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後場に注目すべき3つのポイント~経済指標改善や米中合意期待が支え

2019/4/3 12:48 FISCO
*12:48JST 後場に注目すべき3つのポイント~経済指標改善や米中合意期待が支え 3日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反発、経済指標改善や米中合意期待が支え ・ドル・円は小じっかり、中国経済の回復期待で円売り主導 ・値上がり寄与トップは、ファーストリテ<9983>、同2位はファナック<6954> ■日経平均は反発、経済指標改善や米中合意期待が支え 日経平均は反発。164.47円高の21669.78円(出来高概算6億1000万株)で前場の取引を終えている。 2日の米株式市場でNYダウは79ドル安と4日ぶりに反落。前日におよそ半年ぶりの高値を付けただけに利益確定売り優勢となった。翌日からの米中貿易協議の内容を見極めたいなどとの思惑から上値が重い一方、2月耐久財受注の予想上振れから経済減速懸念が一段と後退し、下値も堅かった。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は4日続伸。為替相場は1ドル=111円台前半でのもみ合いが続いており、本日の日経平均は58円高と小高くスタートすると、朝方にはマイナスへ転じる場面もあった。しかし、米中協議で合意が近づいているとの一部報道を受けて投資家心理が上向き、日経平均は一時21697.87円(192.56円高)まで上昇した。東証1部の値上がり銘柄は全体の6割弱となっている。 個別では、ファーストリテ<9983>が5%近い上昇となり、1銘柄で日経平均を約90円押し上げた。3月の国内「ユニクロ」既存店売上高が2カ月連続のプラスとなったことが好感された。アダストリア<2685>も月次売上高の好調を受けて買いを集めた。東エレク<8035>、SUMCO<3436>、信越化<4063>といった半導体関連株やファナック<6954>などの設備投資関連株は連日で大きく上昇。その他売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、キーエンス<6861>などがしっかり。中小型株ではKLab<3656>などが活況を見せ、東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、ZOZO<3092>や第一三共<4568>は2%超の下落。金融機関による株式売出しが発表されたAGC<5201>や決算発表のキユーピー<2809>も軟調だった。また、クボテック<7709>などが東証1部下落率上位に顔を出した。セクターでは、海運業、非鉄金属、証券などが上昇率上位。反面、水産・農林業、食料品、医薬品などが下落率上位だった。引き続き景気敏感株が買われ、内需・ディフェンシブ株は売られた。 中国メディアの財新などが3日発表した中国の3月非製造業購買担当者景気指数(PMI)も前月比3.3pt上昇し、米中で経済指標の改善が続いている。世界経済の減速懸念が一段と和らぎ、株式相場の支えとなっているようだ。米中通商協議で最終合意が近付いているとの観測報道も追い風だ。日経平均の日足チャートを見ると、前日は朝高後伸び悩み陰線を引いたが、25日移動平均線水準からリバウンドした格好となっている。アジア市場を見渡しても総じて底堅く推移している。 後場の日経平均もこうした流れから堅調に推移することが見込まれる。しかし、今晩の米国では米中協議に加え民間雇用サービス会社ADPによる3月全米雇用リポートの発表が予定されており、このところのもち合いレンジ上限となっている21700円近辺では売りが出やすいだろう。 ■ドル・円は小じっかり、中国経済の回復期待で円売り主導 3日午前の東京市場でドル・円は小じっかり。中国経済の回復期待を背景に円全面安の展開となり、ドルは111円半ばに浮揚した。 ドル・円は、朝方から材料難のなか111円30銭付近でほぼ横ばいとなっていたが、豪経済指標が予想外に強く、円売り先行。また、本日再開の米中通商協議で最終合意に楽観的な見方が広がり、円は一段安の展開に。 さらに、中国の財新サービス部門PMIが予想を上振れ、中国経済回復への観測から円全面安となった。ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いで、目先の日本株高継続を見込んだ円売りの基調に変わりはない。 ただ、円以外の主要通貨がドルに対して買いが入りやすい影響で、ドル・円の伸びは小幅にとどまっているようだ。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円21銭から111円53銭、ユーロ・円は124円61銭から125円19銭、ユーロ・ドルは1.1202ドルから1.1226ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・FUJIジャパン<1449>がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップは、ファーストリテ<9983>、同2位はファナック<6954> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・関係筋 「米中は通商協議で最終合意に近づいている」 【経済指標】 ・豪・2月貿易収支;+48.01億豪ドル(予想:+37.00億豪ドル、1月:+43.51億豪ドル←+45.49億豪ドル) ・豪・2月小売売上高:前月比+0.8%(予想:+0.3%、1月:+0.1%) ・中・3月財新サービス業PMI;54.4(予想:52.3、2月:51.1) <国内> 特になし <海外> ・米中閣僚級通商協議(ワシントン) 《HH》
関連銘柄 16件
286
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北海道地盤の外壁専門メーカー。外壁材の開発から製造、販売、施工まで行う。住宅関連機器の販売・施工等も。施工実績は6000棟超。自社生産製品等の販売強化で新規顧客の獲得図る。法人向け材料販売の強化に注力。 記:2024/08/09
2685 東証プライム
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3092 東証プライム
4,619
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時価総額 1,439,484百万円
国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営。LINEヤフー傘下。ファッションメディア「WEAR」の運営等も。配当性向70%目安。ZOZOTOWN事業では取扱アイテム、ブランドの拡充図る。 記:2024/06/09
3436 東証プライム
1,516
9/4 15:00
-122(-7.45%)
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3656 東証プライム
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4063 東証プライム
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9/4 15:00
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4568 東証プライム
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大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
5201 東証プライム
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6861 東証プライム
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-2,220(-3.18%)
時価総額 16,453,021百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
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7709 東証スタンダード
201
9/4 15:00
-6(-2.9%)
時価総額 2,780百万円
画像処理外観検査装置を製造・販売。CAD/CAMソフトやネットワーク機器、高画像映像伝送システム等も。米国でも事業展開。画像処理外観検査装置、米国において3Dソリューションシステム製品の拡販を図る。 記:2024/04/30
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17