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後場に注目すべき3つのポイント~目先上げ一服で安川電決算など待つ

2019/4/9 12:43 FISCO
*12:43JST 後場に注目すべき3つのポイント~目先上げ一服で安川電決算など待つ 9日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は続落、目先上げ一服で安川電決算など待つ ・ドル・円は弱含み、日本株の失速で円買い基調に ・値下がり寄与トップは、日産化学工業<4021>、同2位はソフトバンクグループ<9984> ■日経平均は続落、目先上げ一服で安川電決算など待つ 日経平均は続落。39.46円安の21722.19円(出来高概算5億4000万株)で前場の取引を終えている。 週明け8日の米株式市場はNYダウが83ドル安と4日ぶりに反落する一方、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は続伸するなど高安まちまちだった。このところの株価上昇を受けて利益確定の売りが出たほか、旅客機事故の影響が懸念されるボーイングがNYダウを下押しした。こうした流れを引き継ぎ、東京市場でもやや売り優勢で日経平均は11円安からスタート。朝方は前日終値を挟んだもみ合いが続いたが、その後円相場の強含みとともに21698.42円(63.23円安)まで下落する場面があった。東証1部の値下がり銘柄は全体の8割弱となっている。 個別では、ソフトバンクG<9984>、キーエンス<6861>、ファーストリテ<9983>といった値がさ株が小安い。ニトリHD<9843>や高島屋<8233>は決算を受けて売られ、7&iHD<3382>など他の小売株も全般軟調。コスモス薬品<3349>は5%近い下落となった。また、リソー教育<4714>などが東証1部下落率上位に顔を出した。一方、ソニー<6758>が売買代金トップで6%超の上昇。米ヘッジファンドが改革要求のため同社株を取得したと報じられている。その他売買代金上位では任天堂<7974>、楽天<4755>、ファナック<6954>などが堅調。原油市況の上昇でJXTG<5020>などが買われ、前期純利益を上方修正した日揮<1963>は急伸。また、政府・日銀が紙幣刷新を発表し、オーイズミ<6428>や日金銭<6418>が東証1部上昇率上位に顔を出した。セクターでは、電気・ガス業、不動産業、小売業などが下落率上位。反面、石油・石炭製品、鉱業、電気機器など5業種が上昇した。 日経平均は前日、寄り付きで200日移動平均線の位置する21900円台を回復すると伸び悩んだ。米国株もNYダウが半年ぶりの高値を付けてから利益確定の売りが出てきており、日米ともに目先の上げ一服感が意識されやすいところだろう。今月下旬から本格化する企業の決算発表を前に、今週10日発表の2月機械受注や11日発表の安川電<6506>決算が注目されている。日経平均への影響が大きいファーストリテも11日に決算発表を予定する。これらの内容を見極めたいとの思惑が上値の追いにくさにつながっているとも考えられる。東証1部売買代金は2兆円を割り込む日が続き、本日も前引け時点でおよそ9200億円にとどまる。長期投資家を含む幅広い層の買いが入っている印象は乏しい。 一方、米中の景況感改善などを背景とした買いも続いており、本日はファナック<6954>などの設備投資関連株が堅調で日経平均を下支えする。ソニーなどの材料株や日金銭などのテーマ株が値を飛ばしているところを見ると、個人投資家の物色意欲もなお強いだろう。日経平均は5日移動平均線レベルで下げ渋り、ひとまず安川電の決算などを待つ格好となりそうだ。 ■ドル・円は弱含み、日本株の失速で円買い基調に 9日午前の東京市場でドル・円は弱含み。日本株や中国株の軟調地合いを背景に株安を嫌気した円買い基調に振れ、ドルは111円前半に値を下げた。 ドル・円は、日本株安でやや円買い方向に振れ、ドルは値を下げる展開に。また中国株や欧米株式先物も軟調地合いとなり、円買いを支援。一方、米10年債利回りは横ばい推移が続き、ドル買いは入りづらい地合いとなった。 ランチタイムの日経平均先物はマイナス圏で推移しており、目先の日本株安継続を見込んだ円買いに振れやすい。明日開催の欧州中銀(ECB)理事会や米消費者物価指数(CPI)の発表など重要イベントを前に、午後は様子見ムードが広がりやすい。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円28銭から111円58銭、ユーロ・円は125円35銭から125円62銭、ユーロ・ドルは1.1255ドルから1.1267ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・高見沢サイバネティックス<6424>、ユビテック<6662>など、10銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップは、日産化学工業<4021>、同2位はソフトバンクグループ<9984> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・茂木経済再生相 「来週渡米し、日米貿易交渉の初会合を予定」 <国内> 特になし <海外> ・14:45 スイス・3月失業率(予想:2.5%、2月:2.7%) 《HH》
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1963 東証プライム
1,250
9/4 15:00
-66(-5.02%)
