マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
8/3 8:33:28
16,587,927
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

米中閣僚級協議の行方を見極め、明日は安川電機の決算に関心【クロージング】

2019/10/9 15:55 FISCO
*15:55JST 米中閣僚級協議の行方を見極め、明日は安川電機の決算に関心【クロージング】 9日の日経平均は下落。131.40円安の21456.38円(出来高概算10億4000万株)で取引を終えた。ウイグル人弾圧で制裁との報道を受け、中国の交渉団が滞在期間の短縮を検討していると伝わるなど、米中閣僚級協議への警戒感が高まった。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売りが先行で始まった日経平均だが、寄り付きの21359.84円が今日の安値となり、その後は下げ幅を縮め、大引け間際の21467.77円が高値となるなど、下落ながらも底堅さが意識されていた。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1070、値下り数982、変わらず101と、僅かであるが値上がり数が上回っている。セクターでは電力ガス、繊維、食料品、水産農林、建設、倉庫運輸が小じっかり。半面、鉱業、石油石炭、保険、証券、海運が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>、アドバンテスト<6857>、テルモ<4543>、KDDI<9433>、ソフトバンクG<9984>が軟調。一方で、花王<4452>、バンナムHD<7832>、東エレク<8035>が下支え。 日経平均は底堅さが意識された格好だが、出来高は薄く、ほぼ横ばいの中で、断続的なインデックス売買の影響といったところであろう。日経平均は25日線に上値を抑えられる半面、75日線が支持線として意識される格好である。25日線をクリアしてくるようだと、直近で空けていたマド埋めが意識される半面、75日線を割り込んでくるようだと、節目の21000円処が意識されてくるため、米中閣僚級協議の行方を見極めたいところであろう。 また、明日は安川電機<6506>の決算発表が予定されている。産業用ロボットでは世界トップクラスであり、ここ数年は中国の設備投資需要を取り込んで成長を拡大させてきた。安川電機の決算内容によっては、中国経済への警戒感が高まり、さらに中国の需要を取り込んできた日本の製造業に対する不透明感が強まりやすい。信用需給は売り長の状況であり、決算で悪材料出尽くしとなる展開となれば、センチメントを明るくさせそうである。 《CN》
関連銘柄 9件
4452 東証プライム
6,641
9/4 15:00
+80(1.22%)
時価総額 3,154,475百万円
トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
4543 東証プライム
2,673
9/4 15:00
-51.5(-1.89%)
時価総額 3,984,633百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
6506 東証プライム
4,617
9/4 15:00
-299(-6.08%)
時価総額 1,231,308百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
6857 東証プライム
6,129
9/4 15:00
-514(-7.74%)
時価総額 4,695,850百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
3,210
9/4 15:00
+96(3.08%)
時価総額 2,137,860百万円
バンダイ、ナムコの経営統合で2005年に誕生した持株会社。トイホビー事業、デジタル事業が主力。IP活用に強み。アミューズメント施設の運営等も。総還元性向は50%以上目標。トイホビー事業は堅調続く見通し。 記:2024/06/25
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
4,822
9/4 15:00
-158(-3.17%)
時価総額 11,110,756百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17