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*10:11JST 東京為替：ドル・円は一時110円29銭まで続落 6日午前の東京市場でドル・円は110円30銭台で推移。ドル・円は一時110円29銭まで続落。一部報道によると、中国は今週予定している米国との貿易協議の中止を検討しており、米中貿易協議の進展が危ぶまれていることから、リスク回避的なドル売りが広がっている。トランプ米大統領は、中国からの輸入品2000億ドル相当に対する関税率を現行の10％から25％へと引き上げる考えを示しており、市場関係者の間では「中国側はこの発言を問題視している」との見方が多いようだ。8日から開催される予定の米中協議が中止された場合、ドル・円だけでなく、ユーロ、豪ドルに対する円買いが強まる可能性があるとの見方が出ている。6日の中国本土株式も大幅安となる可能性がある。ここまでのドル・円は110円29銭から110円85銭で推移。 ・ユーロ・円は、123円37銭から124円10銭、ユーロ・ドルは、1.1169ドルから1.1200ドルで推移している。 ■今後のポイント ・米国の早期利下げ観測は後退 ・1-3月期米GDP成長率は前期比年率＋3.2％の伸び ・米国は対中輸入関税引き上げを示唆、米中貿易協議中止の可能性 ・NY原油先物（時間外取引）：高値61.45ドル　安値60.34ドル　直近値60.46ドル 《FA》