時価総額 324,263百万円
日揮、日揮グローバルなどを傘下に収める持株会社。独立系。総合エンジニアリング業界で国内トップ。LNGプラント建設に強み。機能材製造事業も展開。配当性向30%目途。機能材製造事業では機能性塗料材の拡販図る。 記:2024/08/05
3349 東証プライム
7,194
9/4 15:00
-70(-0.96%)
時価総額 575,534百万円
九州地盤のドラッグストア大手。小商圏型メガドラッグストアを展開。ローコスト経営で実現の価格競争力に強み。店舗数は1450店舗超。新規出店は自社競合を厭わず。新商勢圏の関東や中部、関西への出店拡大を図る。 記:2024/06/03
2,189
9/4 15:00
-20(-0.91%)
時価総額 5,821,265百万円
国内流通グループ最大手。セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、セブン銀行等を傘下に収める。海外コンビニ事業の売上構成比率が高い。株主優待制度を導入。26.2期EBITDA1.1兆円以上目指す。 記:2024/05/08
4021 東証プライム
4,940
9/4 15:00
-110(-2.18%)
時価総額 698,022百万円
1887年創業の化学メーカー。機能性材料、農業化学品が柱。ディスプレイ材料「サンエバー」で世界トップシェア。半導体材料「ARC」はアジアシェア高い。総還元性向75%目標。事業領域の深掘りなどに注力。 記:2024/08/26
4714 東証プライム
244
9/4 15:00
-6(-2.4%)
時価総額 38,115百万円
首都圏中心に個別学習塾「TOMAS」を展開。家庭教師派遣教育の「名門会」、幼児教育の「伸芽会」等も。TOB成立でヒューリック傘下に。リソー教育オンラインストアを開設。27.2期売上高382億円目標。 記:2024/06/09
4755 東証プライム
1,002
9/4 15:00
-65.5(-6.14%)
時価総額 2,065,132百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
5020 東証プライム
763.2
9/4 15:00
-39.1(-4.87%)
時価総額 2,465,352百万円
大手エネルギーグループ会社。石油元売りトップ。サービスステーションの運営や石油・ガス開発、金属資源開発、製錬を行う。今期3Q累計は原油価格や金属価格の下落が影響も、在庫影響を除き営業増益となった。 記:2024/04/16
6418 東証プライム
939
9/4 15:00
-43(-4.38%)
時価総額 27,863百万円
貨幣処理機器や金融関連機器、遊技場向関連機器の製造・販売等を行う。紙幣識別機ユニットが主力製品。北米筆頭にゲーミング市場で高シェア。ゲーミング市場ではカジノホールの省力化など取扱製品の多様化図る。 記:2024/06/29
6424 東証スタンダード
1,073
9/4 15:00
-82(-7.1%)
時価総額 4,855百万円
駅務システム機器メーカー。券売機やホームドア、自動機向け貨幣処理装置、セキュリティゲートシステムなどを展開。自動券売機など出改札機器は売上増。24.3期3Q累計は黒字転換。通期業績予想を上方修正。 記:2024/04/09
6428 東証スタンダード
357
9/4 15:00
-20(-5.31%)
時価総額 8,032百万円
遊技機の製造・販売等を行うアミューズメント事業、食品・EC事業が柱。不動産事業、太陽光発電による売電を行う電気事業も。食品・ECが成長領域。パチンコ新機種「PドリームクルーンULTIMATE」を発売。 記:2024/05/03
6506 東証プライム
4,617
9/4 15:00
-299(-6.08%)
時価総額 1,231,308百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
6662 東証スタンダード
228
9/4 15:00
±0(0%)
時価総額 3,373百万円
安全見守りサービス「Work Mate」、安全運転支援サービス「D-Drive」等のIoT事業が主力。開発受託事業、製造受託事業も展開。「Work Mate」や「D-Drive」の導入実績は順調増。 記:2024/06/29
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6861 東証プライム
67,650
9/4 15:00
-2,220(-3.18%)
時価総額 16,453,021百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8233 東証プライム
1,095.5
9/4 15:00
-38(-3.35%)
時価総額 358,946百万円
大手百貨店。日本橋、新宿、大阪、京都などに大型店を有す。海外はシンガポール、ベトナム、タイなどで店舗展開。商業開発業や建装業、金融業等も。27.2期営業利益575億円目標。人的資本への投資を加速。 記:2024/05/06
9843 東証プライム
22,000
9/4 15:00
+550(2.56%)
時価総額 2,517,746百万円
家具・インテリア国内最大手。企画、原材料調達、製造、物流、販売の一貫体制を構築。アイテム数は約1万点。8割超が自社開発商品。島忠を傘下に収める。Nポルダなどは売上順調。26.3期買上客数2億人以上目標。 記:2024/06/13
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17