社数が1.7万社超。成長投資を継続。 記:2024/08/23
4385 東証プライム
2,343
9/4 15:00
-162.5(-6.49%)
時価総額 376,921百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
4445 東証グロース
1,879
9/4 14:00
+9(0.48%)
時価総額 2,522百万円
リビンマッチ等のマッチングプラットフォーム、SMSハンター等のDXクラウドを手掛ける。月間平均クライアント数は2200社。外壁塗装DX「ぬりマッチ」などに積極投資。24.9期1Q売上高は過去最高。 記:2024/04/17
4565 東証プライム
1,330
9/4 15:00
-76(-5.41%)
時価総額 108,958百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。24年4月に「そーせい」から社名変更。契約一時金及びマイルストン収入が伸びる。新薬の販売も好調。 記:2024/06/10
4880 東証プライム
1,482
9/4 15:00
-8(-0.54%)
時価総額 27,691百万円
再生医療関連事業等を手掛けるバイオベンチャー。脂肪由来幹細胞加工受託サービス、血液由来加工受託サービスのほか、化粧品の開発・販売等も。卵子凍結あんしんバンクは福利厚生として上場企業中心に導入進む。 記:2024/08/26
6092 東証スタンダード
642
9/4 15:00
-13(-1.98%)
時価総額 5,248百万円
土壌汚染対策事業、汚染土地活用提案のブラウンフィールド活用事業、太陽光発電所の運営等を行う自然エネルギー事業を展開。土壌汚染対策事業は受注環境良好。自然エネルギー事業は再エネ電力の供給サービスが好調。 記:2024/07/02
6096 東証スタンダード
390
9/4 15:00
-11(-2.74%)
時価総額 3,771百万円
オンライン英会話最大手。英語コーチング、法人向けリーダー研修等も。フィリピン人講師とのレッスンに特色。子ども・子育て支援事業は伸長。ALT派遣事業の開始などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増収増益。 記:2024/04/15
6239 東証スタンダード
1,317
9/4 15:00
-41(-3.02%)
時価総額 9,322百万円
化学プラント内部の反応を促す装置を製造・販売。取水用スクリーンや水処理装置も。24.6期上期は海外で大型受注を獲得。稼働率改善も寄与して二桁増収・大幅増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/04/15
6256 JQスタンダード
11,780
3/27 15:00
+100(0.86%)
時価総額 134,893百万円
電子ビームマスク描画装置やマスク検査装置等の製造・販売を手掛ける。東芝グループ。マルチビーム描画装置等に集中投資。中国地域は拡大基調。東芝デバイス&ストレージ等がTOB実施。20.3期2Qは小幅増収。 記:2019/12/29
3,385
9/4 15:00
-90(-2.59%)
時価総額 326,026百万円
減速機メーカー。小型精密減速機で世界トップシェア。NASAの火星探査車などで採用実績。回転系アクチュエータ、モータなども手掛ける。先進医療用途は需要拡大。配当性向30%目処。27.3期売上900億円目標。 記:2024/07/26
6433 東証スタンダード
236
9/4 15:00
-4(-1.67%)
時価総額 1,491百万円
ベアリングメーカー。円筒直動ベアリングやユニット製品や精密部品加工などを手掛ける。産業機械用の直動ベアリングに強み。精密部品加工はレース用部品の供給減などが響く。24.3期3Q累計は直動機器が増収。 記:2024/04/15
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(-0.11%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
217
9/4 15:00
-9(-3.98%)
時価総額 1,318百万円
3食食べて痩せるパーソナルトレーニングジム「24/7Workout」の運営等を行う。NOVAHD等と資本業務提携。24年2月末時点で直営店86店舗展開。積極的な広告宣伝投資により、新規顧客獲得図る。 記:2024/05/12
7564 東証スタンダード
4,540
9/4 15:00
-15(-0.33%)
時価総額 371,585百万円
作業服、作業関連用品などの専門店をFC展開。ベイシアグループ。アウトドア・スポーツウエアなども取り扱う。店舗数は1000店舗超。ワークマン女子の店舗網を拡大。PB商品のチェーン全店売上構成比率は6割超。 記:2024/09/03