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前場に注目すべき3つのポイント~上値の重さが意識されやすい相場展開か

2019/7/22 8:35 FISCO
*08:35JST 前場に注目すべき3つのポイント~上値の重さが意識されやすい相場展開か 22日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:上値の重さが意識されやすい相場展開か ■前場の注目材料:エンプラス、1Q営業利益19.7%増、コンセンサス上回る ■アサヒ<2502>豪ビール最大手買収、世界戦略盤石に ■上値の重さが意識されやすい相場展開か 22日の日本株市場は、上値の重さが意識される相場展開になりそうだ。マイクロソフトの決算が好感されたほか、ボーイングは4%を超える上昇となったものの、米中協議を見極めたいとの思惑やイラン情勢を巡る地政学リスクへの懸念から下げに転じている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比115円安の21265円となり、売り先行からのスタートになりそうだ。円相場は1ドル107円70銭台で推移している。 米中高官が電話協議を実施したことが伝わり、米中協議進展への思惑が高まりやすいだろうが、イラン情勢に伴う地政学リスクへの高まりはリスク回避姿勢に向かわせやすく、より商いは膨らみづらい需給状況になりそうだ。米中決算が本格化することも様子見姿勢が強まる一因であり、不安定な相場展開が続きそうである。 先週の日経平均は、週後半値動きの荒い相場展開となった。400円を超える下落の翌日に下落部分を一気に吸収する展開である。ただし、下落局面において売買代金は辛うじて2兆円を超えた程度であり、自律反発局面では2兆円を下回る薄商いであり、短期的なシステム売買による影響と考えられる。出来高を伴ってのトレンド形成ではないため、先週末の切り返しに対しても楽観的とはなりづらいところである。 また、日経平均は週末にリバウンドを見せたとはいえ、これまで支持線として意識されていた25日線や75日線をいったん割り込んだことにより、今後は上値抵抗線として意識されやすい。シカゴ先物にサヤ寄せする格好となることにより、より上値抵抗意識が強まりやすいところである。 一方で、想定されていたことであるが、参院選の投開票が行われ、与党の自民、公明両党は改選過半数の63議席を上回った。自民が参院選公約に示した10月の消費税率10%への引き上げも信任を得たことで、キャッシュレス関連などへの物色が再燃する可能性がありそうだ。 その他、日米決算が本格化する。先週の安川電<6506>は結果的には決算でアク抜けといった流れを見せてきていることもあり、今週予定されている信越化<4063>、日本電産<6594>、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>なども、同様の動きをみせてくるかが注目されそうである。 ■エンプラス、1Q営業利益19.7%増、コンセンサス上回る エンプラス<6961>の第1四半期は、売上高が前年同期比3.3%増の82.86億円、営業利益が同19.7%増の8.52億円だった。コンセンサス(3.5億円)を上回っている。自動車用部品は、米国、中国における乗用車販売が伸び悩んだが、受注は底堅く推移。各種ICテスト用ソケット、バーンインソケットは、米国、中華圏における販売が好調に推移。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(21466.99、+420.75) ・米原油先物は上昇(55.63、+0.33) ・1ドル107円70-80銭 ・日銀のETF購入 ・日銀追加金融緩和への期待 ・株安局面での自社株買い ・米利下げ観測 ・日立建<6305>中古拡販、新ビジネスモデルで新興国を攻略 ・アサヒ<2502>豪ビール最大手買収、世界戦略盤石に ・富士電機<6504>5年間でM&Aに500億円、パワエレに重点配分 ・京セラ<6971>横浜の研究拠点稼働、オープンイノベ加速 ・日電硝<5214>赤外線用レンズ参入、材料工夫、透過性能向上 ・小野薬<4528>山口工場完成、来春めど操業 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・安倍首相会見(自民党) <海外> ・特になし 《SF》
関連銘柄 12件
5,350
9/4 15:00
+19(0.36%)
時価総額 8,137,404百万円
国内ビール大手のアサヒビール、アサヒ飲料、アサヒグループ食品などを傘下に収める持株会社。欧州、オセアニア、東南アジアでも事業展開。日本は主力ブランドに経営資源投下。オセアニアは商品ポートフォリオを強化。 記:2024/09/01
4063 東証プライム
5,832
9/4 15:00
-541(-8.49%)
時価総額 11,804,685百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4528 東証プライム
2,081.5
9/4 15:00
-12.5(-0.6%)
時価総額 1,077,020百万円
1717年創業の医薬品メーカー。抗悪性腫瘍剤「オプジーボ点滴静注」、慢性腎臓病治療剤「フォシーガ錠」などが主要製品。新薬開発に特化。配当性向40%目途。がん・免疫疾患、中枢神経疾患などが重点研究領域。 記:2024/08/26
5214 東証プライム
3,270
9/4 15:00
-156(-4.55%)
時価総額 325,440百万円
薄型パネルディスプレイ用ガラスや電子デバイス用ガラス、ガラスファイバ、建築用ガラス等を手掛ける。FPD用ガラス、自動車部品用ガラス繊維で高シェア。中期経営計画では26.12期売上高4000億円目指す。 記:2024/04/29
6305 東証プライム
3,457
9/4 15:00
-146(-4.05%)
時価総額 743,653百万円
総合建設機械メーカー。ミニショベルや油圧ショベル等のほか、リジッドダンプトラックなど鉱山現場向け製品も。純国産技術による機械式ショベルを国内で初めて開発。超大型油圧ショベルの拡販など米州事業の拡大図る。 記:2024/04/30
6504 東証プライム
8,182
9/4 15:00
-471(-5.44%)
時価総額 1,221,548百万円
大手総合電機。1923年創業。駆動制御機器や電源機器、計測機器、監視制御システム、半導体等を手掛ける。地熱発電設備、非鉄金属向け大容量変圧整流器等で世界トップシェア。新製品投入など成長戦略の推進図る。 記:2024/07/28
6506 東証プライム
4,617
9/4 15:00
-299(-6.08%)
時価総額 1,231,308百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
6594 東証プライム
5,878
9/4 15:00
-140(-2.33%)
時価総額 7,009,921百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6857 東証プライム
6,129
9/4 15:00
-514(-7.74%)
時価総額 4,695,850百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6961 東証プライム
6,400
9/4 15:00
-510(-7.38%)
時価総額 62,291百万円
各種ICテスト用ソケット、高精度ギヤの自動車用部品、光通信デバイス、遺伝子検査用製品等の製造・販売を行う。精密樹脂加工技術に強み。事業ポートフォリオの転換進める。テスト用ソケットの技術開発などに積極投資。 記:2024/09/02
6971 東証プライム
1,744
9/4 15:00
-64(-3.54%)
時価総額 2,634,267百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07